マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 23:25:02
15,292,257
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応

2021/1/28 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 ■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益 ■前場の注目材料:新明和工業、国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ ■物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応 28日の日本株市場は、売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極める展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが633ドル安と大幅に下落。低調な企業決算を嫌気する展開のなか、短期の投機取引が加速し変動率が上昇すると金融状況への警戒感が広がり売りが加速。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模な金融緩和据え置きを決定、パウエル議長が当面緩和策を解消する意向がないことを再確認し、金融状況は健全と確認したが下げ止まらず、引けにかけて下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円安の28180円。円相場は1ドル104円10銭辺りと円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャッスタートとなり、日経平均は28000円前半レベルでの攻防になりそうである。ただし、足元でハイテク株に対する利益確定の流れがみられていたこともあり、ある程度は想定されていた動きとも考えられよう。本格化する決算を前に薄商いの状態が続いていたほか、バイデン政権が掲げる経済対策への不透明感などから積極的にポジションを積み上げる流れではなかったこともあり、売り一巡後の動向を見極めたいところである。 また、先物市場では米系証券によるTOPIX先物への買いが目立っていたこともあり、バリューシフトへの思惑が高まっていた。そのため、ギャップスタートによって指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは不安定となりそうだが、相対的にTOPIX型の底堅さがみられるようだと、バリューシフトへの思惑がより高まりそうである。そのほか、決算発表が本格化するなか、ファナック<6954>、オムロン<6645>が予想を上回る決算内容であったことから、評価する動きが見込まれる。指数インパクトの大きい銘柄でもあり、日経平均の下支えとなるようだと、より押し目買い意欲の高まりに向かわせそうである。 物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応のほか、バリューシフトを意識した景気敏感株への物色がみられてくるかが注目される。また、中小型株などは値動きの荒さが目立つ可能性があるが、資金回転が早く資金回転が効いていることもあり、急落場面での押し目狙いも意識されてきそうである。 ■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益 ファナック<6954>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の854億円から前期比19.8%増の1058億円に上方修正した。コンセンサス(900億円程度)を上回り、一転増益を見込む。ITやEV向けの受注増を反映。低調だったファクトリーオートメーション(FA)部門が5大きく増加。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28635.21、+89.03) ・1ドル104円00-10銭 ・米原油先物は上昇(52.85、+0.24) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・新明和工業<7224>国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ ・信越化<4063>1300億円投じ米に塩ビ工場、年産38万トン、23年完成 ・カシオ<6952>アシックスと健康で新会社、年内設立、売上高5年後100億円 ・新生銀<8303>新生銀・マネックスが提携、来年1月、口座移管・営業に集中 ・トヨタ<7203>日系6社の中国新車販売、昨年1.6%増、トヨタ・ホンダ最高更新 ・日産自<7201>30年代早期に全車電動化、50年に「カーボンニュートラル」実現へ ・豊田合成<7282>印生産子会社を再編、経営一本化 ・クボタ<6326>イスラエル新興に出資、有線ドローンで果樹収穫 ・クボタ<6326>立ち乗り建機で米国参入、小型・多用途提案 ・村田製作所<6981>中国・深センに電波暗室を新設 ・京セラ<6971>毎秒16ギガビット伝送の車載コネクター、125℃にも対応 ・オプテックスG<6914>通行者に情報発信、自動ドアセンサー活用 ・塩野義薬<4507>米バイオエイジと契約、重症化抑制の化合物で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4507 東証プライム
2,094.5
11/22 15:30
+35.5(%)
時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6914 東証プライム
1,753
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 66,151百万円
世界的センサーメーカー。屋外用防犯センサーや自動ドアセンサーで世界首位。FA用光電センサー関連機器、画像処理用LED照明装置、光ファイバー侵入検知システム等も。防犯センサーが国内、海外で堅調。製品開発強化。 記:2024/07/01
6952 東証プライム
1,076.5
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 268,071百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,468
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,217,376百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7224 東証プライム
1,320
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 92,400百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7282 東証プライム
2,549.5
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 325,352百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16