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今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動き強まる【クロージング】

2021/5/18 16:09 FISCO
*16:09JST 今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動き強まる【クロージング】 18日の日経平均は大幅に反発。582.01円高の28406.84円(出来高概算12億3150万株)で取引を終えた。前日の米国株は下落したものの、このところの急激な下落の反動や今後の景況感の回復への期待感から値がさ株中心に買いの動きが強まった。短期筋中心の買い戻しが活発化し、一時28481.17円まで上昇する場面もあった。取引開始前に発表された2021年1~3月期実質国内総生産(GDP)は前期比年率5.1%減となり、市場予想の4.6%減よりも悪かったが、既に相場には織り込み済みだった。一方、4月の工作機械受注が前年同月比2.2倍と6カ月連続の増加となったため、今後のGDPも回復していくとの期待感が広がり、景気敏感株などに値上がりするものが目立った。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉄鋼、保険、非鉄金属、鉱業がいずれも3%超上昇するなど変わらずを含め30業種が値上がり。一方、電気ガス、その他製品、パルプ紙の3業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、KDDI<9433>が堅調。半面、日清粉G<2002>、大和ハウス<1925>、コムシスHD<1721>、横河電<6841>が軟調だった。 トヨタ<7203>が15年3月以来約6年2カ月ぶりに上場来高値を更新したことも投資家心理の好転につながった。関係者からは、業績を改めて評価する動きが出ているとの指摘が聞かれた。加えて、この日は台湾の加権指数が5%超上昇しており、台湾株の上昇に買いで反応しやすかった」(銀行系証券)といい、値がさ半導体株や電子部品株が日経平均を押し上げた。 米国では今夜、住宅投資の先行指標となる4月の住宅着工件数が公表される。市場予想よりも大幅に上振れれば、景気回復への期待が高まる一方、木材価格の高騰などインフレ懸念が連想される可能性もある。また、米国の金融緩和の長期化はドル安要因である一方、金融政策が景気を下支えするとの期待は円安要因ともなる。こうした強弱感が対立している状況では、買い戻しの域を抜け出ることは難しいとの声も聞かれている。 《FA》
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電気通信工事大手。NTTグループを中心に、KDDIやソフトバンク、楽天モバイル向けの通信設備工事を展開。社会システム関連事業等も。受注高は堅調。ITソリューション事業や社会システム関連事業等が受注好調。 記:2024/07/16
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時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6841 東証プライム
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時価総額 954,425百万円
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時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17