マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 14:43:47
15,161,393
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、116円台に向け上値の重さを意識

2022/1/31 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、116円台に向け上値の重さを意識 31日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。欧米株高が継続すれば円売りが先行し、ドルを押し上げる見通し。一方、年明けに116円台を維持できなかったため、115円台後半は上値の重さが意識されそうだ。 前週末に発表された米国のコアPCE価格指数が前月を上回る高水準となり、連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融正常化の方針を後押しした。ただ、雇用コスト指数の弱含みを受け米10年債利回りは低下し、ドル売り基調に。ユーロ・ドルは1.1170ドル台に持ち直し、ドル・円は115円前半に失速。週明け東京市場は中国の休場で薄商いのなか、日本株高を背景にドルは国内勢の買いにより115円半ばに浮上した。 この後の海外市場は株価や金利が手がかり。FRBの引き締め加速への思惑からドル買い基調は維持され、主要通貨は対ドルで下押しされそうだ。また、NY株式市場は28日に上昇に転じており、今晩も株高継続なら円売りがドルを押し上げる見通し。ただ、今週は欧州中銀(ECB)や英中銀(BOE)など主要中銀の政策決定が控え、円売りは慎重となろう。ドル・円は年初に116円台に定着できず、115円後半は利益確定売りが予想される。 【今日の欧米市場の予定】 ・19:00 ユーロ圏・10-12月期GDP速報値(前年比予想:+4.3%、7-9月期:+3.9%) ・22:00 独・1月消費者物価指数速報値(前年比予想:+4.2%、12月:+5.3%) ・23:45 米・1月シカゴ購買部協会景気指数(予想:62.0、12月:64.3←63.1) ・24:30 米・1月ダラス連銀製造業活動指数(12月:8.1) ・01:30 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁インタビュー 《FA》