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欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりの値動きか、米雇用統計次第で112円が視野に

2021/7/2 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりの値動きか、米雇用統計次第で112円が視野に 2日の欧米外為市場では、ドル・円は小じっかりの値動きを予想する。焦点の米雇用統計が予想通り回復を示せば、正常化期待のドル買いに。連邦準備制度理事会(FRB)の緩和縮小への思惑で米金利高に振れれば、ドルは112円台が視野に入りそうだ。 前日発表された米新規失業保険申請件数は予想を下回り、6月30日のADP雇用統計と合わせ雇用情勢の改善を好感したドル買いが優勢となった。英中銀総裁によるハト派的な見解を受けポンド売りが強まったこともドルの支援材料となり、ユーロ・ドルは1.1840ドル台に失速。ドル・円は111円60銭台に浮上し、昨年3月に付けた直近高値の111円71銭が射程圏内に。本日アジア市場はその流れを踏襲し、今晩の雇用統計への期待感からドル買いが続く。 今晩注目の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が+71.1万人(前月+55.9万人)、失業率は5.6%(同5.8%)、平均時給は前年比+3.6%(5月+2.0%)と全般的に回復が予想される。想定に沿った内容となれば、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での一段のタカ派姿勢に思惑が広がる。その際には長期金利の上昇を手がかりとしたドル買いが見込まれ、対円で112円回復の可能性もある。もっとも、その後は達成感などで利益確定売りが下押しする展開となりそうだ。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:00 ユーロ圏・5月生産者物価指数(前年比予想:+9.5%、4月:+7.6%) ・21:30 米・6月非農業部門雇用者数(予想:+71.1万人、5月:+55.9万人) ・21:30 米・6月失業率(予想:5.6%、5月:5.8%) ・21:30 米・6月平均時給(前年比予想:+3.6%、5月:+2.0%) ・21:30 米・5月貿易収支(予想:-713億ドル、4月:-689億ドル) ・21:30 カナダ・5月貿易収支(予想:+4.4億加ドル、4月:+5.9億加ドル) ・23:00 米・5月製造業受注(前月比予想:+1.6%、4月:-0.6%) ・23:00 米・5月耐久財受注改定値(前月比予想:+2.3%、速報値:+2.3%) 《FA》