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政策期待強くSQ通過後も海外勢による買いが継続【クロージング】

2021/9/10 16:13 FISCO
*16:13JST 政策期待強くSQ通過後も海外勢による買いが継続【クロージング】 10日の日経平均は大幅反発。373.65円高の30381.84円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。9月限の先物オプションの特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いや政策期待が支えとなり、買い先行でスタート。週末とあって持ち高調整売りや大台回復に伴う高値警戒感などから利食い売りに伸び悩む場面もあったものの、前日に大きく下落したハンセン指数がリバウンドを見せたほか、米株先物も堅調に推移していることが買い安心感に繋がり、大引けにかけて一段高となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1900を超え、全体の8割超占めた。セクター別では、証券・商品先物、その他金融、化学、金属製品、サービスなど29業種が上昇。一方、空運、電気ガス、医薬品、石油石炭の4業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>が堅調な半面、エーザイ<4523>、ネクソン<3659>、中外薬<4519>、京セラ<6971>、アステラス薬<4503>、KDDI<9433>が軟化した。 前日の米国市場は、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)の感染拡大への懸念が再燃し、主要株価指数は下落したものの、東京市場では材料視されなかった。反対に河野太郎規制改革相が自民党総裁選出馬表明を控えて政策期待は根強く、幅広い銘柄が買われた。また、緊急事態宣言の延長が正式に決まったものの、段階的に制限を緩和する方針も示されたため、投資家心理の好転が続いている。 日経平均はSQ値を上回っての推移が続き、「地合いは強い」とみる投資家が多い。また、東証が前日発表した9月第1週の投資部門別株式売買動向では、外国人投資家は現物が3669億円、先物は2956億円の買い越しで、計6625億円の買い越しとなった。今年2月以来の買い越し額となった。まだ買い余力が十分に残っているのではないかとみる向きもあるなか、短期急騰による高値警戒感は残るものの、先高期待は強そうである。 《FA》
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PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4063 東証プライム
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大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4503 東証プライム
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製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
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時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
6,240
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-19(%)
時価総額 1,850,578百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
6,641
4/26 15:00
+125(%)
時価総額 11,262,870百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,389
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時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
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時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,390
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時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27