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注目銘柄ダイジェスト(前場):リベルタ、アイペットホールディ、SANKYOなど

2022/3/25 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):リベルタ、アイペットホールディ、SANKYOなど ファナック<6954>:22145円(+245円) 反発。前日に自社株買いの取得実施を発表している。発行済み株式数の1.3%に当たる250万株、500億円を取得上限としており、取得期間は4月1日から23年3月31日まで。経営環境の変化に対応し資本政策の柔軟性・機動性を確保することが取得実施の理由としている。自社株買い実施への期待はある程度織り込まれていたほか、取得期間が長く需給インパクトは限定的との見方から、株価の反応はやや限定的なものにとどまっている。 東芝<6502>:4793円(+32円) 反発。株式の非公開化に向けた検討を始めると報じられている。前日の臨時株主総会ではグループ全体を2分割する議案が株主の反対で否決され、非公開化をにらんで国内投資家を軸とした買収案策定について金融機関との調整を始めたとされている。ただ、MBO実施への期待は相当程度織り込まれていたもようで、株価の反応は限定的になっている。昨年4月に英投資ファンドが買収に関する初期提案をし、その際の価格は5000円だった。 大豊建<1822>:4295円 カ - ストップ高買い気配。麻生との資本提携を発表している。約403億円の出資を受け入れ、麻生の出資比率は50.74%となる予定。また、これに先立って、TOBを実施しシティインデックスイレブンスから株式を取得する計画。TOB価格は4730円で、取得上限は885万株としている。シティインデックスではTOBに応じるもよう。ひとまずは、TOB価格を意識した動きとなっている。 古河電工<5801>:2256円(-42円) 続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も3300円から2450円に引き下げている。今期以降の業績予想を下方修正、23年3月期営業利益は330億円から233億円に減額。光関連事業は拡大を予想も、主力のハーネス事業は自動車生産の伸び悩みで影響を受けるとみられ、他事業でも原材料費の上昇などがマイナスに響くとみている。本格的な構造改革なども必要になってくると指摘しているようだ。 SANKYO<6417>:3475円(+210円) 大幅反発。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を5000円としている。遊技機業界は、近年の規制強化の流れ、足元のコロナ禍による影響などから厳しい外部環境が続いていたが、来期以降は内規改正機種やスマート遊技機(メダルレス機)の始動などで、久しぶりに大転換期を迎えるものと考えているもよう。つれて、同社の収益も拡大方向に向かうとしている。来期以降も2ケタの利益成長継続を見込んでいる。 リベルタ<4935>:625円(+81円) 大幅に4日続伸。医療機器などを製造・販売するファミリー・サービス・エイコー(長野市)の株式を取得し、子会社化すると発表している。取得株数は11万2000株(異動後の議決権所有割合は86.8%)で、取得価額は非開示。子会社化でファミリー・サービス・エイコーが取り扱う健康雑貨や医療機器、除菌装置などを自社グループの販路へ拡販するほか、同社の販路に自社商品を拡販する。 UNITED<2497>:1848円(+16円) 大幅に反発。171万5500株の自社株を消却すると発表している。消却前の発行済株式総数に対する割合は7.6%で、21年5月11日に決定した自社株取得分の全株数。消却予定日は31日。消却は株式価値の向上につながるとの見方から株主還元策の一環として好感されている。ユナイテッド株は7日に直近安値(1612円)を付けてから右肩上がりで推移しており、先高期待も買いにつながっているようだ。 アイペットホールディ<7339>:2177円(+165円) 大幅高。22年3月期の経常損益予想を2.50億円の黒字から7.00億円の黒字(前期実績4.01億円の黒字)に、純損益予想を0.80億円の黒字から4.50億円の黒字(同7.12億円の赤字)にそれぞれ上方修正している。営業費や一般管理費が業務効率の向上で想定を下回る見込み。損害率が前提を下回っていることも増益要因となる。2月7日に続く上方修正とあって、ポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
1822 東証スタンダード
3,420
11/22 15:30
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時価総額 61,844百万円
大型土木に強みを持つ中堅ゼネコン。麻生傘下。レインボーブリッジの芝浦側アンカレイジ及び主塔基礎などで施工実績。カンボジアなど海外でも実績。土木事業ではシールド、ニューマチックケーソン工事の拡充に注力。 記:2024/08/05
2497 東証グロース
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+39(%)
時価総額 32,896百万円
スタートアップ企業への投資を行う投資事業、広告プロダクトの開発・運営等を行うアドテク・コンテンツ事業が柱。オンラインプログラミングスクール等も。100社超の未上場株式を保有。教育事業は生成AI領域に注力。 記:2024/10/13
4935 東証スタンダード
1,193
11/22 15:30
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時価総額 7,182百万円
独自の化粧品や日用品、衣料品等の企画・販売を行う。生産は外部に委託。オーラルケアの「デンティス」、お風呂掃除の「カビダッシュ」等が主要ブランド。ヒットブランドシリーズの商品拡充、販路拡大などを推進。 記:2024/10/21
5801 東証プライム
6,351
11/22 15:30
+126(%)
時価総額 448,806百万円
国内電線大手。1884年創業。ワイヤハーネス、電線等の電装エレクトロニクス部門が柱。光ファイバ・ケーブル、通信用波長可変光源などで世界トップクラス。情報通信ソリューション部門では製販体制の強化図る。 記:2024/08/26
6417 東証プライム
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時価総額 560,430百万円
パチンコ・パチスロ機メーカー大手。カードシステムや補給機器、喫煙ブース、内装施工等も。配当性向40%目安。パチンコ新台「Pフィーバー三国戦騎7500」の導入を開始。27.3期売上高2200億円目標。 記:2024/06/18
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,540
2/28 14:59
±0(%)
時価総額 38,551百万円
アイペット損害保険を中核とする持株会社。ペット保険市場シェア国内2位。契約継続率は約90%。ペットの困りごと相談サイトも運営。業容好調で、3Q累計は利益急伸。第一生命HDのTOBで、3月1日上場廃止へ。 記:2023/02/07