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前場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲は徐々に高まってくると考えられる~

2022/2/7 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目買い意欲は徐々に高まってくると考えられる~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:押し目買い意欲は徐々に高まってくると考えられる ■三井不、3Q営業利益6.0%減 1545億円、コンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:東芝、3社分割見直し、複数事業売却も検討 ■押し目買い意欲は徐々に高まってくると考えられる 7日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場はNYダウが21ドル安となる一方で、ナスダックは219ポイント高だった。1月雇用統計の予想外に強い結果を受けて、年内の利上げ観測が一段と強まり、金利の上昇が嫌気された。その後、雇用の改善で消費拡大期待も強まりダウは一時上昇に転じるも引けにかけては再び失速した。また、米長期金利が上昇するなか、金融株の一角が買われたほか、金利上昇が嫌気されやすいハイテク株はアマゾン・ドット・コムの急伸が追い風となって買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の27290円。円相場は1ドル115円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り優勢の展開になりそうだ。米雇用統計の発表が通過したこともあり、アク抜け感が意識されやすいほか、米長期金利が上昇するなかでハイテク株の強い値動きは安心感に繋がるだろう。米国の金融引き締めの行方に対する警戒感はくすぶるものの、1月相場のような波乱含みの相場からは市場は相当落ち着きを見せてきており、反対に決算を受けた要因に振らされやすい状況から、金融市場は正常化に向かっていると考えられる。 そのため、売り先行ながらも5日線が位置する27259円水準や27000円辺りでの底堅さは意識されやすいと見られ、同水準では押し目狙いの動きも出やすい。決算発表がピークを迎えるなか、積極的な上値追いの動きが限られるものの、既に決算を発表した銘柄などを見直す動きは意識されると見ておきたい。そのほか、中小型株についてはマザーズ指数が明確なボトムを形成しておらず打診的な動きとはなるものの、これまで売り込まれていた銘柄などで需給整理は一巡していると考えられる。物色対象は絞られるものの、流動性の高い銘柄などの一角には自律反発を狙った短期的な値幅取り狙いの動きが活発化してきそうだ。 また、政府はワクチン接触を加速させなければ参院選は戦えないとして、岸田首相は足元で1日50万ほどの接種回数のペースを速めて100万回に引き上げる目標を表明すると報じられている。また、山際新型コロナ対策担当大臣は水際対策の緩和に向け前向き検討するとの見解を示しており、経済活動の正常化への期待感が高まりやすく、押し目買い意欲は徐々に高まってくると考えられる。 ■三井不、3Q営業利益6.0%減 1545億円、コンセンサス範囲内 三井不<8801>が発表した第3四半期業績は、営業利益が前年同期比6.0%減の1545.29億円だった。コンセンサス(1500億円程度)の範囲内。あわせて2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を2300億円から2400億円に上方修正しており、コンセンサス水準を見込んでいる。仲介事業が好調で、貸し駐車場の需要回復やコスト削減なども寄与する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27439.99、+198.68) ・ナスダック総合指数は上昇(14098.01、+219.19) ・1ドル115.20-30円 ・SOX指数は上昇(3453.07、+20.53) ・VIX指数は低下(23.22、-1.13) ・米原油先物は上昇(92.31、+2.04) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・東芝<6502>3社分割見直し、複数事業売却も検討 ・西武HD<9024>30施設売却へ、ホテルなど外資系に1500億円規模 ・シャープ<6753>「B5G」デバイス開発、東大などと産学官連携 ・安川電<6506>ニッコンHDに運輸・物流を売却、グループ資本効率化 ・キョーリンHD<4569>杏林製薬を吸収合併、来年4月に社名変更 ・ダイフク<6383>コンテックにTOB、70億円で完全子会社化 ・IJTT<7315>商用車向け「eアクスル」投入、モーター内製化視野 ・日油<4403>MPCポリマー溶液、ドライアイ治療に効果、早期に承認申請 ・王子HD<3861>遮熱・光透過性を両立、車窓用フィルム開発 ・三洋化成<4471>環状ペプチドで植物の難病抑制、岡山大と共同研究開始 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・1月財新サービス業PMI(予想:50.3、12月:53.1) 《ST》
関連銘柄 11件
3861 東証プライム
578.2
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時価総額 586,516百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4403 東証プライム
2,507.5
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時価総額 608,129百万円
機能化学品事業が主力の化学メーカー。脂肪酸誘導体や界面活性剤等を手掛ける。食用加工油脂、宇宙ロケット用固体推進薬等も。PEG誘導体で世界トップシェア。機能化学品事業は化粧品関連製品の堅調推移見込む。 記:2024/06/28
4471 東証プライム
4,105
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時価総額 96,611百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4569 東証プライム
1,532
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時価総額 98,979百万円
医薬品メーカー。呼吸器科や耳鼻科、泌尿器科の3領域で医療用医薬品を開発、販売する。ジェネリックも手掛ける。一般医薬品や環境衛生用品も提供する。 今期3Q累計は主力製品が伸長も、販管費の増加が重しとなった。 記:2024/04/15
6383 東証プライム
2,907
9/27 15:00
+91.5(%)
時価総額 1,104,166百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
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時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6506 東証プライム
5,164
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+232(%)
時価総額 1,377,187百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6753 東証プライム
963.7
9/27 15:00
+35.7(%)
時価総額 626,797百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7315 東証スタンダード
845
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-1(%)
時価総額 41,535百万円
自動車部品メーカー。自動車や建設機械、産業車両向けに鋳造品や鍛造品、機械加工を提供。熱影響・熱変形を最小化する熱処理技術や溶接技術に定評。3Q累計は利益急伸。オアシスが812円でTOB。実現なら上場廃止。 記:2024/02/10
8801 東証プライム
1,465.5
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時価総額 4,118,984百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9024 東証プライム
3,276
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 1,059,665百万円
私鉄大手の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドなどを傘下に収める持株会社。都市交通・沿線事業、ホテル・レジャー事業が柱。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー事業における値上げ効果等が寄与へ。 記:2024/07/04