マーケット
4/26 11:35
37,780.35
+151.87
38,085.80
-375.12
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 12:29:16
10,038,577
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米国株高や円安を映して押し目買いが優勢に【クロージング】

2021/2/5 16:39 FISCO
*16:39JST 米国株高や円安を映して押し目買いが優勢に【クロージング】 5日の日経平均株価は反発。437.24円高の28779.19円(出来高概算15億3727万株)で取引を終えた。外部環境の落ち着きを背景に押し目買いや買い戻しの動きが強まった。米国市場は、バイデン米政権が掲げる大型の経済対策への期待感などを背景に買いが継続。主要株価指数はそろって1%を超える上昇となり、ナスダック総合指数、S&P500種株価指数はともに過去最高値を更新したため、投資家心理が改善した。円安が進んでいることもプラスに働いた。このため、銀行や輸出関連などが堅調だったほか、半導体関連株の一角が相場をけん引した。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄数が1500を超え、全体の7割を占めている。セクターでは、化学、海運の2業種が下落したほかは31業種が上昇。空運が4%超上昇したほか、水産農林、陸運が3%を超える上昇となっている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、ソニー<6758>、東エレク<8035>、NTTデータ<9613>が堅調。一方、中外薬<4519>、エムスリー<2413>、京セラ<6971>、日東電工<6988>が軟調だった。 米追加経済対策への期待などを背景とした米国市場の上昇。また、恐怖指数と呼ばれるVIX指数も低下傾向にあるなど、市場ムードは再びリスクオンに傾きつつあると考えられている。好決算銘柄を中心に値を上げる銘柄が多く投資家の関心は再び企業業績やマクロ経済に向かっているとみられ、日経平均に比べて出遅れ感のあったTOPIXが昨年来高値を更新してきており、TOPIXの動向は引き続き注目されるところとなろう。 引き続き、決算発表が本格化しているだけに、個別物色の色彩が強まるとみられる。一方、米国では今夜、1月の雇用統計が発表される。非農業部門就業者数は前月比5万人の増加と予測されており、昨年12月の14万人減から改善が見込まれている。このため、米国市場で雇用環境の改善が示されれば、週明けの東京市場もマインド改善を背景にした上昇トレンドが継続するとの声も聞かれる。目先は利食い売りをこなしながら、節目トライを目指す動きになると見込まれる。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,840
4/26 11:30
-43(%)
時価総額 1,249,235百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4519 東証プライム
4,800
4/26 11:30
-60(%)
時価総額 8,059,478百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4543 東証プライム
2,576
4/26 11:30
-21.5(%)
時価総額 3,840,035百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6758 東証プライム
12,725
4/26 11:30
-35(%)
時価総額 16,047,268百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6971 東証プライム
1,921
4/26 11:30
-6.5(%)
時価総額 2,901,621百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6988 東証プライム
14,210
4/26 11:30
+290(%)
時価総額 2,128,061百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,230
4/26 11:30
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,413.5
4/26 11:30
-23(%)
時価総額 3,384,934百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,590
4/26 11:30
+50(%)
時価総額 13,234,811百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,747
4/26 11:30
+144(%)
時価総額 13,347,725百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10