マーケット
4/24 15:15
38,460.08
+907.92
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 22:41:09
10,263,351
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:新興株に追い風吹くなか決算発表ピーク、IPOは1社

2021/11/6 15:24 FISCO
*15:24JST 新興市場見通し:新興株に追い風吹くなか決算発表ピーク、IPOは1社 今週の新興市場では、10月31日投開票の衆院選の結果を受け、日経平均とともにマザーズ指数も大きく上昇した。自民党が単独で絶対安定多数を確保し、内需系中心のマザーズ銘柄にとっても安心感につながったとみられる。また、米国でハイテク株比率の高いナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新したことも支援材料となり、マザーズ指数は週を通じて上昇(4営業日続伸)し、終値としては9月27日以来の高値水準で取引を終えた。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.5%であったのに対して、マザーズ指数は+4.1%、日経ジャスダック平均は+0.5%だった。 個別では、前の週末に決算発表したメルカリ<4385>が週間で14.0%高。その他マザーズ時価総額上位ではJTOWER<4485>が同18.8%高、プラスアルファ・コンサルティング<4071>が同22.3%高と大きく上昇した。売買代金上位でも、新サービス発表のFRONTEO<2158>や電気自動車(EV)関連の日本電解<5759>など大幅高となった銘柄が多く、前の週発表の資本提携を材料視した買いが続いたINCLUSIVE<7078>は週間のマザーズ上昇率トップとなった。一方、グローバルウェイ<3936>やBASE<4477>は売り優勢で、中村超硬<6166>などが下落率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、前の週に決算発表を受けて売られた東映アニメーション<4816>が同4.4%高。ワークマン<7564>は10月既存店売上が減収だったが、同7.3%高となった。売買代金上位ではセプテーニ・HD<4293>などが買われ、シーズメン<3083>は1週間で約2.8倍に急伸した。一方、セリア<2782>は同4.4%安。フェローテックHD<6890>も利益確定売り優勢で、テクノホライゾン<6629>などが週間のジャスダック下落率上位に顔を出した。IPOでは、フロンティア<4250>が福証Q‐Boardへ、Photosynth<4379>がマザーズへ新規上場したが、初値の伸び悩みが続いた。 来週の新興市場では、引き続きマザーズ指数のしっかりとした動きに期待したい。中期的なもち合い圏を脱したわけではないが、足元で売買代金の増加を伴って強い動きを示している点には安心感がある。ここまで弁護士ドットコム<6027>、メルカリなど主力IT株の決算反応は良好。国内政治を巡る警戒感が和らいだことに加え、米国で早期利上げ観測が後退していることも内需系グロース(成長)株中心のマザーズにとって追い風として働いているのだろう。ただ、それだけに11月10日発表の米10月消費者物価指数(CPI)への市場反応は注視したい。 来週は、11月8日にワークマン、10日にJTOWER、11日に日本マクドナルドHD<2702>、GMOフィナンシャルゲート<4051>、そーせいグループ<4565>、12日にプラスアルファ、セーフィー<4375>、フリー<4478>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、フェローテックHD、ウェルスナビ<7342>などが決算発表を予定している。新興市場でも決算発表のピークを迎え、上場後初の発表となるセーフィーのほか、成長期待から再躍進中のJTOWERなど注目企業が多数ある。 IPO関連では、11月9日に日本調理機<2961>が東証2部へ新規上場する。株式需給・株価指標の両面で懸念は乏しく、穏当な初値形成となりそうだ。なお、今週はフレクト<4414>(12月10日、マザーズ)の新規上場が発表されている。 《FA》
関連銘柄 27件
2158 東証グロース
643
4/24 15:00
+2(%)
時価総額 25,280百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
6,900
4/24 15:00
-80(%)
時価総額 917,424百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。外食でも上位。米マクドナルドのライセンス下で国内マクドナルドを展開。夜メニューや新商品開発を推進。デジタルやデリバリーの活用で利便性向上。業容好調で23.12期は増収増益。 記:2024/02/29
2782 東証スタンダード
2,754
4/24 15:00
-73(%)
時価総額 208,863百万円
100円ショップ業界2位。主力は日本製グッズ。独自の企画商品や流通システムに強み。女性視点の品揃えにも定評。1998店舗展開。直営店61店舗を新規出店。24.3期2Qは増収。収益面は販管費の増加等が重し。 記:2024/01/16
2961 東証スタンダード
2,850
4/24 9:02
±0(%)
時価総額 3,238百万円
業務用総合厨房機器メーカー。学校給食市場が主要ターゲット。開発、生産、アフターサービスまで一貫体制を構築。売上高は2Q、4Qに偏重する傾向。学校給食以外の集団給食分野の拡大図る。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/03/30
3083 東証スタンダード
573
4/24 15:00
-22(%)
時価総額 2,294百万円
アメカジの「METHOT」や和柄専門の「流儀圧搾」を運営。メタバースファッション専門アパレル「ポリゴンテーラーファブリック」を育成。来店促進策や客単価向上の取組みが奏功し、24.2期3Q累計は赤字幅縮小。 記:2024/01/27
3936 東証グロース
144
4/24 15:00
+3(%)
時価総額 5,242百万円
クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援を行う。転職・就活情報サイト運営も。24.3期3Q累計はエンジニア拡充で構築・導入支援が好伸。スキルシェアは先行投資が続く。通期5割増収を計画。 記:2024/03/12
7,250
4/24 15:00
-20(%)
時価総額 59,885百万円
GMOグループのキャッシュレス決済サービス会社。端末販売から処理、決済代行までを手掛ける。イニシャル売上は好調。次世代決済端末「stera」が売上貢献。売上総利益率は改善。24.9期1Qは大幅増収増益。 記:2024/02/25
