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3日の米国市場ダイジェスト:NYダウ96ドル安、ロシア軍事行動継続を警戒

2022/3/4 7:42 FISCO
*07:42JST 3日の米国市場ダイジェスト:NYダウ96ドル安、ロシア軍事行動継続を警戒 ■NY株式:NYダウ96ドル安、ロシア軍事行動継続を警戒 米国株式市場は反落。ダウ平均は96.69ドル安の33794.66ドル、ナスダックは214,08ポイント安の13537.94で取引を終了した。ロシアとウクライナの停戦交渉2回目への期待に、寄り付き後、上昇。しかし、2月ISM非製造業景況指数が予想外に悪化、さらに、ロシアのプーチン大統領が軍事作戦の目的を必ず遂行すると、強硬姿勢を維持する姿勢を強調したため警戒感が再燃し、下げに転じた。ロシア、ウクライナ両国代表が次回交渉開催で合意したとの報道を受けて一時下げ止まったものの、警戒感は払しょくせず終日軟調推移が継続した。セクター別では、食・生活必需品小売、公益事業が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。 エレクトロニクス小売りチェーンのベストバイ(BBY)は決算で内容が予想を下回ったものの、増配を発表し、上昇。スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は第4四半期決算で、内容が予想を上回り、買われた。一方で、衣料小売りのバーリントン・ストアーズ(BURL)は予想を下回った決算が嫌気され下落。また、半導体メーカーのインテル(INTC)や銀行のシティグループ(C)は、アナリストの投資判断引き下げで下落した。 衣料小売りのギャップ(GPS)は取引き終了後に、決算を発表。コストを低く抑え利益率が上昇したほか、通期の調整後1株利上げ見通しが予想を上回ったため時間外取引で上昇している。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ロシアの軍事行動継続を警戒してリスクオフ 3日のニューヨーク外為市場でドル・円は、115円73銭から115円39銭まで下落して、115円47銭で引けた。米2月ISM非製造業景況指数やマークイット2月サービス業PMI改定値が予想外に低下したため、景気回復が鈍化するとの思惑に金利低下に伴うドル売りが優勢となった。ロシアのプーチン大統領がフランス大統領との電話会談でウクライナでの軍事行動を継続すると強硬姿勢を変えず、リスク回避の円買いも観測された。 ユーロ・ドルは1.1095ドルから1.1034ドルまで下落して、1.1066ドルで引けた。ユーロ・円は128円30銭から127円59銭まで下落。ポンド・ドルは1.3393ドルから1.3318ドルまで下落。ドル・スイスは0.9210フランまで買われた後、0.9172フランまで反落した。 ■NY原油:反落で107.67ドル、利食い売りが増える NY原油先物4月限は、反落(NYMEX原油4月限終値:107.67 ↓2.93)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-2.93ドルの107.67ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは106.43ドル-116.57ドル。アジア市場で116.57ドルまで一段高となったが、ニューヨーク市場の序盤にかけて利食い売りが増えたことによって106.43ドルまで反落。ただ、需給ひっ迫の状態が短期間で解消される見込みは薄いことから、111.70ドルまで戻す場面があった。通常取引終了後の時間外取引では主に108ドルを挟んだ水準で推移。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 42.49ドル -0.46ドル(-1.07%) モルガン・スタンレー(MS) 87.78ドル -0.60ドル(-0.68%) ゴールドマン・サックス(GS)333.42ドル -2.96ドル(-0.88%) インテル(INTC) 47.93ドル -0.94ドル(-1.92%) アップル(AAPL) 166.23ドル -0.33ドル(-0.20%) アルファベット(GOOG) 2686.16ドル -8.87ドル(-0.33%) フェイスブック(FB) 202.97ドル -5.14ドル(-2.47%) キャタピラー(CAT) 194.85ドル +2.24ドル(+1.16%) アルコア(AA) 82.89ドル +0.33ドル(+0.40%) ウォルマート(WMT) 139.29ドル +3.13ドル(+2.30%) 《ST》