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自律反発狙いの買いから反発も戻りは鈍い【クロージング】

2022/9/15 16:05 FISCO
*16:05JST 自律反発狙いの買いから反発も戻りは鈍い【クロージング】 15日の日経平均は小幅に反発。57.29円高の27875.91円(出来高概算8億9000万株)で取引を終えた。前日の急落の反動から自律反発を狙った買いが先行して始まり、日経平均は一時27946.20円まで上げ幅を広げた。また、前日の米国市場で主要株価指数が反発したことや時間外取引での米株先物もしっかりで推移していることで投資マインドをやや改善させたようだ。 その他、「政府は10月をめどに新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、感染拡大前の状況に近づける」と伝わったことで、インバウンド(訪日外国人旅行者)の回復への期待感も支援要因になった。しかし、3連休を控えているうえ、20日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの見方も多く、積極的に買い上がる雰囲気にはならず、こう着感の強い相場展開のなか、出来高は7営業日ぶりに9億株をり込むなど薄商いだった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が960と、全体の約過半数を占めた。セクター別では、空運、不動産、陸運、鉱業、その他製品など19業種が上昇。一方、鉄鋼、精密機器、非鉄金属、倉庫運輸、パルプ紙など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、任天堂<7974>がしっかりだった半面、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、アドバンテス<6857>、電通グループ<4324>、日東電工<6988>が軟化した。 前日の米国市場は、消費者物価指数(CPI)ショックの反動や同日発表の卸売物価指数(PPI)が前年同月比8.7%上昇となり、市場予想(8.8%上昇)をわずかに下回ったことが支えとなり、主要株価指数は小幅に反発した。これを受け、東京市場も買い戻しの動きが先行。主力株中心に値を上げる銘柄が増加した。また、経済活動の正常化期待からJAL<9201>、ANA<9202>がともに年初来高値を更新するなど、旅行関連株にも引き続き投資資金がシフトした。このほか、新作ゲームソフトへの期待感から任天堂が堅調。 日経平均はひとまず反発したとはいえ、前日の下げの反動としては戻りが鈍い。20日からのFOMCの結果が気がかりで積極的に売り買いを一方向に傾けづらい格好となっている。また、米国では15日、9月のニューヨーク連銀製造業景気指数、9月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数、8月小売売上高などの経済指標が発表される予定で、これまでの利上げの影響によりネガティブな影響が出ているのかどうか確認したいとの声が多い。このため、目先は個別材料株物色で幕間つなぎの動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
4324 東証プライム
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時価総額 1,216,802百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
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時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4911 東証プライム
4,196
4/26 15:00
-21(%)
時価総額 1,678,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6988 東証プライム
14,255
4/26 15:00
+335(%)
時価総額 2,134,800百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7733 東証プライム
2,174.5
4/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 2,796,172百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7974 東証プライム
7,649
4/26 15:00
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時価総額 9,933,680百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9201 東証プライム
2,841
4/26 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,241,926百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9202 東証プライム
3,060
4/26 15:00
+28(%)
時価総額 1,481,940百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10