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後場に注目すべき3つのポイント~来週からの決算発表前に様子見

2021/1/22 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~来週からの決算発表前に様子見 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、来週からの決算発表前に様子見 ・ドル・円は上げ渋り、日本株安で円売り縮小 ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035> ■日経平均は反落、来週からの決算発表前に様子見 日経平均は反落。109.87円安の28646.99円(出来高概算6億4000万株)で前場の取引を終えている。 21日の米株式市場でNYダウは3日ぶりに小幅反落し、12ドル安となった。12月住宅着工件数などの経済指標が良好な内容で、取引時間中には最高値を更新。しかし、高値圏で利益確定の売りが出たほか、コロナ禍の終息が見通せないことへの警戒感も重しとなって、引けにかけて下落に転じた。本日の東京株式市場もこうした流れを引き継いだうえ、取引開始前には海外メディアが「日本政府が東京オリンピックの中止を内々に結論づけた」と報じたことが伝わり、日経平均は176円安からスタート。朝方には28527.16円(229.70円安)まで下落する場面があったものの、来週から主要企業の決算発表が本格化するのを前に持ち高を傾ける動きは限られ、マイナス圏でもみ合う展開となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などが軟調で、トヨタ自<7203>やファーストリテ<9983>は小安い。太陽誘電<6976>やTDK<6762>といった電子部品株は利益確定売りが広がり、やや下げが目立つ。また、東京五輪を巡る報道を受けてか乃村工芸<9716>や丹青社<9743>が急落し、サイバリンクス<3683>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、パナソニック<6752>が3%超、東京電力HD<9501>や資生堂<4911>は4%超の上昇となっている。資生堂は日用品事業の売却観測報道が買い材料視されているようだ。任天堂<7974>やレーザーテック<6920>もしっかり。また、業績上方修正を発表したアルペン<3028>などが大きく買われ、曙ブレーキ<7238>は電動車部品の受注報道を受けて東証1部上昇率トップとなっている。 セクターでは、鉱業、鉄鋼、保険業などが下落率上位。半面、海運業、石油・石炭製品、化学などが上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は32%となっている。 本日の日経平均は朝方に200円超下落する場面があったものの、その後28600円台を中心とした軟調もみ合いが続いている。日足チャートを見ると、28500円台に位置する5日移動平均線を大きく割り込まず、まずまず底堅い印象を受ける。一方、14日に取引時間中の昨年来高値28979.53円を付けてからは上値の重さも拭えない。 ここ数日、上昇が目立っていた太陽誘電などの電子部品株が反落しているあたり、週末、さらに来週から本格化する決算発表を前に利益確定売りが出ていると考えられる。前日の米市場では決算発表を控えていたインテルなどの半導体関連株が堅調だったものの、東京市場はというと東エレクなどが軟調。前日の当欄でも触れたが、決算発表前に一段の上値は追いづらいという思惑が透ける。 また、前日はマザーズ市場の売買代金が3112億円とおよそ3カ月半ぶりの高水準で、マザーズ指数は+3.73%と大幅に上昇した。本日も日経平均と比べるとマザーズ指数はまずまずしっかりした動きだが、やはり週末を控え利益確定の売りが出ているようで伸び悩んでいる。 25日の日本電産<6594>を皮切りに、主要企業の2020年10-12月期決算発表が本格化する。また、26日から27日にかけて米連邦公開市場委員会(FOMC)もあり、週末を挟んで様子見ムードが強まりそうだ。東証株価指数(TOPIX)が0.19%の下落で前場を折り返しているため、日銀による上場投資信託(ETF)買い実施も期待しにくく、後場の日経平均は軟調もみ合いが続くとみておきたい。 (小林大純) ■ドル・円は上げ渋り、日本株安で円売り縮小 22日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り、上昇後はやや失速した。米バイデン政権の政策期待でリスクオンのドル売りは継続。ただ、日経平均株価の軟調地合いで前日のリスク選好の円売りは後退し、主要通貨は円に対し全般的に伸び悩む展開となった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は103円49銭から103円61銭、ユーロ・円は125円90銭から126円06銭、ユーロ・ドルは1.2162ドルから1.2178ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・メディカル一光グループ<3353>、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位が東京エレクトロン<8035> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・中国外為当局 「現在の人民元相場は妥当で均衡がとれた範囲」 「海外市場の変化が人民元をより変動させる」 【経済指標】 ・日・12月消費者物価指数(生鮮品除く):前年比-1.0%(予想:-1.1%、11月:-0.9%) ・豪・12月小売売上高速報値:前月比-4.2%(予想:-1.5%、11月:+7.1%) <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・12月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+1.3%、11月:-3. 8%) ・16:00 英・12月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:+320億ポンド) 《CS》
