マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/28 22:07:47
9,329,210
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米金利上昇への懸念が和らぎ自律反発を狙った買いが優勢に【クロージング】

2022/4/13 15:53 FISCO
*15:53JST 米金利上昇への懸念が和らぎ自律反発を狙った買いが優勢に【クロージング】 13日の日経平均は3日ぶりに反発。508.51円高の26843.49円(出来高概算11億6000万株)で取引を終えた。注目された3月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.5%上昇だったものの、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は6.5%上昇で市場予想を下回った。米長期金利の過度な上昇に対する警戒感が和らいだほか、前日までの大幅な下げに対する自律反発を狙った買いが先行した。また、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移していることも今晩の米国市場の反発を見越した先回り的な買いも加わったほか、香港や上海などアジア市場もしっかりしていることで、買い戻しの動きが強まった。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、証券商品先物、銀行を除く31業種が上昇。鉱業、海運、ゴム製品、サービス、電気機器、機械、精密機器、卸売の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、塩野義<4507>、大和証G<8601>、ヤマハ<7951>、Jフロント<3086>、日ハム<2282>が軟化した。 米国市場では主要株価指数が続落したものの、米金利上昇への警戒感が薄らいだため、半導体や電子部品などのハイテク関連株中心に買い戻しの動きが強まった。また、海運や機械といった景気敏感セクターにも値を上げる銘柄が目立っていた。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国・上海の一部地区でロックダウン(都市封鎖)の解除が始まったことも不透明感を和らげる格好。後場終盤に一段高となり26885.87円まで上げ幅を広げる場面があったものの、25日線水準が心理的な抵抗線として意識されていた。 日経平均はひとまず反発する形となったが、ブレイナード次期米連邦準備制度理事会(FRB)副議長は12日のイベントで、先週の発言同様に「金融政策の引き締めを急ぐ」と言及。金融引き締め策の強化が、今後も株式市場の重石になりそうだ。また、ロシアのウクライナ侵攻が長期化する様相を呈していることが投資マインドに冷や水を浴びせているため、予断を許さない状況に変わりはない。今後本格化する国内主力企業の業績推移も確認したいと考える投資家も多く、内憂外患の状況で目先は値動きの荒い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2282 東証プライム
5,441
9/27 15:00
+41(%)
時価総額 560,200百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
2413 東証プライム
1,519.5
9/27 15:00
+39.5(%)
時価総額 1,031,637百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
1,672.5
9/27 15:00
+72(%)
時価総額 452,522百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
4507 東証プライム
2,137.5
9/27 15:00
-4,337.5(%)
時価総額 666,015百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6367 東証プライム
20,550
9/27 15:00
+1,215(%)
時価総額 6,023,493百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
7951 東証プライム
1,293.5
9/27 15:00
-2,499.5(%)
時価総額 242,273百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8601 東証プライム
1,065
9/27 15:00
+3(%)
時価総額 1,671,389百万円
業界2位の大和証券を中核とする持株会社。大和アセットマネジメント、大和総研、大和ネクスト銀行等も傘下に持つ。あおぞら銀行と資本業務提携。リテール部門の預り資産残高は91兆円。ラップ口座サービスは順調。 記:2024/05/16
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17