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前場に注目すべき3つのポイント~不安定ななかで決算を手掛かりとした日替わり物色~

2021/5/13 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~不安定ななかで決算を手掛かりとした日替わり物色~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:不安定ななかで決算を手掛かりとした日替わり物色 ■ソフトバンクG、21/3最高益4兆9879億円、ファンドの運用成績が大幅に改善 ■前場の注目材料:アドバネクス、米に医療用バネ新工場、生産再編、加州拠点は売却 ■不安定ななかで決算を手掛かりとした日替わり物色 13日の日本株市場は、引き続き不安定な相場展開のなか、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。12日の米国市場ではNYダウが681ドル安だった。予想を上回った4月の消費者物価指数(CPI)を受けて、長期金利が5週間ぶり高水準に達したため、インフレ上昇への警戒が高まり、売りが加速し引けにかけて下げ幅を拡大した。ハイテク株ではキャピタルゲイン増税を警戒した利益確定売りにも拍車がかかっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比395円安の27745円。円相場は1ドル109円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップスタートとなり、先物主導によるインデックス売買による影響を受けやすくなるため、指数インパクトの大きい値がさ株のインパクトが本日も大きくなりそうである。また、VIX指数は高いところで28を超えてきており、リスクオフムードも高まりやすいところ。決算発表がピークを迎えている状況のなかで押し目買いを意識した動きも強まりづらく、インデックス売買に振らされる格好になりそうだ。 そのため、売り一巡後の底堅さを見極めつつ、昨日決算を発表している銘柄などの押し目買い意欲などを確認することになるだろう。ソフトバンクG<9984>は地合いに押される格好から売り先行となろうが、観測に沿った形で前期は上振れ着地となった。直近2日間で大きく下落していることもあり、売り一巡後に底堅さをみせてくることが出来れば、センチメント改善に向かわせやすい可能性はあるだろう。そのほか、米国ではインフレ懸念が高まっていることから、バリューシフトがより強まることが見込まれている。ハイテク株などへ利益確定の動きが強まるなか、国内においてもバリューシフトを意識させてきそうだ。 その他、決算を手掛かりとした日替わり物色となりやすく、インデックス売買に影響を受けにくい中小型の好決算銘柄へは短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。昨日の大引け後に決算を発表したところでは、GCA<2174>、GMO<9449>、GSユアサ<6674>、JESHD<6544>、MDV<3902>、NISSHA<7915>、SEMITEC<6626>、ローランドDG<6789>などの動向が注目される。 ■ソフトバンクG、21/3最高益4兆9879億円、ファンドの運用成績が大幅に改善 ソフトバンクG<9984>が発表した2021年3月期決算は、純利益が4兆9879億円(20年3月期は9615億円の赤字)だった。観測報道に沿った上振れ着地となり、国内企業の純利益では過去最大を更新。世界的な株高の恩恵を受け、「ビジョン・ファンド」の運用成績が大幅に改善した。 ■前場の注目材料 ・1ドル109円60-70銭 ・米原油先物は上昇(66.08、+0.80) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・アドバネクス<5998>米に医療用バネ新工場、生産再編、加州拠点は売却 ・いすゞ<7202>南アからピックアップ輸出、海外3拠点体制 ・KNTCT<9726>債務超過解消へ、近鉄GHDなど400億円出資 ・日産自<7201>経営再建正念場、脱値引き、販売改革 ・日特殊陶<5334>オゾン発生装置、浮遊ウイルス99.9%抑制、日特陶が確認 ・川重<7012>川重など、シンガポールに液化水素設備検討 ・NEC<6701>新5カ年中計、25年度当期益1850億円狙う ・ウシオ電<6925>分割投影露光装置の生産能力3割増強 ・IIJ<3774>新中計、24年3月期売上高2700億円 ・ニコン<7731>リブレット加工で戦略的開発契約 ・武田薬<4502>ワクチン治験結果、PMDAに提出 ・宇部興産<4208>コンポジット戦略転換、原料多様化、市場開拓加速 ・旭化成<3407>アクリルラテックス・光触媒塗料の2事業撤退、和歌山工場閉鎖 ・UACJ<5741>米でアルミ構造部品増強、車向け36億円投資 ・UACJ<5741>中国2社に子会社株譲渡売却、アルミ製品一貫生産 ・シスメックス<6869>23年度営業益800億円目指す、新中計 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 3月経常収支(予想:+2兆7647億円、2月:+2兆9169億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 24件
2174 東証1部
1,396
11/1 15:00
±0(%)
時価総額 62,565百万円
独立系のM&A助言会社。日米欧、アジアにも拠点。北欧の同業を買収し、日本最大のM&A助言会社に。ESG分野のM&A強化。全地域で売上は増加。欧米はテクノロジー関連中心に売上増。21.12期2Qは黒字転換。 記:2021/09/26
3407 東証プライム
1,079.5
5/10 11:30
-53(%)
時価総額 1,504,750百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
2,840.5
5/10 11:30
+62(%)
時価総額 531,372百万円
インターネットサービス会社。インターネット接続やWAN、モバイルサービス等を提供。ネットワーク構築やセキュリティサービスも強い。今期3Q累計はセキュリティやアウトソーシング等のサービスが堅調に推移した。 記:2024/02/10
555
5/10 11:30
-21(%)
時価総額 22,216百万円