2,077
4/24 15:00
+15(%)
時価総額 83,473百万円
ビッグデータ可視化プラットフォームを開発・運営。タレントパレットなどを手掛ける。HRソリューション部門は好調。タレントパレット事業は顧客数が大幅増。解約率は低位安定。24.9期1Qは2桁増収増益。 記:2024/03/31
1,130
4/24 0:00
±0(%)
時価総額 785百万円
自動車アフターパーツの販売事業が柱。企画設計したサイドバイザーやフロアマットを提携工場にて製品化。サイドバイザー、フロアマットなどは販売数が増加。23.11期通期は大幅増益。24.11期は2桁増益計画。 記:2024/01/28
4293 東証スタンダード
435
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 91,820百万円
大手インターネット広告代理店。デジタル広告の販売と運用、マーケティング支援等が主力。就職・採用プラットフォーム事業等も。デジタルマーケティング事業は既存案件が拡大。23.12期通期純利益は会社計画超過。 記:2024/03/04
4375 東証グロース
602
4/24 15:00
+24(%)
時価総額 32,085百万円
クラウド録画型映像プラットフォームを開発・運営。クラウドカメラを活用した現場DXに力注ぐ。24.12期も採用費や販促費が先行する見通し。だが課金カメラ台数の積み上げが順調に進む見込み。売上は2割増を計画。 記:2024/03/11
4379 東証グロース
374
4/24 15:00
+1(%)
時価総額 5,757百万円
セキュリティシステム会社。後付型スマートロック端末「Akerun」を手掛け、法人向けの入退室管理システムが主力。契約社数は5400社超。サブスクの上振れや工事・オプション品販売好調で、23.12期は増収。 記:2024/02/29
4385 東証プライム
1,808.5
4/24 15:00
+59(%)
時価総額 290,935百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
4477 東証グロース
274
4/24 15:00
±0(%)
時価総額 30,685百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,840
4/24 15:00
+102(%)
時価総額 161,531百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
4485 東証グロース
3,380
4/24 15:00
+45(%)
時価総額 86,738百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4565 東証プライム
1,508
4/24 15:00
+28(%)
時価総額 123,540百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。契約一時金及びマイルストン収入は伸び悩む。23.12期通期は医薬品販売が増収。M&A効果等が寄与。 記:2024/02/13
4816 東証スタンダード
2,589
4/24 15:00
-20(%)
時価総額 543,690百万円
東映系アニメ制作会社。プリキュアやドラゴンボールなどの映像制作やキャラクター版権ビジネスを展開。映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」等は好調。その他事業は売上増。24.3期3Qは増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/10
5759 東証グロース
1,197
4/24 15:00
-4(%)
時価総額 10,723百万円
大手車載電池用銅箔メーカー。車載電池用や5G回路基板用などの電解銅箔を展開。車載電池用銅箔市場で国内トップシェア、北米でも首位級。パナソニックが主要顧客。IRA法の影響による輸出減で、3Q累計は足踏み。 記:2024/02/23
6027 東証グロース
2,983
4/24 15:00
-52(%)
時価総額 66,455百万円
国内最大級の「弁護士ドットコム」を運営し、法律トラブルの解決支援を行う。電子契約の「クラウドサイン」等も。クラウドサインは売上好調。大企業、地方自治体中心に導入進む。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/03/04
6166 東証グロース
324
4/24 15:00
+5(%)
時価総額 3,571百万円
特殊精密部品や化学繊維用紡糸ノズル、工作機械向け耐摩工具、不織布製造装置などを展開。ナノサイズゼオライトも事業領域。ダイヤモンドワイヤの製造技術に定評。実装機用ノズルの受注停滞で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/22
3,900
4/24 15:00
+60(%)
時価総額 375,629百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6629 東証スタンダード
486
4/24 15:00
+7(%)
時価総額 10,237百万円
電子黒板や書画カメラを開発・販売。車載機器やFA関連機器も手掛ける。映像&IT事業は損益改善。電子黒板は販売伸び悩むが、シンガポール子会社の販売が堅調。販管費は減少。24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/26
2,927
4/24 15:00
+125(%)
時価総額 137,396百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7078 東証グロース
665
4/24 15:00
+10(%)
時価総額 6,583百万円
国内唯一のメディアDXエージェンシー。コンテンツの企画・制作や広告運用、プロモーション企画、DXコンサルなどを展開。企画&プロデュース事業は黒字転換。特別利益を計上。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/04/08
7342 東証グロース
1,483
4/24 15:00
-11(%)
時価総額 87,100百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を運営。20~50代の勤労世代が主要顧客。預かり資産1兆1000億円を突破。運用者数の増加や入金好調で、23.12期実績は増収・大幅営業増益。 記:2024/03/23
7564 東証スタンダード
3,935
4/24 15:00
+10(%)
時価総額 322,068百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08