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前場に注目すべき3つのポイント~物色範囲が広がりをみせてくるかが注目される~

2021/2/17 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色範囲が広がりをみせてくるかが注目される~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色範囲が広がりをみせてくるかが注目される ■ブリヂストン、20/12最終損失233.01億円、21/12最終益2610億円予想 ■前場の注目材料:・エスペック、ワクチン輸送、保冷庫続々、エスペックや岩谷産業など ■物色範囲が広がりをみせてくるかが注目される 17日の日本株市場は強弱感が対立しやすいだろう。16日の米国ではNYダウが64ドル高だったが、一方でナスダックは下落している。新型コロナウイルス感染件数が減少したほかワクチン普及への期待のほか、追加経済対策の実現に向けた手続きが進展するとの見方も後押ししている。一方で長期金利の上昇が警戒され高値付近からは利益確定の売りに上値は抑制されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の30415円。円相場は1ドル106円10銭台と円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。昨日は引け前30分程度で荒い値動きをみせていたこともあり、やや神経質になりやすいところである。上値の重さが意識される場面においては、短期的ではあろうが下に仕掛けてくる流れも出やすいと考えられる。一方で、急ピッチの上昇に対する警戒感が出ているとはいえ、押し目買い意欲は強そうである。足元での海外勢とみられる買いの勢いからは買いニーズは高そうである。また、為替市場では円安に振れて推移しているほか、米長期金利上昇を背景とした金融株などへの物色も意識されよう。 そのため、利食い先行後は押し目買いの流れから底堅さがみられるとみられる。目先的には売り一巡後の底堅さを確認する必要があるだろうが、3万円前半レベルに接近するような場面においては押し目狙いのスタンスとなろう。昨日は指数インパクトの大きい銘柄に資金が集中し、東証1部全体では値下がり数が過半数を占めていた。ワクチン接種が始まることから、経済活動の正常化期待から物色範囲が広がりをみせてくるかが注目されよう。 その他、決算発表が一巡したこともあり、物色はテーマ株などの材料のある銘柄に資金が向かいやすいと考えられる。脱炭酸に関連した次世代エネルギーのほか、ワクチン輸送等に関連したインフラ関連辺りも注目されよう。 ■ブリヂストン、20/12最終損失233.01億円、21/12最終益2610億円予想 ブリヂストン<5108>が発表した2020年12月期の最終損失は233.01億円だった。21年12月期は新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだタイヤ需要の回復が続くと見込んでおり、最終損益は2610億円の黒字を計画。コンセンサス(2420億円程度)を若干上回る。想定為替レートは1ドル103円、1ユーロ126円としている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(30467.75、+383.60) ・NYダウは上昇(31522.75、+64.35) ・1ドル106円00-10銭 ・SOX指数は上昇(3238.92、+19.05) ・米原油先物は上昇(60.05、+0.58) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・エスペック<6859>ワクチン輸送、保冷庫続々、エスペックや岩谷産業など ・曙ブレーキ<7238>検査不正11万件、20年間、基本性能「影響なし」 ・ブリヂストン<5108>拠点4割減、国内外対象、コスト競争力で判断 ・トヨタ<7203>国内一部停止、最大4日間、部品メーカー被災 ・出光興産<5019>EV開発に参入、タジマに出資 ・丸紅<8002>丸紅など、地域活性化、電動マイクロモビリティー活用 ・双日<2768>Kアクセスと協業、キャンピングカー参入 ・八千代工業<7298>インドで生産能力増強、マルチ・スズキ向け ・大豊工業<6470>再生炭素繊維でCFRP、大豊工業など、新技術開発 ・セイノーHD<9076>エアロネクストとスマート物流で提携 ・THK<6481>IoTサービスでファナック基盤と連携 ・井関農機<6310>新中計、アジアに大型農機、営業利益率5%目指す ・堀場製作所<6856>新基幹拠点が完成、サービス事業拡充 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:-6.1%、11月:+1.5%) ・08:50 1月貿易収支(予想:-6250億円、12月:+7496億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
2768 東証プライム
4,222
5/14 15:00
-7(%)
時価総額 1,056,767百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
5019 東証プライム
1,083
5/14 15:00
+17.5(%)
時価総額 1,612,938百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5108 東証プライム
6,808
5/14 15:00
-148(%)
時価総額 4,858,856百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6310 東証プライム
1,028
5/14 15:00
-3(%)
時価総額 23,629百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6470 東証スタンダード
837
5/14 15:00
+4(%)
時価総額 24,417百万円
トヨタ系列の自動車部品メーカー。エンジン用軸受に強み。ダイカスト製品なども。売上高の過半がトヨタグループ向け。24.3期3Q累計は中国が想定以下。だが得意先の増産が追い風。円安も寄与して増収・大幅増益に。 記:2024/04/09
6481 東証プライム
3,476
5/14 15:00
-4(%)
時価総額 451,383百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6856 東証プライム
15,650
5/14 15:00
-430(%)
時価総額 665,641百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6859 東証プライム
2,979
5/14 15:00
-26(%)
時価総額 70,844百万円
環境試験器で世界トップ。エナジーデバイス装置や半導体関連装置、植物育成装置事業等も手掛ける。環境試験器は国内市場で標準製品、カスタム製品の売上が増加。サービス事業は収益伸長。24.3期3Qは収益好調。 記:2024/04/14
7203 東証プライム
3,389
5/14 15:00
+23(%)
時価総額 55,291,491百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7238 東証プライム
171
5/14 15:00
+7(%)
時価総額 23,255百万円
大手ブレーキメーカー。自動車や自動二輪、鉄道車両用、産業機械用のブレーキや構成部品等を製造、販売。価格転嫁や生産性向上等で日本は大幅増益。北米は新型車向け製品等が売上貢献。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/23
7298 東証スタンダード
1,387
1/9 15:00
-1(%)
時価総額 33,348百万円
自動車部品メーカー。燃料タンクやサンルーフに強み。売上の9割がホンダ向け。親会社のホンダがTOBで全株を取得した上でインド企業に株式の81%を売却へ。11月にTOB成立、同社株は1月10日付で上場廃止に。 記:2023/12/09
8002 東証プライム
2,996.5
5/14 15:00
-24.5(%)
時価総額 5,148,622百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
2,145.5
5/14 15:00
+19.5(%)
時価総額 445,577百万円
トラック運送大手。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業は堅調。新車販売台数が伸びる。中古車販売台数も増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/25