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米国株安などを背景に利食い優勢も底堅い展開に【クロージング】

2021/7/14 16:27 FISCO
*16:27JST 米国株安などを背景に利食い優勢も底堅い展開に【クロージング】 14日の日経平均は3日ぶりに反落。109.75円安の28608.49円(出来高概算9億8000万株)で取引を終えた。前日の米国株の下落やここ2日間で約777円上昇しただけに利益確定売りが先行。取引開始直後に28482.82円と節目の28500円を下回る場面が見られた。しかし、今晩のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控えて売りを仕掛けてくる動きにはならず、売りが一巡した後は、28500円を上回っての底堅い値動きが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数は1100を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、建設、電気ガス、その他金融など14業種が上昇。一方、海運、ゴム製品、空運、鉄鋼など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、リクルートHD<6098>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、NTTデータ<9613>がしっかり。半面、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、富士フイルム<4901>が軟化した。 前日の米国市場は、6月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る高い伸び率となり、インフレ高進への警戒感から、主要3株価指数は反落した。この流れを引き継ぐ形から利益確定売りが優勢となり、空運や海運、鉄鋼などの景気敏感株の一角が値を消した。ただ、日経平均は5日線水準である28400円近辺に接近すると押し目買いも散見され、下げ渋る展開。昨日急落したレーザーテック<6920>が反発し、好決算を発表したタマホーム<1419>やMORESCO<5018>も大幅高となった。 米CPIの大幅な伸びがインフレへの懸念を強める形となったが、CPIについては、中古車とトラックの値上がりによる部分が大きく、半導体不足が解消されれば自動車生産が増え、長期化しないとみられている。今夜のパウエルFRB議長の下院金融サービス委員会での議会証言で、このところのインフレ加速についてどのような発言をするのか見極めたいところだろう。また、今月下旬から本格化する国内主要企業の決算内容を確認したいと考える向きも多く、目先は個別物色の色彩が強い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
1419 東証プライム
4,280
4/25 15:00
-70(%)
時価総額 126,072百万円
注文住宅の建築請負が柱。木造ローコスト住宅に強み。戸建分譲やリフォーム、区分所有権販売も。収益は4Q偏重傾向。23.5期上期は注文住宅の引渡し棟数が足踏み。ただ受注堅調。通期では最高業績・連続増配を計画。 記:2024/03/07
4063 東証プライム
6,308
4/25 15:00
-174(%)
時価総額 12,768,168百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
3,323
4/25 15:00
-84(%)
時価総額 4,133,403百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5018 東証スタンダード
1,295
4/25 15:00
-12(%)
時価総額 12,558百万円
特殊潤滑油や合成潤滑油を製造・販売。ホットメルト接着剤や化粧品原料も。自動車業界が得意先。24.2期3Q累計は海外を中心に自動車向け特殊潤滑油が堅調。値上げ進展で利益率も上向く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/08
6,516
4/25 15:00
-28(%)
時価総額 11,050,875百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
33,360
4/25 15:00
-1,230(%)
時価総額 3,145,381百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6954 東証プライム
4,455
4/25 15:00
-158(%)
時価総額 4,497,532百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/25 15:00
-22(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6976 東証プライム
3,597
4/25 15:00
-15(%)
時価総額 468,394百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
9613 東証プライム
2,436.5
4/25 15:00
-58.5(%)
時価総額 3,417,191百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27