マーケット
4/19 14:05
37,112.11
-967.59
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/19 14:25:30
9,603,943
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

売り先行スタートも突っ込み警戒感などから押し目買いが入り下げ渋る展開に【クロージング】

2022/5/10 16:03 FISCO
*16:03JST 売り先行スタートも突っ込み警戒感などから押し目買いが入り下げ渋る展開に【クロージング】 10日の日経平均は続落。152.24円安の26167.10円(出来高概算13億7000万株)で取引を終えた。米国の金融引き締めに対する警戒感に加えて、北京や上海で外出規制を一段と強化したことに伴う中国景気の減速懸念を受けた前日の米国株安の流れを引き継いで、主力銘柄中心にリスク回避の動きが強まり、前場中盤に向けて一時25773.83円まで下押し、3月16日以来約2カ月ぶりに26000円を割り込んだ。ただ、急ピッチの下げに対する値ごろ感に加え、時間外取引で米株先物が値を上げており、短期的なリバウンドを想定した押し目買いの動きもみられ、26000円を維持して引けた。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占めた。セクターでは金属製品、電気ガス、ガラス土石、小売など11業種が上昇した。一方、鉱業、卸売、海運、石油石炭、非鉄金属など22業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、セコム<9735>がしっかりだった半面、NTTデータ<9613>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場では、主要な株価指数が3日続落し、そろって年初来安値を更新した。なかでもナスダック指数が4%超、SOX指数も5%超下落したため、半導体関連株などを中心に値を消す銘柄が目立って始まった。また、投資家のリスク回避の動きから円相場が一時129円台後半まで円安が一服したため、輸出関連株にも売りが波及し、下げ幅は一時500円を超えた。一方、朝安で始まったTDK<6762>や村田製<6981>といった電子部品関連株が切り返したほか、子会社のスシローが値上げを表明したことが好感されたF&LC<3563>が大幅反発。好業績見通し、自社株買いを発表したリンナイ<5947>、通期業績予想を上方修正したダイトロン<7609>も上伸した。 日経平均株価はひとまず26000円を維持して終了した。心理的な節目である26000円を下回ったことで、買い戻された形との見方が多い。また、米国でインフレ基調が強まっているだけに、11日に発表される消費者物価指数(CPI)でピークアウト感が出てくるのか見極めたいと考えている投資家も多い。国内でもきょうがソニーG、あすはトヨタ<7203>、12日はソフトバンクGといった主要企業の決算発表が予定されており、今期業績予想を確認したい向きも多い。目先は米経済指標を受けた米国市場の動向や国内企業決算をにらみながら25500~26500円のレンジ内での動きとなりそうだ。 《FA》
関連銘柄 16件
3563 東証プライム
2,939
4/19 13:59
-55.5(%)
時価総額 341,127百万円
回転すし最大手。「スシロー」を中核に、「みさき」やテイクアウトの「京樽」、寿司居酒屋「杉玉」を展開する。アジアでも事業展開。今期は大幅増収、増益スタートとなった。国内の「スシロー」が回復。海外は出店拡大。 記:2024/02/10
5947 東証プライム
3,296
4/19 13:58
-54(%)
時価総額 494,608百万円
ガス器具大手。熱制御技術に強み。給湯器や暖房機器に加え、厨房機器や空調機器、業務用機器等も手掛ける。24.3期3Qはオーストラリアが堅調。電気商材が販売好調。ヒートポンプ給湯器のラインアップ拡充等が寄与。 記:2024/02/11
6367 東証プライム
19,200
4/19 13:59
-305(%)
時価総額 5,627,789百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6758 東証プライム
12,505
4/19 13:59
-255(%)
時価総額 15,769,830百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,067
4/19 13:59
-258(%)
時価総額 2,747,452百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,507
4/19 13:59
-228(%)
時価総額 4,219,293百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,248
4/19 13:59
-90(%)
時価総額 4,288,556百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
6971 東証プライム
1,896.5
4/19 13:59
-29.5(%)
時価総額 2,864,614百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6981 東証プライム
2,687.5
4/19 13:59
-100.5(%)
時価総額 5,448,753百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
3,515
4/19 13:59
-87(%)
時価総額 57,347,179百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7609 東証プライム
3,280
4/19 13:57
-110(%)
時価総額 36,592百万円
電子機器や製造装置の専門商社。自社生産品も。23.12期3Q累計は半導体製造設備向けアナログICやパワー半導体生産向け装置の販売が好調。人件費・諸経費増に伴う製造部門の利益率低下をこなして営業益横ばいに。 記:2023/12/12
8035 東証プライム
33,950
4/19 13:59
-2,790(%)
時価総額 16,011,940百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,240.5
4/19 13:59
-43.5(%)
時価総額 3,142,301百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9735 東証プライム
10,680
4/19 13:59
-75(%)
時価総額 2,491,644百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
40,530
4/19 13:59
-420(%)
時価総額 12,897,497百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,612
4/19 13:59
-264(%)
時価総額 13,115,126百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10