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前場に注目すべき3つのポイント~28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い~

2022/8/4 8:52 FISCO
*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い ■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円 ■前場の注目材料:今仙電機製作所、間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新 ■28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い 4日の日本株市場は、買い先行で始まるものの、日経平均の28000円水準での強弱感が対立しやすいだろう。3日の米国市場ではNYダウが416ドル高だった。セントルイス連銀のブラード総裁がインタビューで、国内経済は景気後退ではないとしたため、買い戻しの動きが先行した。また、7月のISM非製造業景況指数が予想外に改善し、4月来の高水準となったことも景気への懸念を和らげる格好となった。長期金利が低下したことから、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズなど大型テック株が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の27975円。円相場は1ドル133円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。ただし、日経平均の28000円水準は足元で上値抵抗線として意識されていることもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まるといった見方がコンセンサスであろう。もっとも、米国ではハイテク株を買い直す動きが継続しており、ナスダックは6月の戻り高値水準を明確に上放れてきている。指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する動きが一段と強まる可能性はありそうだ。 また、ペロシ米下院議長が台湾訪問をきっかけに、直近で27500円水準まで下落する場面も見られたが、台湾訪問を終えたことから米中間の地政学リスクに対する過度な警戒感は後退しているだろう。その後の底堅さから押し目待ちの買い意欲は強いと見られ、28000円水準を上放れてくるようだと、持ち高を減らしていたファンドによる買いの動きが強まることも想定される。そのため、押し目待ちの買い方についても、下値を切り上げてくる可能性はありそうだ。 そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目買いのスタンスとなろう。また、NT倍率は先物中心限月で一時14.40倍まで上昇してきた。6月高値の14.42倍に迫ってきており、日経平均型優位の展開が強まりやすいだろう。その他、トヨタ<7203>の決算を控え、決算後にアク抜け的な動きを見せてくるようだと、輸出関連などへの物色に向かわせそうである。中小型株については、マザーズ指数が725ポイント辺りで上値を抑えられているものの、切り上がる5日線に沿ったリバウンドを継続している。ナスダックの強い動きを支援材料にリバウンド狙いの動きが期待される。 ■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円 昭電工<4004>は2022年12月期業績予想の修正を発表。売上高は1兆3500億円から1兆5000億円、経常利益を790億円から850億円に上方修正した。半導体・電子材料セグメントが好調に推移。売上高は数量減少等があったものの円安や値上げ等により、期初予想を上回る。経常利益は、急速な円安進行により外貨建て資産の評価益が発生し、金融収支も改善した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27741.90、+147.17) ・NYダウは上昇(32812.50、+416.33) ・ナスダック総合指数は上昇(12668.16、+319.40) ・シカゴ日経先物は上昇(27975、大阪比+265) ・1ドル=133.80-90円 ・SOX指数は上昇(3053.46、+78.72) ・VIX指数は低下(21.95、-1.98) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・今仙電機製作所<7266>間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新 ・ブリヂストン<5108>防振ゴム事業譲渡を延期、規制当局の承認未完了 ・ローランドDG<6789>タイ工場増強、歯科用デンタル加工機など拡販 ・IIJ<3774>データセンターに蓄電池導入、夜間電力でピークカット ・新光電工<6967>半導体パッケージ増産、280億円投じ新潟に新棟 ・キヤノン<7751>今月末から複合機など挽回生産、部品不足解消めど ・任天堂<7974>CGアニメ会社のダイナモピクチャーズ買収 ・阪和興業<8078>インドネシアでニッケル化合物製造、リチウム電池向け ・住友鉱<5713>住鉱テックをミツミ電機に売却 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+140.00億豪ドル、5月:+159.65億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 11件
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時価総額 503,405百万円
インターネットサービス会社。インターネット接続やWAN、モバイルサービス等を提供。ネットワーク構築やセキュリティサービスも強い。今期3Q累計はセキュリティやアウトソーシング等のサービスが堅調に推移した。 記:2024/02/10
3,382
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時価総額 625,335百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
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時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5713 東証プライム
5,272
4/26 15:00
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時価総額 1,533,171百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
5,490
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+160(%)
時価総額 69,481百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
6967 東証プライム
5,590
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時価総額 755,611百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
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時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7266 東証スタンダード
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時価総額 14,062百万円
自動車部品メーカー。ホンダ向けが主力。シート機構部品のアジャスターを中心に、ランプやホーンなどの電装製品も展開。資産効率向上と財務体質強化に向け、政策保有株式の売却を推進。材料高騰の影響で3Q累計は一服。 記:2024/02/09
7751 東証プライム
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時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7974 東証プライム
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時価総額 9,933,680百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8078 東証プライム
5,910
4/26 15:00
+80(%)
時価総額 250,188百万円
鉄鋼を中心に幅広い商材を扱う独立系商社。24.3期3Q累計は値上げ効果で食品の採算が改善。だが海外子会社を中心に鉄鋼製品の利幅が縮小。非鉄金属や石油製品の需要も冴えず。DOE2.5%下限に配当実施の方針。 記:2024/02/14