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NY為替:ドル弱含み、資産買い入れの早期縮小観測は後退

2021/4/29 6:45 FISCO
*06:45JST NY為替:ドル弱含み、資産買い入れの早期縮小観測は後退 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円00銭まで上昇後、108円57銭まで下落して、108円61銭で引けた。最近の景気回復を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)でハト派色を弱めるとの思惑で一時ドル買いが優勢となった。しかし、FRBは市場の予想通り金融政策据え置きを決定し、さらなる著しい進展が見られるまで、国債購入ペースを維持する方針を再表明したほか、パウエル議長が「回復は依然まちまちで、完了するには程遠い」と繰り返したため速やかな緩和縮小開始の思惑が後退。長期金利も低下に転じ、ドル売りが優勢となった。 ユーロ・ドルは1.2057ドルから1.2135ドルまで上昇して、1.2122ドルで引けた。ラガルドECB総裁がユーロ圏のPMIなど経済指標に良好な兆候が見られ下半期の力強い成長を予想していると言及し、ユーロ買いが優勢となった。同時に経済には金融・財政支援が必要と主張したためユーロ買いは一服。ユーロ・円は131円40銭から131円82銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3864ドルから1.3951ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9159フランから0.9088フランまで下落した。 《MK》