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注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイキン工、ケーズHD、イリソ電子など

2022/8/3 11:59 FISCO
*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ダイキン工、ケーズHD、イリソ電子など AGC<5201>:4645円(-165円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は1153億円で前年同期比21.1%増益、7月12日に上方修正した水準での着地となる。化学品事業の好調がけん引役に。一方、その時点で未修正だった通期予想は今回、2100億円から2300億円、前期比11.6%増に上方修正している。ただ、上期の上振れ分のみを反映した修正でサプライズは乏しい状況、目先の出尽くし感が優勢となる形のようだ。 ダイキン工<6367>:24100円(+1100円) 大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1079億円で前年同期比1.3%減となったが、上海ロックダウンの影響を加味すると、想定以上に底堅い推移との評価が先行しているようだ。各地域でシェアが上昇する形になっている。通期予想は従来の3400億円から3500億円、前期比10.6%増に上方修正しているが、二次値上げの浸透期待などもあるなかでは保守的と捉えられている。 ケーズHD<8282>:1222円(-126円) 急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は69億円で前年同期比39.7%減益となり、100億円程度の市場予想を大きく下回っている。五輪需要の反動、エアコン販売の期ずれ、リベート縮小による粗利益率の悪化などが想定比下振れ要因に。会社側では通期計画の430億円、前期比3.0%増を据え置いているが、より下振れ懸念などは強まる状況になっている。 NOK<7240>:1101円(-93円) 急落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は13.9億円の赤字で前年同期比82.8億円の損益悪化となり、上半期計画は従来の115億円から43億円に、通期では295億円から223億円、前期比28.8%減に下方修正している。自動車生産台数の下振れに伴い、シール事業、電子部品事業ともに自動車業界向けの販売が減少のもよう。想定以上の収益悪化を受けてネガティブな反応が先行する形に。 イリソ電子<6908>:3820円(+700円) 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は14億円で前年同期比10.6%増となり、市場予想を5億円程度上回る着地となっている。成長期待の高いパワートレイン向けが大幅増収、為替の円安効果も大きく寄与した。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価も3000円から3500円に引き上げている。業績上振れ余地は大きく、最悪期は脱出としている。 スパイダープラス<4192>:612円(+34円) 急反発。リコー<7752>との協業を発表。リコーの「RICOH360」プラットフォーム事業と同社の建設DXサービス「SPIDERPLUS」事業との協業を開始するという。同社が培ってきた建設DXにおける課題解決力と、リコーグループの360°カメラに関する技術・ノウハウを掛け合わせることで、建設現場のDXを加速化する。2024年4月より改正働き方改革関連法が施行され、残業時間の上限に罰則規定が設けられるなど、業界の生産性改善が急務となるなか、業界での課題解決に取り組む方針。 タスキ<2987>:1039円(+139円) 急騰。22年9月期第3四半期(21年10月-22年6月)決算を発表した。営業利益は前年同期比80.6%増の11.25億円。積極的な販売活動で29件の引渡しを行い、売上高は同66.0%増加し、第3四半期として過去最高となった。また、クラウドファンディング事業では、「TASUKI X-Techファンド#1」で5000万円を募集し、募集開始約12分で満額申し込みを達成するなど、注目度を高めている。22年9月期営業利益は前期比25.5%増の15.70億円予想。 スタメン<4019>:485円(+10円) 一時急伸。自社で開発・提供する、従業員エンゲージメントを高めるITサービス「TUNAG(ツナグ)」の利用企業数が、2022年8月に500社を突破したことを発表。コロナ禍をきっかけにリモートワークが広まり、企業と従業員の結びつきを示す「従業員エンゲージメント」のニーズが高まっている。矢野経済研究所が21年7月に公表した調査によると、関連市場規模は19年時点の約30億円から23年には約2倍以上の65億円になるという。人的資本経営への注目度が高まるなか、同社は今後もサービス機能の改善・追加を行っていく方針。 《NH》
関連銘柄 9件
2987 東証グロース
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時価総額 19,704百万円
不動産サービス会社。東京23区で新築投資用IoTマンションを開発。不動産投資型クラウドファンディングや中小企業向け不動産融資サービスも手掛け、仕入情報管理のDX支援も展開。リファイニング好調で1Qは増収。 記:2024/02/06
4019 東証グロース
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4/19 12:30
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時価総額 5,507百万円
従業員エンゲージメント向上クラウド「TUNAG」を運営。オンラインサロン「FANTS」等も。TUNAGの利用企業数は767社と堅調増。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は2桁増収を見込む。 記:2024/03/31
4192 東証グロース
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ICTサービス会社。大規模建築現場向け施工管理SaaSの提供で、建設会社や設備工事会社のDX化をサポート。SPIDERPLUSは契約社数が増加。23.12期通期は2桁増収。24.12期も2桁増収計画。 記:2024/02/25
5201 東証プライム
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時価総額 1,283,904百万円
ガラスメーカー最大手。建築や自動車、ディスプレイ等向けに加え、電子部材や化学品、医農薬中間体・原体も提供する。建築ガラスで高シェア。今期3Q累計は自動車用ガラスが堅調も、塩ビやライフサイエンスが足踏み。 記:2024/01/07
6367 東証プライム
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4/19 12:34
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時価総額 5,638,048百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6908 東証プライム
2,789
4/19 12:34
-62(%)
時価総額 68,565百万円
大手コネクタメーカー。自動車向けを主力に、情報通信やゲーム機器や家電、産業用機械等向けに製造、販売。製品は組立作業性等を重視。今上期は車載市場の伸長を追い風に、売上高は過去最高を更新した。原価低減も寄与。 記:2023/12/25
7240 東証プライム
2,063
4/19 12:34
-61.5(%)
時価総額 357,186百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7752 東証プライム
1,339
4/19 12:33
-6.5(%)
時価総額 853,570百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8282 東証プライム
1,471
4/19 12:34
-23.5(%)
時価総額 279,490百万円
郊外大型店が中心の家電量販店大手。地盤の北関東から全国に店舗網を拡大。24.3期3Q累計は物価高や消費マインド低下で商品販売が全般に低調。暖冬で冬物商材の需要も冴えず。人件費増や光熱費上昇も利益の重石に。 記:2024/03/06