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FRB議長証言通過で一時29000円回復後はこう着感の強い展開に【クロージング】

2021/6/23 16:30 FISCO
*16:30JST FRB議長証言通過で一時29000円回復後はこう着感の強い展開に【クロージング】 23日の日経平均は小幅反落。9.24円安の28874.89円(出来高概算9億4000万株)で取引を終えた。前日の米ハイテク株高などを映して、値がさ株中心に買い戻しの動きが続いたほか、1ドル=110円台後半まで進んだ円安も追い風となり、日経平均は寄り付き直後に一時29007.83円と3営業日ぶりに29000円を回復した。ただ、心理的な節目である29000円では戻り待ちの売りが控えているほか、新規の手掛かり材料にも乏しいだけに、次第に様子見ムードが広がり、前日の終値を挟んでこう着感の強い展開となっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業、倉庫運輸、石油石炭など5業種が上昇。一方、鉄鋼、証券商品先物、不動産、医薬品、その他製品など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、日立建機<6305>が堅調だった半面、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>が軟調だった。 注目されたパウエルFRB議長の議会証言では、早期利上げを懸念させる発言がなく、株の買い安心感が広がった。主力ハイテク株が買われ、ナスダック総合指数は過去最高値を更新。こうした流れを引き継ぎ、東エレクやアドバンテスなど指数寄与度の高い値がさ株などを中心に買いが先行した。ただ、積極的に上値を買い上がるには材料難で、次第に上値の重さが意識されていた。こうしたなか、好業績見通しが伝わったニトリHD<9843>が値を上げたほか、上野動物園で双子のパンダの赤ちゃんが誕生したため、パンダ関連として注目された東天紅<8181>や精養軒<9734>も上伸するなど、個別材料株がにぎわった。 東京市場は新たなきっかけ材料待ちの状況にある。金融市場関係者からは、米国で今夜予定されているボウマンFRB理事の講演やボスティックアトランタ連銀総裁の講演での発言内容が注目されるとの見方が多い。米金融当局が再びタカ派的な発言が飛び出れば、米金利の上昇を招き、それがグロース株売りの動きが強まる可能性があるだけに、発言を受けた米国金融市場の動向が気掛かりのようだ。 《FA》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4523 東証プライム
5,901
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時価総額 1,750,042百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
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時価総額 10,364,012百万円
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6305 東証プライム
4,484
4/19 15:00
-86(%)
時価総額 964,576百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6367 東証プライム
19,215
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時価総額 5,632,186百万円
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6857 東証プライム
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時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
8035 東証プライム
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時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8181 東証スタンダード
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9433 東証プライム
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4/19 15:00
+18(%)
時価総額 9,797,373百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9734 東証スタンダード
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上野の老舗レストラン。西洋料理の草分けとして明治5年に創業。フランス料理や洋食に加え、宴会場、結婚式場、キッチンカー等を展開。カフェ事業の拡充図る。宴会他部門等の売上は改善。23.1期通期は大幅増収。 記:2023/05/07
9843 東証プライム
21,260
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-310(%)
時価総額 2,433,058百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27