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FOMCの結果待ちで利食い優勢【クロージング】

2021/6/16 15:59 FISCO
*15:59JST FOMCの結果待ちで利食い優勢【クロージング】 16日の日経平均は3営業日ぶりに反落。150.29円安の29291.01円(出来高概算10億2000万株)で取引を終えた。前日の米国株安の影響や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、利益確定売りや持ち高調整の動きが先行した。また、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>がウイグル問題を巡る懸念から年初来安値を更新しており、日経平均の重しに。ただし、経済活動の正常化期待から景気敏感株の一角などには買いが入り、全般はレンジ内の動きにとどまった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1200を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、鉱業、海運、ゴム製品など20業種が上昇。一方、その他製品、空運、陸運など13業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>が堅調だった半面、ファーストリテ、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、ソニーG<6758>が軟調。 前日の米国市場は、FOMCの結果待ちとなるなか、ハイテク関連株中心に利益確定売りが先行。東京市場でもハイテク株の一角に利食いの動きが波及した。また、朝方に年初来高値を更新したエーザイ<4523>はその後利食い優勢となったほか、コロナ治療薬の開発中止を発表した第一三共<4568>も冴えない。しかし、前日に初めて1万円の大台を突破したトヨタ<7203>が堅調を持続したほか、海運、パルプ紙、石油などの景気敏感株の一角もしっかりしていた。また、個別材料ではタムラ製作所<6768>がストップ高まで買われ、AGC<5201>やアジア投資<8518>も上伸した。 様子見ムードが高まっているが、1部市場で新高値を更新した銘柄は100銘柄近くに達しており、個人投資家などによる物色意欲は旺盛といえそうだ。FOMCについては、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融緩和の縮小(テーパリング)についてどのような見解を示すのか、ドットチャートの見直しによる米長期金利の変動などが注目される。もっとも、市場では「無難に通過する」との見方が支配的であり、FOMCを波乱なく通過すれば、徐々に投資マインドも明るくなっていくと見る向きが増えてきている。 《FA》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
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時価総額 10,712,581百万円
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4911 東証プライム
4,268
5/2 15:00
-86(%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5108 東証プライム
6,935
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 4,949,496百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5201 東証プライム
5,773
5/2 15:00
+3(%)
時価総額 1,313,017百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
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6758 東証プライム
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時価総額 16,469,731百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6768 東証プライム
667
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時価総額 55,208百万円
電子部品メーカー。トランス、リアクタ、ACアダプタ・チャージャなどを手掛ける。エアコンのリアクタで国内トップシェア。車載向け昇圧リアクタは北米市場向け等で回復傾向。24.3期3Q累計は2桁経常増益。 記:2024/04/16
6954 東証プライム
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+18(%)
時価総額 4,721,651百万円
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7203 東証プライム
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8518 東証スタンダード
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時価総額 4,095百万円
日本とアジアの中堅・中小企業が投資対象の独立系ベンチャーキャピタル。24.3期3Q累計は株式やプロジェクトの売却が少ない。事業継承ファンドを総額51億円で組成完了。来年2月竣工を目指して物流施設を建設へ。 記:2024/04/12
9983 東証プライム
40,820
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時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27