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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別物色が中心に~

2021/7/27 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別物色が中心に~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算を手掛かりとした個別物色が中心に ■中外薬、2Q営業利益14.3%増 1606億円、コンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:日産自、今年度の世界生産450万台、20%増、下期に挽回 ■決算を手掛かりとした個別物色が中心に 27日の日本株市場は買い先行で始まった後は、次第にこう着感が強まりそうである。26日の米国市場ではNYダウが82ドル高だった。6月新築住宅販売件数がパンデミック下で最低水準となったほか、ダラス連銀製造業活動指数も予想外に悪化した結果に失望し売りが先行。しかし、企業の好決算への根強い期待から上昇に転じると、民主党上院のシューマ—院内総務が超党派のインフラ案の法制化を公約するとの発言も伝わり、引けにかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円高の27950円。円相場は1ドル110円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。テスラは決算内容が評価されて時間外で上昇していることも材料視されそうだ。ただし、昨日の日経平均は28000円辺りで上値を抑えられており、本日も同水準での戻りに鈍さが意識されてくるようだと、次第に利益確定の流れが優勢になりやすいだろう。また、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が年初来安値を更新している需給状況であり、また、昨日の上昇局面においても東証1部の売買高は10億株を下回っていることから、決算発表がピークを迎えるなかで積極的には手掛けづらいところだ。 そのため、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすく、短期的な値幅取り狙いの売買にとどまりそうである。また、薄商いのなかではあるが、先物市場ではショートを続けていたクレディスイスは、若干ながらもカバーの動きを見せている。下値の堅さが意識されてくるようであれば、ショートカバーの動きを強めてくる可能性もあることから、押し目狙いのスタンスといったところか。 一方で、SOX指数は小幅に下落しているほか、VIX指数は上昇していることから、日経平均の戻りの鈍さが意識されやすく、流れとしてはTOPIX型優位の動きが見込まれよう。なお、昨日の引け後の決算では、JMHD<3539>、SYSHD<3988>、ウィル<3241>、エリアリンク<8914>、カイノス<4556>、コーエーテクモ<3635>、ピーシーエー<9629>、ベルパーク<9441>、マクニカ富士<3132>辺りが注目されよう。 ■中外薬、2Q営業利益14.3%増 1606億円、コンセンサス範囲内 中外薬<4519>が発表した第2四半期(1-6月)決算は、売上収益が前年同期比6.0%増の3902.29億円、営業利益は同14.3%増の1606.79億円だった。コンセンサス(1600億円程度)範囲内での進捗に。国内及び海外の製商品売上高がともに前年同期並みであったものの、ロイヤルティ等収入及びその他の営業収入が大幅に伸長。アクテムラの輸出が大きく減少したが、アレセンサ、ヘムライブラのロシュ向け輸出が増加した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27833.29、+285.29) ・NYダウは上昇(35144.31、+82.76) ・ナスダック総合指数は上昇(14840.71、+3.72) ・シカゴ日経先物は上昇(27950、大阪比+120) ・1ドル110円30-40銭 ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日産自<7201>今年度の世界生産450万台、20%増、下期に挽回 ・アイロムG<2372>米アイ・ピースとiPS作製・保管で連携、10月に全国拡大 ・中外薬<4519>藤枝工場に合成原薬製造棟、555億円投資 ・キユーピー<2809>23年に挙母工場閉鎖、調味料、移管で効率化 ・塩野義<4507>新型コロナ治療薬の第1相臨床試験、安全性など確認 ・住友ゴム<5110>ブラジル工場増強、タイヤ生産に235億円投資 ・大日印<7912>アスリート応援基盤、活動資金調達も後押し ・オリンパス<7733>タイ病院にAI内視鏡、指導医育成プロ参画 ・SOMPO<8630>介護・シニア事業拡大、売り上げ100億円増 ・JSR<4185>川崎の研究所稼働、ライフサイエンス強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 中・6月工業企業利益(5月:前年比36.4%) 《ST》
関連銘柄 20件
2372 東証プライム
1,769
4/19 14:25
-31(%)
時価総額 21,771百万円
医療サービス会社。再生医療や遺伝子創薬に加え、早期臨床試験や製造販売後臨床試験、開発業務受託、クリニックモールの開設、運営のサポートを行う。今上期の試験受託や医薬品開発も堅調も、人件費等の費用が重し。 記:2023/12/27
2809 東証プライム
3,063
4/19 14:29
+2(%)
時価総額 433,415百万円
マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
6,708
4/19 14:29
-257(%)
時価総額 422,812百万円
