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前場に注目すべき3つのポイント~相対的に出遅れている銘柄への押し目を狙いたいところ~

2022/8/15 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~相対的に出遅れている銘柄への押し目を狙いたいところ~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:相対的に出遅れている銘柄への押し目を狙いたいところ ■シチズン、1Q営業利益 32.0%増 55.87億円 ■前場の注目材料:王子HD、「共通文庫用紙」、採用拡大、コミックスに波及・共用の動き ■相対的に出遅れている銘柄への押し目を狙いたいところ 15日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場ではNYダウが424ドル高だった。7月の米輸入物価指数が予想以上に低下するなど、インフレ減速を期待した買いが先行した。また、8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値も予想以上に改善し、経済への悲観的見方が後退したため終日堅調に推移。長期金利の低下でハイテクも買われたほか、インフレ抑制法案の成立期待も相場を支援し引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比170円高の28710円。円相場は1ドル133円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は先週末の上昇で6月の戻り高値を突破し、節目の28500円を上回ってきた。700円を超える大幅上昇の反動も意識されやすいところであり、買い一巡後はこう着感が強まりやすいところであろう。ただし、6月の急落局面でポジションを解消したファンドなどは6月戻り高値を完全に埋めてきたことから、ポジションを従来の水準に戻す動きに迫られるだろう。シカゴ先物は28700円を超えてきており、一段の上昇によって買い直す動きが一段と強まりやすい。 決算発表が一巡したことから、改めて業績面を見直す動きも意識されてくると考えられ、過度な反応から大きく売られた銘柄などへは修正リバウンドの動きも想定されよう。また、日経平均がこう着感を強めたとしても、センチメントが改善するなかで相対的に出遅れている銘柄への見直す動きは強まりやすいと考えられ、減速懸念から低迷していたハイテク株などのリバウンドも期待されやすいと見られる。 米国では先週、エヌビディアやマイクロン・テクノロジーの下方修正が嫌気されたが、週末の上昇でエヌビディアは直近の下落部分を埋めてきたほか、マイクロン・テクノロジーは戻り高値を超えてきており、ハイテク株への支援材料になるだろう。VIX指数は4月上旬以来の水準まで低下しているためリスク選好の動きは継続するなか、相対的に出遅れている銘柄への押し目を狙いたいところである。 ■シチズン、1Q営業利益 32.0%増 55.87億円 シチズン<7762>2023年3月期1Q業績は、売上高が前年同期比8.5%増の713.58億円、営業利益は同32%増の55.87億円だった。時計事業や工作機械事業を中心に伸長し、増収増益となった。コンセンサス(45億円程度)を上回る。23年3月期見通しについては、経常利益と純利益を上方修正。為替差益の発生が収益を押し上げる。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28546.98、+727.65) ・NYダウは上昇(33761.05、+424.38) ・ナスダック総合指数は上昇(13047.19、+267.27) ・シカゴ日経先物は上昇(28710、大阪比+170) ・1ドル=133.50-60円 ・SOX指数は上昇(3067.84、+89.15) ・VIX指数は低下(19.53、-0.67) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・王子HD<3861>「共通文庫用紙」、採用拡大、コミックスに波及・共用の動き ・三井物産<8031>豪原料炭会社株を売却、共同保有相手に500億円 ・クレディセゾン<8253>ブロードマインドに出資、会員サービス拡充 ・日立造船<7004>JAXAと宇宙で全固体電池の充放電成功 ・日本板硝子<5202>マレーシアに太陽電池パネル用ガラス生産設備導入 ・花王<4452>スペインで合成香料増産、欧州需要増に対応 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4-6月期GDP1次速報(前期比年率予想:+2.6%、1-3月期:-0.5%) <海外> ・11:00 中・7月鉱工業生産(前年比予想:+4.3%、6月:+3.9%) ・11:00 中・7月小売売上高(前年比予想:+4.9%、6月:+3.1%) 《ST》
関連銘柄 7件
3861 東証プライム
635
4/25 15:00
-5.4(%)
時価総額 644,133百万円
製紙メーカー最大手の一角。段ボールや包装材 家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材、特殊紙やフィルム等の機能材、新聞紙、情報用紙を提供する。今期3Q累計の国内は価格改定が寄与も、海外のパルプ市況が影響した。 記:2024/02/10
4452 東証プライム
6,407
4/25 15:00
+10(%)
時価総額 3,043,325百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
5202 東証プライム
514
4/25 15:00
-5(%)
時価総額 46,846百万円
大手ガラスメーカー。建築用、自動車用板ガラスを展開。小型ディスプレイ用超薄板ガラス、プリンター向けレンズ、太陽光パネル用ガラス、バッテリーセパレータなど高機能ガラスに定評。業容好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/10
7004 東証プライム
1,197
4/25 15:00
-58(%)
時価総額 203,747百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7762 東証プライム
1,021
4/25 15:00
-17(%)
時価総額 251,166百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。インバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。固定費削減等により、デバイス事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
8031 東証プライム
7,382
4/25 15:00
-163(%)
時価総額 11,755,591百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8253 東証プライム
2,818
4/25 15:00
-110.5(%)
時価総額 522,584百万円
流通系で国内最大のクレジットカード会社。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。セゾンの資産形成ローンは貸出残高が増加。エンタテインメント事業はチケット販売が堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/08