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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均はこう着も個人主体の中小型株物色は活発~

2021/6/18 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均はこう着も個人主体の中小型株物色は活発~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均はこう着も個人主体の中小型株物色は活発 ■NTT都市R、21/4分配金4024円、22/4予想3130円 ■前場の注目材料:サッポロHD、24年めどに耐カビ大麦開発、気候変動にらみ ■日経平均はこう着も個人主体の中小型株物色は活発 18日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。17日の米国市場ではNYダウが210ドル安だった。週次失業保険申請件数が予想外に前週から増加したほか、6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想を下回ったため売り優勢の展開に。一方で、長期金利が低下しタカ派色を強めた6月連邦公開市場委員会(FOMC)前の水準に戻したことからハイテク株に買いが広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円の29125円。円相場は1ドル110円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではNYダウが下落する一方、長期金利の低下を受けてハイテク株が買われており、この流れを引き継ぐ形で日経平均も反発が期待されそうだ。昨日の下落影響は指数インパクトの大きい値がさ株の一角の弱い値動きだったこともあり、ナスダックに連動する形からの上昇に期待したところであろう。 また、昨日の日経平均は一時400円を超える下落となるものの、出来高は低水準であり、市場参加者が限られる中でインデックスに絡んだ商いの影響が大きかった。先物市場でも短期筋のショートと見られる動きもあったため、仕掛け的な動きには注意しつつ、29000円での底堅さを見極めたいところであろう。週末要因から積極的に上値を追う流れにはなりづらく、買い一巡後はこう着感の強い相場展開になりそうだが、下値を仕掛けてくる局面においてはショートカバーを狙った押し目狙いのスタンス。 VIX指数は低下しており、25日線などに上値を抑えられた形状であり、引き続きボトム圏で推移している。長期金利は25日線に上値を抑えられる形から調整トレンドは継続。また、昨日はマザーズ指数の弱さが目立っていたが、75日線を支持線として意識させており、リバウンドに期待。一方、JASDAQ平均は高値を更新していることもあり、個人主体による中小型株は活発だろう。 ■NTT都市R、21/4分配金4024円、22/4予想3130円 NTT都市R<8956>は第37期(2021年4月)は、UN麹町譲渡による売却益発生を見越して、オフィス・レジデンスともに修繕費を計画的に前倒し計上。一方で、品川シーズンテラスの取得により今後の巡航ベースとなる賃貸事業収益/賃貸事業利益は大幅に増加。1口当たり分配金(第37期実績):4024円(前期比+1101円、業績予想比+134円)。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14161.35、+121.67) ・シカゴ日経225先物は上昇(29125、大阪比+125) ・SOX指数は上昇(3231.71、+30.71) ・VIX指数は低下(17.75、-0.40) ・米長期金利は低下 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀による金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・サッポロHD<2501>24年めどに耐カビ大麦開発、気候変動にらみ ・エーザイ<4523>「アルツハイマー薬」、米で初投与も…一部に“異論” ・三菱商事<8058>ラオスで陸上風力参入、ベトナムに電力輸出 ・東ラヂエタ<7235>社員研修の専用拠点、溶接など技術底上げ ・マツダ<7261>電動車13車種を22—25年めど投入、うちEV3車種 ・ブリヂストン<5108>米スタートアップに出資 ・ニチコン<6996>アルミ電解コンデンサー、150℃対応で2000時間保証 ・ソフトバンク<9434>ライカ監修5Gスマホ、1インチイメージセンサーで明るく自然な色味 ・日機装<6376>感染対策製品を拡充、公共交通機関向け ・昭和電工<4004>HAMR対応HDメディア、シーゲートと開発 ・クラレ<3405>伊社に米子会社のUV・バラスト事業売却 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日) ・08:30 5月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:0.0%、4月:-0.1%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 11件
5,736
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時価総額 451,962百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
3405 東証プライム
1,720.5
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時価総額 610,544百万円
機能性化学品メーカー。ポバール樹脂とエバール樹脂、それを加工して作るフィルム製品に強み。サステナブルな高機能素材をアパレル・スポーツ用品向け拡販。ビニルアセテートの好調もあり、23.12期実績は増収確保。 記:2024/02/29
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時価総額 625,335百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4523 東証プライム
6,240
4/26 15:00
-19(%)
時価総額 1,850,578百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
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時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6376 東証プライム
1,242
4/26 15:00
+26(%)
時価総額 92,263百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6996 東証プライム
1,323
4/26 15:00
+21(%)
時価総額 103,194百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7235 東証スタンダード
738
4/26 15:00
-5(%)
時価総額 10,627百万円
ラジエーターや車体部品を扱う自動車部品メーカー。いすゞが主要顧客。オイルクーラーやEGRクーラーも手掛け、排ガス規制など環境対応製品に定評。欧米の好調や国内サプライチェーンの正常化で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7261 東証プライム
1,678
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 1,060,167百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,529
4/26 15:00
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時価総額 15,218,749百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9434 東証プライム
1,878.5
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時価総額 8,992,652百万円
大手キャリア。個人向けのモバイル通信やブロードバンド、法人向け通信ソリューション、プロダクト等の販売、ファイナンスを行う。今期3Q累計は増収も、ペイペイの子会社化に伴う差益の剥落等が利益に影響した。 記:2024/03/04