医療機関と患者からの情報をデータ化し、病院や製薬会社を支援。SBIHDが筆頭株主。データ利活用サービスは売上堅調。減損損失の減少などにより、23.12期通期は2桁最終増益。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/03/31
4208 東証プライム
2,961
5/10 11:30
+27(%)
時価総額 314,458百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4502 東証プライム
4,089
5/10 11:30
+19(%)
時価総額 6,469,922百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
5334 東証プライム
4,851
5/10 11:30
-22(%)
時価総額 990,453百万円
点火ブラグや排ガスセンサなどの自動車部品が柱。セラミック製品や半導体装置製品も。配当性向4割目安。セラミック事業は伸び悩むが、自動車関連は堅調。新車組付け用製品は販売底堅い。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
5741 東証プライム
4,865
5/10 11:30
+20(%)
時価総額 235,116百万円
アルミニウムメーカー。アルミニウム圧延品の国内シェアトップ。アルミニウム板製品の生産能力は世界トップクラス。アルミ圧延品事業は収益伸長。販売数量は伸び悩むが、価格改定が寄与。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/02/22
5998 東証スタンダード
1,209
5/10 11:23
-58(%)
時価総額 5,021百万円
精密ばねの専門メーカー。売上の約半分が自動車業界向け。OA機器や医療機器向けも。日本は価格転嫁効果などで収益伸長。米国工場の収益改善などで米州は損益改善。増収効果等で24.3期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/11
2,499
5/10 11:30
-8(%)
時価総額 221,796百万円
エレベーターサービス会社。エレベーターやエスカレーターの保守・保全業務とリニューアルを展開。国内シェア約9%。コスト競争力に強み。関西パーツセンター稼働で供給能力拡大へ。保守契約伸長し3Q累計は増収増益。 記:2024/02/22
6626 東証スタンダード
1,790
5/10 11:29
-11(%)
時価総額 20,356百万円
温度センサ大手。自動車やOA機器、家電・住設向けなどを手掛ける。薄膜センサや赤外線センサも展開。日本は損益苦戦。24.3期3Qは北米が堅調。医療関連では血糖値測定器向け、カテーテル向け販売が増加。 記:2024/04/08
3,018
5/10 11:30
-6(%)
時価総額 289,182百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6701 東証プライム
10,885
5/10 11:30
+80(%)
時価総額 2,969,972百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
5,360
5/10 11:30
±0(%)
時価総額 67,836百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
6869 東証プライム
2,615
5/10 11:30
-89(%)
時価総額 1,645,554百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
6925 東証プライム
2,094
5/10 11:30
+7(%)
時価総額 225,105百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置も。24.3期3Q累計は映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。米国アプライドマテリアルズ社と次世代露光技術開発で業務提携。 記:2024/03/11
7012 東証プライム
5,815
5/10 11:30
+208(%)
時価総額 976,466百万円
総合重機大手。発電設備、二輪車、造船、鉄道車両、航空機等を展開。エネルギーソリューション&マリン事業は堅調。LPG/アンモニア運搬船の増収効果などが寄与。車両事業は売上増。24.3期2Q累計は増収。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
556
5/10 11:30
-20.5(%)
時価総額 2,346,718百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
1,923.5
5/10 11:30
-11.5(%)
時価総額 1,495,410百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7731 東証プライム
1,673.5
5/10 11:30
+2.5(%)
時価総額 633,147百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11
7915 東証プライム
1,812
5/10 11:30
+92(%)
時価総額 92,151百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15
2,553
5/10 11:29
+18.5(%)
時価総額 282,627百万円
GMOグループの中核会社。インターネットインフラやネット広告、WEBメディア、暗号資産、金融等のサービスを提供する。23年12月期はインフラと金融が伸長した一方、暗号資産やインキュベーションが足踏み。 記:2024/04/05
9726 東証スタンダード
1,281
5/10 11:30
-43(%)
時価総額 35,011百万円
近鉄グループの大手旅行会社。取扱高は業界2位。傘下に近畿日本ツーリストやクラブツーリズムなど。「ペットも人も訪れやすい町づくり」を通じて地域活性化を推進。コロナ禍からの旅行需要回復で、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
9984 東証プライム
7,876
5/10 11:30
+140(%)
時価総額 13,569,986百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10