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注目銘柄ダイジェスト(前場):FPG、FRONTEO、ディーエヌエーなど

2022/5/26 12:00 FISCO
*12:00JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):FPG、FRONTEO、ディーエヌエーなど 三菱電<6503>:1359.5円(-63円) 大幅続落。品質不適切行為に関して、調査委員会からの調査報告書がアップデートされている。前回12月の調査報告からは、15拠点で新たに101件の不適切行為が見つかり、トータルでは16拠点、148件となっている。新たに見つかった件数の多さがネガティブ視される状況となっているもよう。対応費用の拡大なども警戒される格好に。なお、最終的な調査完了時期は秋ごろとなるようだ。 ディーエヌエー<2432>:1826円(-160円) 大幅続落で下落率トップ。医療ICTベンチャーであるアルムの株式を取得して子会社化すると発表している。第三者割当増資の引き受けや株式譲渡など段階的な取得により、57.5%の株式取得を計画しているようだ。ヘルスケア領域における24年3月期までの大幅な損益反転目標に資するものとなる見通し。ただ、アルムは直近で赤字決算が続いており、短期的な連結業績の悪化につながる可能性をネガティブ視する動きが優勢に。 ビジョン<9416>:1326円(+94円) 大幅反発。新型コロナの水際対策に関して、岸田首相は本日にも、外国人観光客の受け入れを来月から再開することを表明する方針と伝わっている。観光客は上限2万人の枠の中で受け入れ、添乗員付きのツアー客などに限定する案が検討されているもよう。Wi-Fiルーターレンタルなどを手掛ける同社はインバウンド関連の代表銘柄の一角ともされており、今後のインバウンド需要の本格回復を先取りする動きにも。 神戸物産<3038>:2980円(+176円) 大幅高。前日に4月の月次動向を発表している。4月の個別売上高は前年同期比 10.9%増、営業利益は同 15.3%増となっている。また、粗利益率は3月が9.4%となり、2月の10.5%から低下していたが、4月は10.2%まで上昇。円安進行や原材料費上昇などによる利益率の低下懸念が強まっていた中、粗利益率の上昇を受けて、値上げの浸透などが意識されてきているようだ。 FPG<7148>:978円(+144円) 大幅反発で年初来高値更新。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も650円から1150円に引き上げている。22年9月期業績予想を上方修正、経常利益は会社計画100億円を上回る107億円、前期比2.1倍を予想。23年9月期も航空旅客数の回復で安定成長を見込むとして、2ケタ増収増益の継続を想定している。 FRONTEO<2158>:1087円(+104円) 大幅に4日ぶり反発。自社の医学論文探索AI「Amanogawa」が科研製薬<4521>に導入されたと発表している。科研製薬本社に加え、京都・静岡の新薬創生センターで使用される予定。科研製薬の原田達広・新薬創生センター長は「必要な情報を極めて短時間で取得でき、加えて従来の文献検索では達成できなかった新たな気付きに結びつく情報と出会えるようになる」とコメントしている。 スマレジ<4431>:1004円(+27円) 大幅に3日ぶり反発。子会社化したロイヤルゲート(東京都港区)のマルチ決済サービス「PAYGATE」とクラウドPOSレジ「スマレジ」の連携が完了し、決済サービスの販売を本格的に開始すると発表している。PAYGATEはクレジットカードや電子マネー、QR決済の主要ブランドに対応したマルチ決済端末。店内に加えて店外での会計も可能で、決済端末が一つにまとまるため、店舗のオペレーション改善にもつながるとしている。 タスキ<2987>:803円(+26円) 大幅に3日ぶり反発。不動産業界向けのSaaS型土地仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」の提供を開始したと発表している。土地所有者や仲介事業者から提供される土地情報を不動産業者がPCやスマートフォンからクラウド上で一元管理・運用できる。AIの学習データと独自の地理情報システムにより、用地情報を入力するだけで建ぺい率、容積率、日影規制などの都市情報が自動で地図上に表示されるという。 《ST》
関連銘柄 9件
2158 東証グロース
604
11/25 15:30
+4(%)
時価総額 23,772百万円
eディスカバリサービスなどのリーガルテックAI事業が主力。不正検知システム「KIBIT Eye」などを手掛けるAIソリューション事業も展開。塩野義製薬と業務提携。リーガルテックAI事業は受注数が着実増。 記:2024/10/13
2432 東証プライム
2,445.5
11/25 15:30
-71.5(%)
時価総額 298,708百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
2987 東証グロース
1,429
3/27 15:00
+28(%)
時価総額 19,704百万円
不動産サービス会社。東京23区で新築投資用IoTマンションを開発。不動産投資型クラウドファンディングや中小企業向け不動産融資サービスも手掛け、仕入情報管理のDX支援も展開。リファイニング好調で1Qは増収。 記:2024/02/06
3038 東証プライム
3,611
11/25 15:30
+31(%)
時価総額 987,970百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
4431 東証グロース
3,125
11/25 15:30
-45(%)
時価総額 61,353百万円
クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
4521 東証プライム
4,382
11/25 15:30
-79(%)
時価総額 201,309百万円
医療用医薬品メーカー。理化学研究所を前身として1948年に設立。外用爪白癬治療剤「クレナフィン」でトップシェア。関節機能改善剤「アルツ」等も。25.3期はアルツ、原発性腋窩多汗症治療剤等の増収見込む。 記:2024/06/28
6503 東証プライム
2,626
11/25 15:30
+42(%)
時価総額 5,549,268百万円
総合電機メーカー大手。FAシステムや自動車機器のインダストリー・モビリティ部門、ビルシステムや空調・家電のライフ部門が柱。重電システム、人工衛星等も。インフラ部門では防衛・宇宙事業等にリソース投入。 記:2024/10/07
7148 東証プライム
2,988
11/25 15:30
+9(%)
時価総額 255,187百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。リースファンド好調。不動産小口化商品も伸長。海外不動産の組成も。配当性向50%目安。 記:2024/10/18
9416 東証プライム
1,417
11/25 15:30
+5(%)
時価総額 71,121百万円
グローバルWiFi事業、移動体通信サービスの加入取次業務などを行う情報通信サービス事業が柱。グランピング施設の運営等を行うグランピング・ツーリズム事業も。訪日外国人向け日本用Wi-Fiレンタルは順調。 記:2024/10/10