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16日の米国市場ダイジェスト:NYダウ64ドル高、追加経済対策やワクチン普及への期待続く

2021/2/17 7:44 FISCO
*07:44JST 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウ64ドル高、追加経済対策やワクチン普及への期待続く ■NY株式:NYダウ64ドル高、追加経済対策やワクチン普及への期待続く 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は64.35ドル高の31522.75ドル、ナスダックは47.97ポイント安の14047.50で取引を終了した。国内の新型コロナウイルス感染件数が減少したほかワクチン普及への期待で寄り付き後、上昇した。追加経済対策の実現に向けた手続きが進展するとの見方も後押しし、堅調に推移したが、長期金利の上昇が警戒され高値付近からは利益確定の売りに上値は抑制された。ナスダック指数は終日軟調に推移。セクター別ではエネルギーや銀行が上昇した一方、自動車・自動車部品、ヘルスケアが下げた。 経済活動再開への期待が強まり、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)やロイヤル・カリビアン(RCL)など新型コロナの打撃が大きかった銘柄が上昇。銀行のJPモルガン(JPM)や金融のゴールドマン・サックス(GS)などは長期金利の上昇が業績拡大に繋がるとの期待に上昇した。石油会社のエクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)は原油高を好感しそれぞれ上昇。一方で、ヘルスケアのCVS(DVX)は決算で売上高・純利益ともにアナリスト予想を上回ったが、2021年の業績見通しが警戒され下落した。ビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は2021年の業績見通しが予想を下回ったほかロックアップ機関終了で、大幅に下落した。 NY原油先物は、1年ぶりに1バレル60ドル台を回復。寒波の影響で需要が急増した。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:米長期金利上昇でドル買い優勢 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円53銭から106円07銭まで上昇し、106円05銭で引けた。2月NY連銀製造業景気指数は市場予想を上回ったこと、米国における新型コロナウイルスの新規感染者数の減少などが材料視された。ワクチン普及で景気回復期待が強まり、ジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁は今年下半期の景気見通しでかなり楽観的な見方を示し、長期債利回りは一段と上昇したこともドル買い材料となった。 ユーロ・ドルは1.2152ドルから1.2095ドルまで下落したが、その後はやや下げ渋り、1.2104ドルで引けた。ユーロ・円は127円96銭から128円38銭まで上昇。株高に連れリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3869ドルまで下落後、1.3934ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8885フランから0.8930フランまで上昇した。 ■NY原油:続伸で60.05ドル、原油需要増大の思惑残る NY原油先物3月限は続伸(NYMEX原油3月限終値:60.05 ↑0.58)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.58ドルの60.05ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.33ドル−60.33ドル。アジア市場で60.33ドルまで買われた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて59.33ドルまで下落したが、原油需要増大の思惑は残されており、通常取引終了後の時間外取引で60.27ドルまで戻している。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 34.27ドル +0.90ドル(+2.70%) モルガン・スタンレー(MS) 76.05ドル +1.44ドル(+1.93%) ゴールドマン・サックス(GS)311.96ドル +5.64ドル(+1.84%) インテル(INTC) 62.47ドル +0.66ドル(+1.07%) アップル(AAPL) 133.19ドル -2.18ドル(-1.61%) アルファベット(GOOG) 2121.90ドル +17.79ドル(+0.85%) フェイスブック(FB) 273.97ドル +3.47ドル(+1.28%) キャタピラー(CAT) 202.38ドル +4.39ドル(+2.22%) アルコア(AA) 22.43ドル +0.77ドル(+3.55%) ウォルマート(WMT) 145.66ドル +1.19ドル(+0.82%) 《ST》