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前場に注目すべき3つのポイント~引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる~

2021/2/18 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる ■トレンド、20/12営業利益4.7%増 394億円、21/12予想3.6%増 409億円 ■前場の注目材料:パイオラックス、燃料タンク部品3倍増産、環境規制対応 ■引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる 18日の日本株市場はこう着感の強い相場になりそうである。17日の米国市場ではNYダウが90ドル高となる一方でナスダックは下落となった。1月の生産者物価指数(PPI)が予想を大幅に上回ったためインフレ懸念が再燃。1月の小売売上高や1月の鉱工業生産がともに予想を上回るも相場の反応は限定的だったが、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月下旬開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で金融緩和を当面維持する方針を再表明すると、ダウは上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の30345円。円相場は1ドル105円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行の展開になりそうである。米国ではハイテク株が利食いに押されていることもあり、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に振らされやすくなりそうである。足元では先物主導の売買から値動きの荒さも目立ってきていることもあり、短期的な売り仕掛けの動きには注意しておきたいところであろう。もっとも、日経平均の3万円接近の場面においては下値の堅さが意識されよう。急ピッチの上昇に対する日柄調整といった流れであり、引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる。 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、テーマ性のある材料株などに個人主体の資金が流入しやすいだろう。資金回転の早さから値動きは荒くなりやすいと考えられるが、需給面でのしこりは残らないとみられ、大きく調整する場面においては押し目狙いの好機となろう。脱炭素に関連した水素などの次世代エネルギー関連のほか、ビットコインに関連する銘柄への物色が活発化しており、乱高下を警戒しつつも短期値幅取り狙いの流れが強まりそうである。 ■トレンド、20/12営業利益4.7%増 394億円、21/12予想3.6%増 409億円 トレンド<4704>が発表した2020年12月期決算は、売上高が前期比5.4%増の1740.61億円、営業利益が同4.7%増の394.64億円だった。企業向けビジネス及び個人向けビジネス共に好調となり、特に個人向けビジネスは携帯電話ショップでの販売が好調のほか、リモートワークの増加などを背景に成長。今期については、日本及び欧州地域は前期比5%程度の増収、北米地域は前年と同程度、アジア・パシフィック地域及び中南米は10%程度の増収と、全社合計で5%の増収を見込んでいる。21年12月期の売上高は前期比5.4%増の1834億円、営業利益が同3.6%増の409億円を計画している。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31613.02、+90.27) ・1ドル105円80-90銭 ・米原油先物は上昇(61.16、+1.08) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・パイオラックス<5988>燃料タンク部品3倍増産、環境規制対応 ・GSIクレオス<8101>生分解性プラスチック製シート開発 ・丸紅<8002>米社とLiBリサイクルで提携、コバルトなど精製 ・豊田自動織機<6201>車・産業用エンジンの国内生産2000万台達成 ・三菱自<7211>新型「アウトランダー」4月に北米投入 ・帝人<3401>チェコにGF—SMC成形設備、車関連向け提案強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・1月失業率(予想:6.5%、12月:6.6%) ・09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:+3.0万人、12月:+5.0万人) 《ST》
関連銘柄 8件
3401 東証プライム
1,536
5/7 15:00
+2(%)
時価総額 304,057百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4704 東証プライム
8,046
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時価総額 1,132,853百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
5988 東証プライム
2,613
5/7 15:00
-33(%)
時価総額 99,435百万円
自動車用ばねと工業用ファスナーが主力の自動車部品サプライヤー。日産を軸に国内全自動車メーカーと取引実績。血管系や内視鏡処置具などの医療器具も展開。弾性技術に強み。グローバル拡販奏功し、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/08
6201 東証プライム
15,065
5/7 15:00
+25(%)
時価総額 4,908,795百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。フォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーで世界トップシェア。海上や空港向け物流機器や繊維機械も事業領域。産業車両・自動車事業の売上増や円安により、3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/02/04
7211 東証プライム
476.5
5/7 15:00
-2.9(%)
時価総額 710,119百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8002 東証プライム
2,914
5/7 15:00
+13.5(%)
時価総額 5,006,870百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
36,840
5/7 15:00
+1,830(%)
時価総額 17,374,960百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8101 東証プライム
2,244
5/7 15:00
+29(%)
時価総額 28,342百万円
繊維事業が主力の商社。半導体・化成品や工業材料、ホビー商材を手掛け、「MR.HOBBY」など自社ブランドに強み。高分子材料を用いた有機薄膜太陽電池を育成。ファイバーやアウターの好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04