マーケット
5/10 15:15
38,229.11
+155.13
39,512.84
+125.08
暗号資産
FISCO BTC Index
5/11 12:24:20
9,506,172
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前日の急伸の反動からほぼ安値圏での推移に【クロージング】

2022/1/13 16:01 FISCO
*16:01JST 前日の急伸の反動からほぼ安値圏での推移に【クロージング】 13日の日経平均は反落。276.53円安の28489.13円(出来高概算11億6000万株)で取引を終えた。前日の急伸の反動から利益確定売りが優勢になったほか、国内での新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大による経済活動の停滞懸念も相場の重しになった。また、時間外取引で米株先物が軟調に推移していることも買い見送り色を強める要因になった。ただ、心理的な節目である28500円を下回ると押し目を拾う動きもみられ、28500円を挟んだもみ合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉄鋼、非鉄金属、パルプ紙、保険など12業種が上昇。一方、精密機器、小売、サービス、陸運など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、住友鉱<5713>、三菱商<8058>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>が軟調だった。 注目された12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比7.0%増となり、市場予想と同じだった。その後の米長期金利の反応は限定的で、さらなる金融引き締めへの懸念が後退したため、米国市場では主要な株価指数が上昇した。ただ、この流れを引き継ぐ格好とはならず、前日の大幅上昇に対する反動から、当面の利益を確保する動きが強まった。一方、前日の米ハイテク株高を映して、半導体関連や電子部品関連株などには、値を上げる銘柄が散見されたものの、買いは続かなかった。その背景には、台湾積体電路製造(TSMC)の2021年10-12月期決算および設備投資計画が公表される見込みだったことから、様子見ムードに繋がったようだ CPIの結果からも米国経済は順調に拡大している。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が12日公表した全米12地区連銀景況報告(ベージュブック)で、先行きへの楽観的な見通しがやや後退していると報告された点は気がかりとみる投資家は多い。このため、今夜発表の12月の米卸売物価指数(PPI)から供給制約に関わる手掛かりを探りたいとする向きがいる。また、ブレイナードFRB副議長の承認指名公聴会も予定されており、足元の景気認識や金融政策についてどのような発言が出ているのか見極めたいところであろう。 《FA》
関連銘柄 10件
5713 東証プライム
4,944
5/10 15:00
-130(%)
時価総額 1,437,784百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6,936
5/10 15:00
-31(%)
時価総額 11,763,179百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,117
5/10 15:00
+11(%)
時価総額 3,920,487百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,672
5/10 15:00
+44(%)
時価総額 4,716,604百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,425
5/10 15:00
-103(%)
時価総額 55,878,830百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7733 東証プライム
2,289
5/10 15:00
+7(%)
時価総額 2,943,407百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,385
5/10 15:00
+54(%)
時価総額 14,597,752百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,720
5/10 15:00
+90(%)
時価総額 12,957,959百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,877
5/10 15:00
+141(%)
時価総額 13,571,709百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10