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ハイテク株などの買い戻しの動き強まり、日経平均は27000円を回復【クロージング】

2022/1/31 15:59 FISCO
*15:59JST ハイテク株などの買い戻しの動き強まり、日経平均は27000円を回復【クロージング】 31日の日経平均は大幅続伸。284.64円高の27001.98円(出来高概算13億1000万株)と26日以来3営業日ぶりに27000円を回復して取引を終えた。28日の米国株の上昇などを映して値がさハイテク株中心に幅広く買われた。また、岸田首相が午後、「東京都への緊急事態宣言の発令を国としては検討していない」と発言したことで、目先の不安心理が後退したことも投資家心理の改善につながり、午後1時前に一時27134.57円まで上げ幅を拡大させる場面もあった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1700を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、海運、精密機器、サービス、鉱業、鉄鋼など25業種が上昇。一方、保険、銀行、電気ガス、食料品など8業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、オムロン<6645>、ファナック<6954>、エプソン<6724>、アステラス薬<4503>が軟化した。 前週末の急上昇の反動から朝方は利食い売りが先行して始まり、取引開始直後には一時26541.65円まで売られた。ただし、前週末の米ハイテク株の上伸を背景に、東エレクやアドバンテス、信越化<4063>といった半導体関連株や村田製<6981>やTDK<6762>、日本電産<6594>などの電子部品株も値を上げた。また、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染急拡大が進むなか、大規模接種が再開されたことで、ワクチン接種の拡大により経済活動の再開が早まるとの思惑が広がったことも投資マインドの改善に寄与したとみられる。 日経平均は心理的な節目である27000円を回復したものの、ウクライナ情勢を巡る地政学的リスク懸念は拭えていないほか、米国のインフレ高進リスクなどの不確実性は残ったままだ。また、国内主要企業の決算発表が本格化しているが、企業業績に対する警戒感もある。部品調達不足の影響などで2022年3月期通期業績予想を下方修正したオムロンが一時9%超も急落するなか、サプライチェーンの回復動向などを見定める必要があるだけに、企業決算の中身を見極めながら目先は個別物色の展開が強まりそうだ。 《FA》
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時価総額 12,626,479百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
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時価総額 2,919,005百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
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時価総額 14,597,128百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6594 東証プライム
7,185
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時価総額 4,284,301百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6645 東証プライム
5,529
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時価総額 1,140,329百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6724 東証プライム
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時価総額 998,688百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
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時価総額 3,835,236百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
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時価総額 4,922,636百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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時価総額 4,451,093百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6981 東証プライム
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6/28 15:00
+22(%)
時価総額 6,735,166百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
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世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
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時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17