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新興市場見通し:新興株の売買膨らむも大型株との循環物色か、12月はIPOラッシュ

2021/11/20 15:16 FISCO
*15:16JST 新興市場見通し:新興株の売買膨らむも大型株との循環物色か、12月はIPOラッシュ 今週の新興市場では、マザーズ指数が週前半に強い動きを見せた。7-9月期の決算発表が一巡し、値幅の大きく出やすい新興株に個人投資家の物色の矛先が向いたようで、好業績銘柄を中心に賑わった。1日の売買代金は3月以来となる2000億円台まで膨らんだ。ただ、マザーズ指数は週半ばに一時1200ptに接近すると失速。高値圏のメルカリ<4385>などに利益確定売りが出て、投資資金の一部がレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>といった東証1部の高値更新銘柄にもシフトしたとみられる。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.5%であったのに対して、マザーズ指数は+1.4%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリが週間で2.5%高、JMDC<4483>が同6.6%高と堅調。決算が好感されたプラスアルファ・コンサルティング<4071>は同21.4%高、FRONTEO<2158>は同39.5%高と急伸した。売買代金上位ではグローバルウェイ<3936>やENECHANGE<4169>が大幅高。また、エスユーエス<6554>とリビン・テクノロジーズ<4445>は1週間で株価が2倍超となった。一方、フリー<4478>が同13.4%安、セーフィー<4375>が同18.4%安と大きく下落。ともに決算発表後に軟調となった。また、Waqoo<4937>などが週間のマザーズ下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、ウエストHD<1407>が同6.7%高と堅調。一部証券会社の目標株価引き上げが観測された。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>が大幅高となり、壽屋<7809>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。一方、ワークマン<7564>は同3.8%安、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同6.1%安となり、イー・ロジット<9327>などが下落率上位に顔を出した。IPOでは、GRCS<9250>が公開価格の5割高となる初値を付ける一方、AB&Company<9251>は公開価格を下回る初値形成となった。 来週の新興市場では、マザーズ指数のしっかりとした値動きに期待したいが、日足チャートではなお現行のもち合いレンジ内で推移しそうだ。米国でハイテク株比率が高いナスダック総合指数の過去最高値更新が続いているほか、決算発表の一巡とともにマザーズ市場の売買代金が膨らんでいることなど、強気になれる材料も散見される。ただ、先週後半の動向を見ても一本調子での上昇までは期待しづらく、半導体関連等の主力大型株との循環的な物色が続きそうだ。 好業績銘柄も株価への織り込みが非常に早いため、既に上値を買いづらいというケースが少なくない。ただ、Appier Group<4180>やカオナビ<4435>、NexTone<7094>などは現値を上回る強気の目標株価設定が出てきており、一段の上昇に期待したい。また、今週末に政府の経済対策が閣議決定され、子育て支援や医療体制の充実などの政策関連銘柄への関心が高まる可能性もある。 IPO関連では、11月24日にサイエンスアーツ<4412>とラストワンマイル<9252>、25日にスローガン<9253>がいずれもマザーズへ新規上場する。また、今週は再生可能エネルギー発電のリニューアブル・ジャパン<9522>(12月22日、マザーズ)、人工知能(AI)開発のエクサウィザーズ<4259>(12月23日、マザーズ)など一挙26社の新規上場が発表されている。12月後半はIPOラッシュの様相だ。 《FA》
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産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
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クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援、人材転職サービスの提供、転職口コミサイト「キャリコネ」を運営。。プラットフォームはDX支援が堅調。人件費や開発費重し。継続前提重要事象。 記:2024/08/08
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タレントマネジメントシステム「タレントパレット」の提供等を行うHRソリューション部門が主力。「見える化エンジン」等のマーケティングソリューションも。タレントパレットは顧客単価が上昇傾向、低解約率を維持。 記:2024/08/29
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電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。EV充電器導入支援は設置台数増加。比較・切替サイトの売上回復を見込む。会計処理問題に対する再発防止策を発表し信頼回復へ。 記:2024/08/10
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4375 東証グロース
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4385 東証プライム
2,097.5
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国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
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4478 東証グロース
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4483 東証プライム
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6554 東証グロース
798
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-10(%)
時価総額 7,212百万円
技術者派遣・開発請負等を行うソリューション事業が主力。IT、機械、電機、電子、化学など領域は幅広い。コンサルティング事業、AR/VR事業等も。在籍エンジニア数は1900名超。派遣業務は高付加価値化図る。 記:2024/08/27
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半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
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時価総額 311,837百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
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1,542
11/22 15:24
±0(%)
時価総額 13,064百万円
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22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9250 東証グロース
1,411
11/22 15:19
±0(%)
時価総額 1,947百万円
全社的リスクマネジメントERMなどのGRCセキュリティ事業が主力。GRCツールで国内トップ。フィナンシャルテクノロジー事業も。金融関連企業が主要顧客。ソリューション及びプロダクトの連携強化を図る。 記:2024/10/25
9251 東証グロース
852
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 12,625百万円
美容室「Agu.」を直営、FCで全国展開。メンズサロン「FADE&LINE」、レトロ理髪店、ヘアカラー専門店、インテリアデザイン事業等も。国内店舗数は990店舗超。直営、FC店舗の積極的な新規出店実施。 記:2024/08/12
9252 東証グロース
2,180
11/22 15:19
-7(%)
時価総額 6,634百万円
各種ライフラインの手続き代行サービス「まるっとシリーズ」を手掛ける。ECサイトでの商品販売、コンタクトセンター事業等も。新規事業への参入等を成長戦略として掲げる。生命保険の代理店事業は規模拡大予定。 記:2024/06/03
9253 東証グロース
620
11/22 14:52
+5(%)
時価総額 1,704百万円
就活プラットフォーム「Goodfind」、長期インターン紹介サービス「Intern Street」、ビジネスメディア等を手掛ける。キャリアサービス分野は社会人向けサービスが改善。学生向けサービスは順調。 記:2024/06/03
9327 東証スタンダード
221
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時価総額 1,447百万円
通販物流アウトソーシングや物流コンサルティング、物流システム構築支援等を行うBPOサービス事業が柱。トランスコスモスと業務提携。人員拡充による体制強化、固定費の適正化やFC自動化の推進等で収益向上図る。 記:2024/06/03