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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ指標や当局者発言を見極め

2021/7/12 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ指標や当局者発言を見極め 12日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。連邦準備制度理事会(FRB)当局者発言が注目され、積極的な買いは手控えられる見通し。ただ、明日発表の米インフレ指標は高水準が予想され、ドルは売りづらい展開となりそうだ。 前週末のNY株式市場で主要指数が過去最高値を更新し、リスク選好ムードが強まった。この日は材料難のなか株高が進み、安全通貨のドルや円が売られる展開に。ドル・円はリスク選好の円売りに押し上げられ、110円20銭台に浮上した。週明けアジア市場では株高の流れを受け継いでいるものの、安全通貨売りは一服。ドル・円は日経平均株価の急反発を受けた円売りで、下げづらい。また、110円付近では買戻しが入り、大台の水準は維持した。 この後の海外市場では、材料難で小幅な値動きにとどまりそうだ。今月27-28日の連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウト期間を控え、FRB当局者の発言が注目される。特に、14-15日はパウエル議長の議会証言が予定され、引き締めに慎重な見解が予想されるためドル買いは抑制される見通し。ただ、明日発表の米消費者物価指数(CPI)は高い伸びが予想されている。FRBはインフレ高進を「一時的」としているが、ドル売りは仕掛けづらいだろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・01:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁オンライン対話集会参加 《FA》