マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/29 20:20:27
9,341,171
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:需給改善の印象も波乱の芽残る、22年IPOは厳しい出足

2022/2/5 15:34 FISCO
*15:34JST 新興市場見通し:需給改善の印象も波乱の芽残る、22年IPOは厳しい出足 今週の新興市場では、日経平均や日経ジャスダック平均とともに、マザーズ指数も上昇した。実に6週ぶりの上昇となる。1月25〜26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことによる反動に、米連邦準備理事会(FRB)要人から3月の大幅利上げに消極的な発言が出てきたことも加わり、米長期金利が伸び悩み。日米市場ともグロース(成長)株が買われる場面があり、新興株もその追い風を受けた。ただ、2月3日には米メタ(旧フェイスブック)の急落を受けて売りが広がるなど、引き続き不安定感も拭えなかった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.7%であったのに対して、マザーズ指数は+5.8%、日経ジャスダック平均は+2.8%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のビジョナル<4194>が週間で10.1%高、フリー<4478>高が同13.9%高と大きく上昇。前の週に決算発表した弁護士ドットコム<6027>が買い直されて同19.0%高、FRONTEO<2158>も復調期待からか同37.5%高となった。売買代金上位ではEnjin<7370>などに買い。また、Delta-Fly Pharma<4598>は肺がん向け開発薬の進捗を受け、週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、メルカリ<4385>は同8.0%安。第2四半期決算が赤字転換し、嫌気した売りが出た。また、昨年12月上場のHYUGA PRIMARY CARE<7133>やGreen Earth Institute<9212>が下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同37.3%高と大きくリバウンド。ウエストHD<1407>は業務提携を材料視した買いが入り、ビーマップ<4316>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、田中化学研究所<4080>は決算発表後に売りに押された。IPOでは、2月3日にRecovery International<9214>、4日にセイファート<9213>が新規上場したが、ともに公開価格を下回る初値となった。前の週までの新興株の不振が響き、2022年のIPOは異例の厳しい出足となった。 来週の新興市場では、持ち直しに期待がかかりそうなところだが、なお不安定化する可能性も残しているとみて取り組んでいきたい。金利の先高観による債券から株式への資金シフトもあるのだろうが、株式市場全体として需給は改善してきているように見受けられる。ただ、主要中央銀行のタカ派姿勢や米1月雇用統計の強い内容を受け、米長期金利は週末にかけて再び上昇。グロース株にとって好環境とは言えず、2月10日発表の米1月消費者物価指数(CPI)も波乱要因となり得る。 来週は、2月7日にワークマン<7564>、8日にJTOWER<4485>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、9日に日本マクドナルドHD<2702>、BASE<4477>、10日にGMOフィナンシャルゲート<4051>、そーせいグループ<4565>、アンビスHD<7071>などが決算発表を予定している。一部証券会社の投資判断付与もあって賑わったヒュウガプラ(10日)など、昨年末にかけて上場し、初の決算発表を迎える企業も注目されそうだ。 IPO関連では、2月9日にライトワークス<4267>がマザーズへ新規上場する。人材管理システムを手掛け、公開規模も比較的小さいが、Recoveryなどの結果を受けて警戒感が一段と広がる可能性はある。なお、今週はセレコーポレーション<5078>(3月11日、東証2部)の新規上場が発表される一方、引き続き上場中止も出てきている。 《FA》
関連銘柄 24件
1407 東証スタンダード
2,721
9/27 15:00
+42(%)
時価総額 125,239百万円
産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。陸上風力発電所事業の事業化等に取り組む。26.8期売上高889億円計画。 記:2024/05/06
2158 東証グロース
725
9/27 15:00
+15(%)
時価総額 28,503百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
6,760
9/27 15:00
-40(%)
時価総額 898,810百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
7,360
9/27 15:00
-40(%)
時価総額 60,794百万円
マルチ決済端末ソリューションや組込型決済ソリューション、決済センターソリューションなどを手掛ける。決済デバイスから決済センター、入金業務までワンストップで提供。端末レス決済サービスの強化などを図る。 記:2024/07/08
4080 東証スタンダード
869
9/27 15:00
+57(%)
時価総額 28,271百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。20年に福井工場の大型施設が完成。リチウムイオン電池向け製品等の増産体制構築図る。 記:2024/05/02
4194 東証プライム
8,290
9/27 15:00
-400(%)
時価総額 318,261百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を運営。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も。ビズリーチの累計導入企業数は2万8900社超。ハーモスは売上が順調に拡大。 記:2024/05/10
