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個人投資家・有限亭玉介:日経平均が30年ぶりの高値でイマ注目中の株【FISCOソーシャルレポーター】

2021/2/21 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:日経平均が30年ぶりの高値でイマ注目中の株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年2月16日14時に執筆 日経平均が30年ぶりの高値となり株高がいつまで続くのか世界中の投資家が注目しております。バイデン大統領が政策に掲げていた増税への警戒感もあり、実体経済と合わせて株式市場の動向を注視すべきかもしれません。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 昭和62年から平成初期あたりまでの日本の景気はバブルと呼ばれていますが、新型コロナを経て30年ぶりの高値となった日経平均の数字を見ると期待してしまうのも頷けますねぇ。先進国の場合は実体経済に先行する形で株高が起こる現象はよく見られますが、この兆候は果たしてバブルへ進んでいるのでしょうか…。 世界各国が同時に新型コロナ対策で金融緩和をした為、マネーが先進国の株式市場を中心に集まっています。ニューヨーク株式市場ダウ平均株価も最高値を更新するなど歴史に残る株高になっている事は間違いありません。 ただ、バブルへ向かっているのであれば具体的な金融引き締め時期について警戒する投資家も多いでしょう。その時には株式市場から世界規模でのマネーの流出もあり得ますからねぇ。米バイデン大統領がキャピタルゲインへの増税を課すのか不安もありますが、実体経済の回復が十分でないうちは行わないとの見方が定石だとあたくしは考えております。 新型コロナが終息する目途が立ち、企業の業績をはじめ雇用統計など実体経済の回復が目に見えれば、FRBや各国の中央銀行が徐々に金融緩和を縮小させていく可能性もあるかもしれません。しかし現状として、そこに至るまではまだ時間がかかるように思えます。 ここ最近は自動車関連や半導体など力強いテーマ株の飛躍が目立っておりました。上昇相場は歓迎すべき反面、常にリスク管理をしながら相場観を見定めたいところです。新型コロナが終息するまでは、依然として不確実性が高い相場に違いありません。 米中の対立構造による貿易戦争を懸念する声も多いようで、国の指導者の意向によって一瞬で状況が変わる市場に慣れるのは難しいですな。環境分野やEVにイマイチ乗り遅れている印象を持たれている日本は、どのように世界と足並みを揃えるのか注目です。 そのような相場の中で、こちらの記事ではチャートが良くなってきた銘柄をピックアップしてみました。75日線を下値サポートに推移していた粘着剤大手である綜研化学<4972>は2月5日の決算後に窓を開け急騰しております。 半導体関連もそうですが自動車や電子部品など製造業の復調は著しく、ソニーのEV関連としても思惑があるムトー精工<7927>も買われています。2月8日に赤字縮小で上方修正したアーレスティ<5852>は年初来高値を更新し、車体軽量化で物色されている模様です。 大型プリンター製造を手掛けるミマキエンジニアリング<6638>も、2月3日に21年3月期の経常利益を赤字予想から黒字転換に上方修正すると下値を切り上げております。「ALPS処理水に含まれるトリチウムの分離技術」の実証実験の進捗が良好で物色されたイメージワン<2667>は底堅い動きとなっており、今年はドローン関連としても注目中です。 新型コロナの影響が薄れてきた事で、自動車や半導体などの製造業の業績回復だけでなく今後は航空関連の日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>、スターフライヤー<9206>などにも中長期で期待したいところですな。航空・旅行業界は新型コロナによって一番打撃を受けたと言っても過言では無いかもしれませんからねぇ…。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 8件
2667 東証スタンダード
224
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 2,420百万円
医療用画像管理システム、電子カルテ等の販売を行うヘルスケアソリューション事業が柱。各種画像処理・解析ソフトウェア等の販売も手掛ける。地熱発電及び水素事業から撤退。環境配慮型事業の創出などに取り組む。 記:2024/10/20
4972 東証スタンダード
3,140
11/22 15:30
+60(%)
時価総額 26,062百万円
アクリル系粘着剤などのケミカル製品の製造・販売を行う。トナーキャリア用微粒子で高シェア。熱媒ヒーター、プラントエンジニアリング等も。自動車など成長期待分野での新規開拓、非アクリル製品の開発・販売に注力。 記:2024/06/28
5852 東証プライム
534
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 13,642百万円
大手アルミダイカストメーカー。1938年創業。エンジンブロックなどが主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。フリーアクセスフロア「モバフロア」等も。生産体制の合理化、電動車向け売上比率の向上図る。 記:2024/08/09
6638 東証プライム
1,538
11/22 15:30
-7(%)
時価総額 49,278百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
7927 東証スタンダード
1,689
11/22 15:30
+22(%)
時価総額 13,073百万円
プラスチック成形事業が主力。岐阜県各務原市に本社。ソニーグループなどが主要取引先。精密プレス部品事業、プリント基板事業も展開。廃プラスチックの利用、フリーブレンド成形等で既存顧客のニーズ開拓図る。 記:2024/07/28
9201 東証プライム
2,413
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 1,054,828百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9202 東証プライム
2,838
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 1,374,426百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02
9206 東証スタンダード
2,528
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 9,101百万円
北九州空港拠点の航空会社。北九州-羽田線を中心に国内5路線を運航。ANAHDが筆頭株主。ライト兄弟が開発した「フライヤー号」が社名の由来。北九州路線の需要創出、レジャー・VFR旅客の拡大等に注力。 記:2024/08/05