大手エレクトロニクス商社。半導体や集積回路等の電子部品の輸出入、販売を行う。ネットワーク関連商品も扱う。今上期は主力市場の産業機器や車載向け半導体が伸長した。セキュリティ中心のネットワーク関連も堅調。 記:2024/01/15
3241 東証スタンダード
465
4/19 14:00
±0(%)
時価総額 5,275百万円
不動産仲介と新築分譲に加え、リフォーム、ファイナンシャルプランニング、家具の販売等まで不動産に関するサービスを拡大。リフォーム事業は堅調。中古住宅×リフォームの引渡件数が増加。23.12期3Qは2桁増収。 記:2024/01/15
3539 東証プライム
2,623
4/19 14:29
-47(%)
時価総額 69,982百万円
関東でスーパー「ジャパンミート生鮮館」を展開。都内で「肉のハナマサ」「スーパーみらべる」も。24.7期1Qはスーパーの既存店売上が堅調。外食事業も回復続く。販管費増こなして増収増益に。通期最高業績を計画。 記:2024/01/11
1,443.5
4/19 14:29
-64.5(%)
時価総額 485,156百万円
大手ゲームソフト制作会社。コーエーとテクモが2009年経営統合。スマホや家庭用ゲーム、オンラインゲームを開発、販売する。海外展開を強化。今期3Q累計は既存タイトルが好調だった。オンラインゲームも伸長した。 記:2024/02/02
3988 東証スタンダード
1,208
4/19 14:10
-5(%)
時価総額 6,278百万円
ITシステム開発とITソリューションが中核の総合情報サービス会社。自動車など製造業向けソフトや、金融、流通向けシステム開発に強み。CIシステム子会社化でシナジー効果を追求。受注堅調で1Qは大幅増収増益。 記:2024/01/28
4185 東証プライム
4,341
4/19 14:28
-8(%)
時価総額 904,664百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4507 東証プライム
7,145
4/19 14:29
-1(%)
時価総額 2,226,282百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4519 東証プライム
4,951
4/19 14:29
-139(%)
時価総額 8,313,016百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4556 東証スタンダード
1,185
4/19 13:07
-17(%)
時価総額 5,402百万円
臨床検査薬メーカー。腎・肝機能検査や腫瘍マーカー検査に強み。輸血関連機器の製販も。24.3期上期は輸血検査装置の新規設置に遅れ。だが検査試薬の販売が堅調で小幅営業増益に。今年1月に敗血症検査試薬を発売へ。 記:2024/01/17
5110 東証プライム
1,871.5
4/19 14:29
+4(%)
時価総額 492,285百万円
世界5位のタイヤメーカー。スポーツ用品や産業用ゴム製品も。23.12期3Q累計は国内新車用タイヤが堅調。高機能タイヤ拡販や原材料高影響緩和で粗利率も改善。海上運賃下落や円安なども寄与して増収・大幅増益に。 記:2024/01/15
7201 東証プライム
562.8
4/19 14:29
-7.2(%)
時価総額 2,375,418百万円
大手自動車メーカー。三菱自動車、ルノーとの3社でアライアンスを構築し、部品やプラットフォームの共通化を推進。グローバル小売台数は増加。中国は伸び悩むが、北米販売が好調。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/08
7733 東証プライム
2,118
4/19 14:29
-92.5(%)
時価総額 2,723,519百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7912 東証プライム
4,410
4/19 14:29
-70(%)
時価総額 1,399,028百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8630 東証プライム
3,039
4/19 14:29
-29(%)
時価総額 3,010,075百万円
3メガ損保の一角。損保ジャパンと日本興亜損保が経営統合して発足。海外子会社の保険料増収率に強み。介護・シニア事業も展開。海外保険事業は正味収入保険料が増加。資産運用費用は減少。24.3期2Qは黒字転換。 記:2024/01/14
8914 東証スタンダード
2,756
4/19 14:24
-98(%)
時価総額 35,665百万円
土地・空室を調達し、レンタル収納空間として運用・販売。土地権利整備事業、アセット事業なども手掛ける。ストレージ事業は順調に稼働室数を伸ばす。土地権利整備事業は好調。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/08
9441 東証スタンダード
1,707
4/19 14:15
+1(%)
時価総額 34,478百万円
大手独立系携帯代理店。ソフトバンクやauのキャリアショップ運営と、法人向けスマートデバイスの販売を手掛け、「店頭スマホサポート定額」の会員獲得に注力。携帯電話の販売件数増加により23.12期は増収確保。 記:2024/02/29
9629 東証プライム
1,721
4/19 14:14
-61(%)
時価総額 39,755百万円
独立系ソフト会社。会計・販売管理などの業務系パッケージソフトを展開。売り切り型からサブスク型への転換を推進。製品、クラウドサービスは売上好調。24.3期2Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/16
9984 東証プライム
7,656
4/19 14:29
-220(%)
時価総額 13,190,936百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10