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日経平均は約2カ月ぶりに26000円を割り込む【クロージング】

2022/5/12 16:21 FISCO
*16:21JST 日経平均は約2カ月ぶりに26000円を割り込む【クロージング】 12日の日経平均は大幅反落。464.92円安の25748.72円(出来高概算14億8000万株)と、3月16日以来約2カ月ぶりに26000円を割り込んで取引を終えた。4月米消費者物価指数(CPI)を受けて米国の金融引き締め強化による米景気の減速懸念から前日の米国市場が下落した流れが波及。成長期待の高いグロース株を中心に売りが優勢となり、取引開始後には一時25688.11円まで下押した。その後は押し目を拾う動きが出たほか、好決算企業には見直し買いが入り、下げ渋る場面もあったものの、26000円接近では上値の重さが意識された。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の約8割を占めた。セクターではゴム製品、保険、石油石炭、電気ガスなど7業種が上昇した。一方、情報通信、サービス、水産農林、医薬品、小売など26業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>、SUBARU<7270>、ブリヂストン<5108>、日製鋼<5631>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、NTTデータ<9613>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、KDDI<9433>が軟調だった。 ソフトバンクGが8%超える急落となったことも投資家心理を悪化させていた。また、今期業績予想がコンセンサスを下回る富士フイルム<4901>も下落した。一方、市場予想を上回る収益計画を発表したセ硝子<4044>や神戸鋼<5406>が急騰するなど選別色が強まる展開が続いた。 日経平均は再び26000円を割り込んでしまった。高インフレが拭えず米長期金利が上昇しているほか、大幅な利上げによる景気減速懸念が拭えず、米国市場は不安定な値動きを余儀なくされている。目先は米国の経済指標や金融政策の行方など確認しながら、不安定な値動きが続きそうだ。明日は決算発表がピークとなり、1200社程度の発表が予定されている。決算を手掛かりとした日替わり的な物色が続くことになりそうだ。 《FA》
関連銘柄 14件
2413 東証プライム
1,716.5
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+17(%)
時価総額 1,165,387百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4044 東証プライム
2,745
5/8 9:29
-27(%)
時価総額 71,370百万円
大手ガラスメーカー。建築や自動車向けガラス、ガラス繊維、素材化学品、医療化学品を展開。医薬原体セボフルランは全身吸入麻酔薬で世界トップシェア。リチウムイオン電池用電解液の停滞もあり、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
3,467
5/8 9:29
-21(%)
時価総額 4,312,522百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5108 東証プライム
6,883
5/8 9:29
+14(%)
時価総額 4,912,383百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5406 東証プライム
1,892
5/8 9:29
-10.5(%)
時価総額 749,887百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5631 東証プライム
3,799
5/8 9:29
+5(%)
時価総額 282,600百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6367 東証プライム
22,340
5/8 9:29
-55(%)
時価総額 6,548,167百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
7270 東証プライム
3,341
5/8 9:29
-69(%)
時価総額 2,569,817百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7733 東証プライム
2,272.5
5/8 9:29
-11.5(%)
時価総額 2,922,190百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
36,550
5/8 9:29
-290(%)
時価総額 17,238,186百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,335
5/8 9:29
-43(%)
時価総額 9,988,620百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9613 東証プライム
2,442
5/8 9:29
-52.5(%)
時価総額 3,424,905百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,370
5/8 9:29
-740(%)
時価総額 13,164,803百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,986
5/8 9:29
-92(%)
時価総額 13,759,511百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10