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前場に注目すべき3つのポイント~長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも~

2022/7/6 8:28 FISCO
*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも~ 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも ■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円 ■前場の注目材料:ダイヘン、溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化 ■長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも 6日の日本株市場は、売り優勢ながらも底堅さが意識されてきそうだ。5日の米国市場はNYダウが129ドル安となる一方で、ナスダック、S&P500は上昇した。景気後退懸念が強まるなか売り優勢の相場展開だった。その後発表された5月製造業受注や耐久財受注が予想外に改善したため持ち直す局面も見られたが、NYダウは終日軟調推移。そのなかで金利低下を背景にハイテクの一角に買い戻しの動きが見られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の26245円。円相場は1ドル135円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時25900円まで売られる場面も見られたため、売り一巡後の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きが入りやすいところだろう。もっとも、VIX指数は小幅な上昇にとどまっており、リスク回避姿勢はそれほど強まらないと見られる。短期的に売り仕掛けてくる局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。 また、米国ではハイテク株の一角に買い戻しの動きが見られており、足元で不安定な値動きが続いている値がさハイテク株への押し目買いに波及する可能性もあることから、日経平均を下支えすることになるだろう。そのほか、バイデン政権が対中追加関税の一部解除に近づいているとの報道もあるなか、中国の劉鶴副首相とイエレン米財務長官はオンラインで会談し、米国の経済制裁や関税について協議したと報じられている。米中対立の緩和への期待から売りも仕掛けづらくさせそうである。 米景気後退懸念は根強いものの、長期金利の低下を手掛かりにハイテク株を見直し動きが見られていることから、グロース株への物色も意識されやすいだろう。昨日のマザーズ指数は上昇し、5日、25日線を上回ってきた。5日、25日線とのデッドクロス発生が近づくなか、リバウンドを見せてくるようだと、長期的な低迷が続いていたグロース株を見直す動きが一段と強まる可能性もありそうだ。 ■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円 イオンディライ<9787>が発表した第1四半期業績は、売上高が717.86億円、営業利益が32.82億円(前年同期は37億円)だった。DXをはじめとした先行投資を積極的に実施したことにより営業利益は前年同期比で減益。売上高、営業利益ともに、通期計画に対しては遅れが生じている状況。23年2月期業績は、売上高が前期比2.4%減の3100億円、営業利益は同8.1%増の170億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26423.47、+269.66) ・ナスダック総合指数は上昇(11322.24、+194.39) ・SOX指数は上昇(2477.64、+19.19) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・ダイヘン<6622>溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化 ・浜松ホトニクス<6965>画像計測機の新棟竣工、生産能力1.7倍 ・住友商事<8053>バングラデシュでISP資格、工業団地入居企業のDX化支援 ・豊田通商<8015>エモーティブと対話型AI共同開発 ・マツダ<7261>メキシコ工場を2日間操業停止、半導体不足で ・JUKI<6440>JUKIなど3社、共同出資会社の設立完了、工業用ミシン事業を拡大 ・ISID<4812>都市OS発売、内閣府の設計概念準拠、自治体スマートシティ実現へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 8件
4812 東証プライム
5,040
4/26 15:00
+40(%)
時価総額 328,517百万円
電通系ITソリューション。金融・自動車向けの製品ライフサイクルや、基幹システム、人事管理システムを展開。ドローンや空飛ぶクルマの社会実装に向け技術提供を推進。全セグメント好調で、23.12期は増収増益。 記:2024/03/29
6440 東証プライム
532
4/26 15:00
-5(%)
時価総額 15,893百万円
ミシン大手。工業用ミシンで世界トップシェア。アジアのアパレル向け高級品に強み。チップマウンタや検査機など産業装置にも注力。三菱電機との合弁でノンアパレル分野を拡大。中国停滞の影響で、23.12期は足踏み。 記:2024/02/23
6622 東証プライム
9,520
4/26 15:00
+170(%)
時価総額 258,021百万円
大手電源機器トメーカー。変圧器や配電用機器、産業用ロボット、クリーン搬送ロボット、溶接機、切断機等を提供する。配電機器、大形変圧器などは堅調。負ののれん発生益を計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/02/10
6965 東証プライム
5,710
4/26 15:00
+38(%)
時価総額 942,453百万円
大手光電子部品メーカー。光電子増倍管やフォトダイオード等の光センサ、レーザやLED等の光源を開発、製造。24.9期1Qは電子管事業が増収。学術向け光電子増倍管が売上増。半導体故障解析装置は海外中心に好調。 記:2024/02/24
7261 東証プライム
1,678
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 1,060,167百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
9,670
4/26 15:00
+43(%)
時価総額 3,423,731百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9787 東証プライム
3,715
4/26 15:00
+20(%)
時価総額 188,239百万円
設備サービス会社。商業施設やオフィスビルの施設管理でトップシェア。建築・内装工事、清掃、警備等を展開。施設警備の新規受託等で警備事業は堅調。清掃事業は継続契約の新規受託で増収。24.2期3Qは増収増益。 記:2024/01/28