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前場に注目すべき3つのポイント~アップル関連やゲーム関連の一角に注目~

2022/9/8 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~アップル関連やゲーム関連の一角に注目~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:アップル関連やゲーム関連の一角に注目 ■楽天地、2Q営業利益 5.37億円、(前年同期は1.97億円) ■前場の注目材料:テイカ、球状シリカ生産力6倍、10億円投資、化粧品用マイクロプラビーズ代替 ■アップル関連やゲーム関連の一角に注目 8日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが435ドル高だった。NY原油先物が1月以来の安値を更新したほか、長期金利の低下を受け、物価を巡る警戒感の緩和に伴い買戻しの動きが強まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長が過剰な利上げリスクに言及したほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)は7月以降の経済活動が横ばいと下方修正され、物価上昇ペースも鈍化が報告されたため、金利がさらに低下し相場を押し上げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の27710円。円相場は1ドル143円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の動きから始まりそうである。ただし、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げ確率が上昇していることから、金融引き締めへの警戒は変わらず。また、欧州中央銀行(ECB)理事会では0.75%の利上げ案も浮上しているなか、模様眺めムードも次第に強まってくるだろう。 もっとも、日経平均は昨日の調整で75日線を下回り、200日線水準まで下げてきた。ボリンジャーバンドの-2σまでの調整を見せてきたため、いったんは売られ過ぎが意識される水準まで下げたことになり、買い戻しの動きが入りやすいところである。米国市場についてもNYダウ、S&P500、ナスダックともにボリンジャーバンドの-2σまでの調整を見せていたことから、売られ過ぎによる買い戻しと見られる。そのため、下値の堅さは意識されやすく、押し目待ちの買いも入りやすいところだろう。 ただし、先物市場では週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ限月交代に伴うロールオーバーの商いが中心であり、積極的にリスクを取りに行く動きは限られる。VIX指数は25.00を下回ったことからショートは仕掛けにくくなったものの、短期的なリバウンド狙いも限られるため、戻りの鈍さが意識される局面においては、資金の逃げ足の速さに注意しておきたいところだ。 物色については、米国市場の上昇の流れを受けて指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均をけん引する格好になりそうだ。そのため、買い一巡後の東エレク<8035>などの動きを横目で睨みながらの展開。また、アップルの新製品発表会を受けて、アップル関連の一角などへも短期資金が向かいそうだ。そのほか、来週には東京ゲームショウが開催されることから、ゲーム関連の一角などへの押し目買いの動きが意識されよう。 ■楽天地、2Q営業利益 5.37億円、(前年同期は1.97億円) 楽天地<8842>が発表した2Q業績は、売上高が44.40億円、営業利益は5.37億円(前年同期は1.97億万円)だった。不動産賃貸関連事業の売上高は29.07億円(同28.53億円)、セグメント利益は11.10億円(同9.71億円)とそれぞれ前年同期を上回った。娯楽サービス関連事業の売上高は13.57億円(同8.96億円)、セグメント利益は5900万円(同セグメント損失1.05億円)と改善した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31581.28、+435.98) ・ナスダック総合指数は上昇(11791.90、+246.99) ・シカゴ日経先物は上昇(27710、大阪比+250) ・SOX指数は上昇(2611.50、+40.03) ・VIX指数は低下(24.64、-2.27) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・テイカ<4027>球状シリカ生産力6倍、10億円投資、化粧品用マイクロプラビーズ代替 ・日産自<7201>ビークルエナジー買収、車載電池を安定調達 ・ホンダ<7267>中国にEV電池調達新会社、今月末設立 ・日本製鋼所<5631>ポーランドに射出成形機の新工場、来年度300台出荷 ・日野自<7205>わずか1週間で撤回、生産再開時期見通し ・NEC<6701>小量サンプル映像から類似行動検出、PaaS型映像分析サービス ・日立<6501>駅業務向け移動制約者案内支援、クラウド提供開始 ・三菱電機<6503>特許公開を加速、技術紹介、協業先を探索 ・アルプスアル<6770>腐食しにくい圧力センサー量産、ガスメーター向け ・ダイセル<4202>米に動物実験用投与デバイス投入、来年度、大学・製薬に拡販 ・昭和電工<4004>8インチSiCエピウエハーをサンプル出荷、パワー半導体向け ・テルモ<4543>ニュートリーに栄養食品・関連製品資産を売却 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期GDP2次速報(前期比年率予想:+2.9%、1次速報:+2.2%) ・08:50 7月経常収支(予想:+7590億円、6月:-1324億円) <海外> ・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+146.5億豪ドル、6月:+176.7億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 14件
3,426
4/30 15:00
+44(%)
時価総額 633,471百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4027 東証プライム
1,496
4/30 15:00
+27(%)
時価総額 38,468百万円
酸化チタン最大手の化学工業製品メーカー。界面活性剤、機能性微粒子製品、圧電材料等も手掛ける。硫酸関連技術に定評。国内化粧品向け微粒子酸化チタンは販売が回復。24.3期3Q累計は機能性材料事業が増収。 記:2024/03/04
4202 東証プライム
1,471
4/30 15:00
+23.5(%)
時価総額 445,629百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4543 東証プライム
2,693.5
4/30 15:00
+83(%)
時価総額 4,015,192百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5631 東証プライム
3,850
4/30 15:00
+83(%)
時価総額 286,394百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6501 東証プライム
14,620
4/30 15:00
+1,145(%)
時価総額 14,160,523百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6503 東証プライム
2,773
4/30 15:00
+380(%)
時価総額 5,954,191百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6701 東証プライム
11,500
4/30 15:00
+555(%)
時価総額 3,137,775百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6770 東証プライム
1,428
4/30 15:00
+49(%)
時価総額 313,133百万円
電子部品のアルプスとカーナビのアルパインが経営統合して発足。センサ・コミュニケーション事業を成長領域に位置付け。モジュール・システム事業は増収。インフォテインメントの新製品等が貢献。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/10
7201 東証プライム
581.7
4/30 15:00
+32.7(%)
時価総額 2,455,190百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7205 東証プライム
460.7
4/30 15:00
+8.4(%)
時価総額 264,709百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7267 東証プライム
1,812
4/30 15:00
+61.5(%)
時価総額 9,846,924百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8035 東証プライム
35,120
4/30 15:00
+890(%)
時価総額 16,563,751百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8842 東証プライム
6,710
4/1 15:00
±0(%)
時価総額 43,689百万円
阪急阪神東宝グループの不動産会社。錦糸町や浅草で映画館、温浴施設、フットサル施設、飲食店などを展開。娯楽サービス関連事業は収益伸長。24.1期3Qは2桁営業増益。東宝のTOBは成立、同社株は上場廃止予定。 記:2024/02/03