4267 東証グロース
996
9/27 14:58
+7(%)
時価総額 4,924百万円
人材開発サービス会社。統合型学習管理システム「CAREERSHIP」により、学習管理やスキル管理等の能力開発を一括管理する。eラーニング教材や教材制作サービスも提供。24年1月期は大型案件開始が集中した。 記:2024/04/14
4316 東証グロース
454
9/27 15:00
-23(%)
時価総額 1,466百万円
無線LAN配信インフラ構築等のワイヤレス・イノベーション事業、映像配信システムやTVメタデータのASP等を手掛けるソリューション事業が柱。ソリューション事業ではアパらくWi-Fiなどの販売を強化。 記:2024/08/13
4385 東証プライム
2,679.5
9/27 15:00
+70.5(%)
時価総額 431,054百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4477 東証グロース
243
9/27 15:00
+1(%)
時価総額 27,213百万円
ネットショップ作成サービス「BASE」や購入者向けショッピングサービス「Pay ID」を提供するBASE事業が主力。オンライン決済サービス、資金調達サービス等も。PAY.JP事業ではプロダクトの強化図る。 記:2024/07/08
4478 東証グロース
2,525
9/27 15:00
+7(%)
時価総額 143,614百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフト等の提供を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は47万社超。サブスク売上比率は約9割。会計事務所とのパートナーシップ強化図る。 記:2024/05/08
4485 東証グロース
3,595
9/27 15:00
±0(%)
時価総額 92,255百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4565 東証プライム
1,297
9/27 15:00
-11(%)
時価総額 106,254百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
604
9/27 15:00
+33(%)
時価総額 4,971百万円
抗がん剤開発に特化した研究開発型ベンチャー。徳島県徳島市に本社。パイプラインに抗がん剤候補化合物「DFP-10917」など。提携パートナーに日本ケミファなど。DFP-10917では生存患者の追跡調査継続。 記:2024/09/01
4816 東証スタンダード
3,090
9/27 15:00
-85(%)
時価総額 648,900百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
6027 東証グロース
3,185
9/27 15:00
+85(%)
時価総額 70,955百万円
法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」、税務相談ポータルサイト「税理士ドットコム」を運営。クラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」等も。クラウドサインでは大企業を中心に顧客獲得の強化を図る。 記:2024/08/05
3,570
9/27 15:00
+210(%)
時価総額 343,845百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
1,931
9/27 15:00
+13(%)
時価総額 188,771百万円
有料老人ホーム「医心館」を運営。慢性期と終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスの運営に特徴。既存施設の稼働率は8割超。新規施設の立ち上がりは順調。西日本における展開地域の拡大加速を図る。 記:2024/07/28
1,272
9/27 14:59
-28(%)
時価総額 9,087百万円
在宅訪問薬局「きらり薬局」の運営や中小薬局への在宅訪問薬局のノウハウやシステム等の提供、介護施設の運営等を行う。きらりプライム事業は好調。加盟店舗数が1910店舗と増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/14
7370 東証グロース
787
9/27 15:00
+12(%)
時価総額 5,814百万円
ダイレクトブランディングサービスが主力。PRプラットフォームサービス、ストラテジックPRサービスも手掛ける。総還元性向30%目標。ダイレクトブランディングサービスではストック型ビジネスの強化を継続。 記:2024/05/12
7564 東証スタンダード
4,270
9/27 15:00
-65(%)
時価総額 349,487百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
543
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 6,052百万円
バイオマス原料由来の化学品を開発するスタートアップ企業。ファブレス型事業を展開。住友林業と資本業務提携。パーム残渣の役務契約などパイプラインは進捗。24.9期1Qは増収。今期は4Qに売上が集中する計画。 記:2024/04/13
9213 東証スタンダード
1,000
9/27 14:22
-11(%)
時価総額 1,321百万円
美容業界特化の求人情報サイト「リクエストQJナビ」の運営を行う。美容学生向け就職情報誌や美容師特化の人材紹介、Z世代向け美容師情報アプリ等も手掛ける。広告求人サービスでは新卒採用関連商品などが順調。 記:2024/07/29
1,377
9/27 14:09
+36(%)
時価総額 1,909百万円
訪問看護サービス事業を展開。訪問看護、訪問看護におけるリハビリテーションを手掛ける。利用者獲得力などが強み。利用者数は2200名超と増加傾向。新規事業所の開設準備に加え、看護師等の積極採用を進める。 記:2024/07/29