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前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応

2021/1/28 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 ■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益 ■前場の注目材料:新明和工業、国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ ■物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 28日の日本株市場は、売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極める展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが633ドル安と大幅に下落。低調な企業決算を嫌気する展開のなか、短期の投機取引が加速し変動率が上昇すると金融状況への警戒感が広がり売りが加速。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模な金融緩和据え置きを決定、パウエル議長が当面緩和策を解消する意向がないことを再確認し、金融状況は健全と確認したが下げ止まらず、引けにかけて下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円安の28180円。円相場は1ドル104円10銭辺りと円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャッスタートとなり、日経平均は28000円前半レベルでの攻防になりそうである。ただし、足元でハイテク株に対する利益確定の流れがみられていたこともあり、ある程度は想定されていた動きとも考えられよう。本格化する決算を前に薄商いの状態が続いていたほか、バイデン政権が掲げる経済対策への不透明感などから積極的にポジションを積み上げる流れではなかったこともあり、売り一巡後の動向を見極めたいところである。 また、先物市場では米系証券によるTOPIX先物への買いが目立っていたこともあり、バリューシフトへの思惑が高まっていた。そのため、ギャップスタートによって指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは不安定となりそうだが、相対的にTOPIX型の底堅さがみられるようだと、バリューシフトへの思惑がより高まりそうである。そのほか、決算発表が本格化するなか、ファナック<6954>、オムロン<6645>が予想を上回る決算内容であったことから、評価する動きが見込まれる。指数インパクトの大きい銘柄でもあり、日経平均の下支えとなるようだと、より押し目買い意欲の高まりに向かわせそうである。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応のほか、バリューシフトを意識した景気敏感株への物色がみられてくるかが注目される。また、中小型株などは値動きの荒さが目立つ可能性があるが、資金回転が早く資金回転が効いていることもあり、急落場面での押し目狙いも意識されてきそうである。 ■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益 ファナック<6954>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の854億円から前期比19.8%増の1058億円に上方修正した。コンセンサス(900億円程度)を上回り、一転増益を見込む。ITやEV向けの受注増を反映。低調だったファクトリーオートメーション(FA)部門が5大きく増加。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28635.21、+89.03) ・1ドル104円00-10銭 ・米原油先物は上昇(52.85、+0.24) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・新明和工業<7224>国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ ・信越化<4063>1300億円投じ米に塩ビ工場、年産38万トン、23年完成 ・カシオ<6952>アシックスと健康で新会社、年内設立、売上高5年後100億円 ・新生銀<8303>新生銀・マネックスが提携、来年1月、口座移管・営業に集中 ・トヨタ<7203>日系6社の中国新車販売、昨年1.6%増、トヨタ・ホンダ最高更新 ・日産自<7201>30年代早期に全車電動化、50年に「カーボンニュートラル」実現へ ・豊田合成<7282>印生産子会社を再編、経営一本化 ・クボタ<6326>イスラエル新興に出資、有線ドローンで果樹収穫 ・クボタ<6326>立ち乗り建機で米国参入、小型・多用途提案 ・村田製作所<6981>中国・深センに電波暗室を新設 ・京セラ<6971>毎秒16ギガビット伝送の車載コネクター、125℃にも対応 ・オプテックスG<6914>通行者に情報発信、自動ドアセンサー活用 ・塩野義薬<4507>米バイオエイジと契約、重症化抑制の化合物で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
4063 東証プライム
5,943
4/26 13:39
-365(%)
時価総額 12,029,363百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
7,310
4/26 13:39
+162(%)
時価総額 2,277,694百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
6326 東証プライム
2,449
4/26 13:39
+18(%)
時価総額 2,939,405百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6645 東証プライム
5,295
4/26 13:39
+66(%)
時価総額 1,092,067百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6914 東証プライム
1,810
4/26 13:35
-36(%)
時価総額 68,302百万円
世界的センサーメーカー。屋外用防犯センサーや自動ドアセンサーで世界首位。光ファイバー侵入検知システム等も。自動ドア関連は国内、米国向け販売が増加。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/25
6952 東証プライム
1,298.5
4/26 13:39
+1(%)
時価総額 323,354百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,532
4/26 13:39
+77(%)
時価総額 4,575,267百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,930.5
4/26 13:39
+3(%)
時価総額 2,915,970百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
6981 東証プライム
2,855.5
4/26 13:39
+33.5(%)
時価総額 5,789,363百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7201 東証プライム
550.7
4/26 13:39
+4(%)
時価総額 2,324,348百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,530
4/26 13:39
+33(%)
時価総額 57,591,904百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7224 東証プライム
1,175
4/26 13:38
+8(%)
時価総額 82,250百万円
大手特装車メーカー。塵芥車やダンプトラックなど200機種超の車種をラインナップ。産機・環境システム等も事業領域。特装車部門は堅調。車体等の製造販売、保守・修理事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/10
7282 東証プライム
3,088
4/26 13:39
-38(%)
時価総額 401,659百万円
合成樹脂やゴム製品が主力のトヨタ系自動車部品メーカー。内外装部品やセーフティシステムなどを展開。顧客の生産台数増加などで日本は大幅増益。欧州・アフリカは増版効果などで黒字転換。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/08
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16