関連銘柄 20件
3028 東証プライム
2,071
4/30 12:42
+4(%)
時価総額 80,537百万円
スポーツ用品店チェーン最大手。「スポーツデポ」、「ゴルフ5」、「アルペン」を全国展開。405店舗展開。シューズ関連、競技スポーツ用品は売上増。取り扱い強化でアウトドアアパレルは堅調。24.6期2Qは増収。 記:2024/04/15
2,500
4/30 9:25
+5(%)
時価総額 10,175百万円
三重地盤の調剤薬局。介護施設経営や後発薬卸も。イオンと業務資本提携。グループ調剤薬局数は95店舗。居住系介護サービス、在宅系介護サービスは需要回復傾向。ヘルスケア事業は収益伸長。24.2期3Qは業績堅調。 記:2024/02/03
3683 東証スタンダード
777
4/30 12:42
+4(%)
時価総額 8,213百万円
流通向けEDIや基幹業務のクラウド型サービス、官公庁向け基幹業務や情報系システム等を手掛ける。小売業向けEDIサービス「BXNOAH」などのクラウドサービスは提供拡大。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/14
4911 東証プライム
4,248
4/30 12:44
+52(%)
時価総額 1,699,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
554
4/30 12:44
+80(%)
時価総額 1,665百万円
約3000人の建築家ネットワークを持ち、家づくりのプランニングや名作住宅の図面再利用等のサービスを提供。工事請負契約数は横ばいだが、契約ロイヤリティ売上は順調。24.3期3Q累計は増収、損益改善。 記:2024/03/05
6594 東証プライム
7,392
4/30 12:44
+277(%)
時価総額 4,407,731百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
1,374
4/30 12:39
+36(%)
時価総額 3,371,874百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6758 東証プライム
13,025
4/30 12:39
+255(%)
時価総額 16,425,593百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,141
4/30 12:39
-171(%)
時価総額 2,776,221百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6920 東証プライム
34,400
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+320(%)
時価総額 3,243,438百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6976 東証プライム
3,728
4/30 12:39
+55(%)
時価総額 485,453百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
7203 東証プライム
3,627
4/30 12:39
+117(%)
時価総額 59,174,458百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7238 東証プライム
151
4/30 12:37
+6(%)
時価総額 20,535百万円
大手ブレーキメーカー。自動車や自動二輪、鉄道車両用、産業機械用のブレーキや構成部品等を製造、販売。価格転嫁や生産性向上等で日本は大幅増益。北米は新型車向け製品等が売上貢献。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/23
7974 東証プライム
7,676
4/30 12:39
+27(%)
時価総額 9,968,744百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
35,130
4/30 12:39
+900(%)
時価総額 16,568,467百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
996.3
4/30 12:39
+15.1(%)
時価総額 1,601,072百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9716 東証プライム
849
4/30 12:37
±0(%)
時価総額 101,793百万円
ディスプレイ業界最大手。アパレルなど商業施設向けを中心に、ミュージアム、ホテル、イベントプロモーション等で実績。複合商業施設市場は売上伸長。増収効果等で24.2期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/28
9743 東証プライム
876
4/30 12:39
+4(%)
時価総額 42,419百万円
空間ディスプレイ業界2強の一角。商業施設や博物館などの内装・展示デザインなどを展開。商業その他施設事業は黒字転換。ホテルや駅ビル・空港関連施設などの新規改装案件が寄与。24.1期3Q累計は収益伸長。 記:2024/01/28
9983 東証プライム
41,710
4/30 12:39
+320(%)
時価総額 13,272,998百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,928
4/30 12:39
+146(%)
時価総額 13,659,579百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10