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米株先物高を映して買い先行で始まるものの、買い一巡後はこう着感の強い展開【クロージング】

2022/7/5 15:59 FISCO
*15:59JST 米株先物高を映して買い先行で始まるものの、買い一巡後はこう着感の強い展開【クロージング】 5日の日経平均は続伸。269.66円高の26423.47円(出来高概算10億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場は独立記念日で休場だったが、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移しており、今夜の米国株の上昇に対する期待から買い先行で始まった。取引開始直後には26532.51円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の26500円を突破した。ただ、節目到達による目先の達成感に加え、今週は米国で経済指標が多く発表される予定なだけに、買い一巡後は様子見ムードが広がり、26400円を挟んだもち合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、保険、鉱業、石油石炭、銀行、非鉄金属など24業種が上昇。一方、海運、不動産、パルプ紙、陸運、電気ガスなど9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、トレンド<4704>が堅調だった半面、7&iHD<3382>、コナミG<9766>、住友不<8830>、三井不<8801>、ホンダ<7267>が軟化した。 東京市場の取引開始前に、「バイデン米大統領がインフレ抑制のために、早ければ今週にも中国の消費財に対する関税の一部適用除外を発表する可能性がある」と海外メディアが伝えたため、投資マインドが好転したとみられる。関税撤廃に伴う米中両国の景気回復効果が期待され、日本にもプラスに働くとの見方が広がり、半導体関連や電子部品関連、非鉄金属などを中心に値を上げる銘柄が増えた。また、円相場が1ドル=136円台前半へと円安が進んだことも手掛かり材料になったようだ。一方、大手証券が、欧米向けのコンテナ運賃は引き続き調整が続くとの見方を示したことで大手海運株が売られた。 このところの米国の経済指標は市場予想を下回るものが目立ち、インフレ高進への警戒感は後退している半面、景気後退リスクが高まりつつあるなど、綱引き状態にあることから、投資家のセンチメントはどちらにでも傾きやすくなっており、目先はボラティリティの高い展開が続くとみている向きが多い。また、中国東部では新型コロナウイルスの感染拡大懸念が出始めており、再び中国経済が厳しい局面を迎える可能性にもあるだけに警戒が必要だろう。 《FA》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
7267 東証プライム
1,746
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自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8801 東証プライム
1,514.5
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-56(%)
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大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8830 東証プライム
5,290
4/25 15:00
-192(%)
時価総額 2,518,495百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,347
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時価総額 10,016,270百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9766 東証プライム
9,260
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-123(%)
時価総額 1,328,810百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
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時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,603
4/25 15:00
-152(%)
時価総額 13,099,619百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10