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米株高や円安進行が支えに日経平均は5日ぶりに反発【クロージング】

2021/7/2 16:21 FISCO
*16:21JST 米株高や円安進行が支えに日経平均は5日ぶりに反発【クロージング】 2日の日経平均は5日ぶりに反発。76.24円高の28783.28円(出来高概算9億株)で取引を終えた。前日の米国株高や1ドル=111円台半ばまで進んだ円安を背景に輸出関連株など幅広い銘柄に買いが先行。前場半ばには一時28849.32円まで値を上げた。ただ、今夜に発表を控える米雇用統計を前に積極的に買い上がる雰囲気にもならず、買い一巡後は上値の重い展開となり、後場の日経平均の値幅は50円弱にとどまっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1700を超え、全体の約8割を占めた。セクター別では、ゴム製品、鉱業が2%超上昇したほか、パルプ紙、輸送用機器など31業種が上昇。一方、小売が唯一下落となり、医薬品は変わらずだった。指数インクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、資生堂<4911>、トヨタ<7203>が堅調。半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、日産化<4021>が軟調だった。 前日の米国市場は新たな四半期に突入したため、新規資金流入期待から上昇。日本株にも買いが波及した。また、NY原油市況の上昇を背景にINPEX<1605>や石油資源<1662>、出光興産<5019>などの石油関連株が上昇。フィデアHD<8713>と経営統合することで基本合意した東北銀<8349>は大幅に反発するなど個別材料株がにぎわっていた。一方、このところ堅調地合いが続いていた東エレク、アドバンテス、レーザーテック<6920>などの半導体関連株の一角にはアナリストによる格下げの動きもあり、利益確定売りが強まった。 国内での新型コロナウイルスのワクチン接種は進んでいるが、ここ最近は新規感染者数も増えており、緊急事態宣言の再発出への懸念により、手掛けづらさが窺える。また、このところ、米長期金利の上昇が一服しているとはいえ、米雇用統計が再び上昇のきっかけとなる可能性も捨てきれず、結果を見極めたいとみる向きが多かったようだ。さらに、日経平均は5日線を上回ったものの、上値を抑えられている75日線を突破するには新たな材料が必要で、手掛かり難のなか、当面はレンジ内の動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 14件
1605 東証プライム
2,299.5
3/28 15:00
+30(%)
時価総額 3,188,641百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
1662 東証プライム
6,840
3/28 15:00
-20(%)
時価総額 390,940百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。北海シーガルなどで生産量拡大を推進。米タイトオイル開発の販売量増加や国内天然ガス販売価格上昇で、中間期は大幅営業増益。 記:2023/12/22
4021 東証プライム
5,715
3/28 15:00
-164(%)
時価総額 807,530百万円
液晶・半導体材料などの機能性材料が柱。農薬や医薬品も。メラミンからは撤退。24.3期上期はディスプレイ材料が堅調。だが化学品低迷。農薬や半導体材料も冴えず。通期でも利益反落の見通し。総還元性向75%目標。 記:2024/01/14
4911 東証プライム
4,130
3/28 15:00
+32(%)
時価総額 1,652,000百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5019 東証プライム
1,033
3/28 15:00
-6.5(%)
時価総額 1,538,472百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
12,930
3/28 15:00
-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
6,695
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6920 東証プライム
42,930
3/28 15:00
+60(%)
時価総額 4,047,698百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7203 東証プライム
3,806
3/28 15:00
-47(%)
時価総額 62,094,841百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8349 東証スタンダード
1,254
3/28 15:00
-56(%)
時価総額 11,926百万円
岩手県地盤の地銀。県内シェアは3番手。隣接県にも店舗を有す。連結自己資本比率は8.91%。地方公共団体向け、中小企業等向け貸出は増加。有価証券利息配当金、その他経常収益は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/04
1,587
3/28 15:00
-89(%)
時価総額 28,791百万円
秋田の北都銀行と山形の荘内銀行が経営統合して発足。秋田県と山形県が主な営業エリア。投資信託や生命保険など預かり資産残高は増加。有価証券利息配当金、その他業務収益は足踏み。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/02/22
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10