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前場に注目すべき3つのポイント~バイデン政権への期待感高まり再生可能エネルギー関連などに注目

2021/1/8 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~バイデン政権への期待感高まり再生可能エネルギー関連などに注目 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:バイデン政権への期待感高まり再生可能エネルギー関連などに注目 ■コジマ、1Q営業利益120.9%増 20.57億円、進捗率41.1% ■前場の注目材料:富士フイルム、米に新拠点、2000億円投資、バイオ医薬品で攻勢 ■バイデン政権への期待感高まり再生可能エネルギー関連などに注目 8日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。7日の米国市場ではNYダウが211ドル高だった。議会がバイデン氏の大統領選勝利を確定し政局不安が後退したほか、12月ISM非製造業景況指数が予想外に11月から改善すると回復への期待も広がり、NYダウ、ナスダックともに史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の27595円。円相場は1ドル103円80銭台と円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。ただし、3連休前であることから積極的な売買は手控えられやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。また、緊急事態宣言が発出されたことにより、経済への影響を見極めたいとするムードも高まりやすいところであろう。日経平均は昨年来高値を更新していることもあり、需給状況は良好であるが、東京都の新規感染者数の増加が続く状況においては積極的に上値を追いづらいところでもあるだろう。 物色の流れとしては全体としては足元で見られているバリューシフトを意識した展開が続きそうであるが、米国ではSOX指数が3%を超える上昇をみせるなど、半導体株の強さが目立っており、年初からのバリューシフトもいったん落ち着きをみせてくることが意識される。また、テスラが7%を超える上昇となっており、ロビンフッターの売買も活発のように映る。そのため、マザーズなど中小型株への物色も期待されるところであろう。マザーズ指数は75日線に上値を抑えられる状況が続いているが、これを突破してくるようであればセンチメントが改善するとみられる。 その他、バイデン政権への期待感が高まってきているなか、脱炭素の流れから再生可能エネルギー関連などのテーマ株物色も引き続き注目しておきたいところである。なお、コロナ感染者数の報道に対して先物主導で売り仕掛け的な動きが出やすいと考えられるが、現在の需給状況においては調整局面での押し目買い好機になりそうである。 ■コジマ、1Q営業利益120.9%増 20.57億円、進捗率41.1% コジマ<7513>は第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比6.6%増の692.79億円、営業利益は同120.9%増の20.57億円だった。通期計画に対する進捗率は41.1%に。パソコン周辺機器やゲームのほか、加湿器や空気清浄機が牽引した季節家電が好調、またテレビ等が堅調に推移。ビックカメラとの統合効果を最大限に発揮し、企業価値の向上に取り組んだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27490.13、+434.19) ・NYダウは上昇(31041.13、+211.73) ・ナスダック総合指数は上昇(13067.48、+326.69) ・シカゴ日経225先物は上昇(27595、大阪比+155) ・SOX指数は上昇(2937.00、+109.04) ・VIX指数は低下(22.37、-2.70) ・1ドル103円70-80銭 ・原油先物は上昇(50.83、+0.20) ・日銀のETF購入 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・富士フイルム<4901>米に新拠点、2000億円投資、バイオ医薬品で攻勢 ・ブリヂストン<5108>米建材売却 ・双日<2768>レンタル工場の賃貸開始、インド工業団地で ・伊藤忠<8001>AoyamaLabと提携、EC活用サービス展開 ・丸紅<8002>水産飼料、中国で製販 ・トヨタ<7203>外部給電普及に拍車、車両機能拡充 ・愛知製鋼<5482>4割小型化したEV向け電動アクスル、モーター回転高速化 ・自律制御システム研究所<6232>エアロジーラボと物流ドローン開発で提携 ・サイバーダイン<7779>関越自動車道の除雪作業支援にHALを緊急貸与 ・ローム<6963>福岡で新棟完成、SiCパワーデバイス増産 ・日本金属<5491>マグネシウム二次電池向け負極材をサンプル供給 ・東レ<3402>CFRPで補修技術 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 11月家計支出(前年比予想:-1.0%、10月:+1.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
2768 東証プライム
3,090
11/26 15:30
-13(%)
時価総額 695,250百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3402 東証プライム
962.2
11/26 15:30
+19(%)
時価総額 1,569,811百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3,308
11/26 15:30
-24(%)
時価総額 4,114,745百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5108 東証プライム
5,372
11/26 15:30
-25(%)
時価総額 3,833,986百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
5482 東証プライム
4,575
11/26 15:30
+65(%)
時価総額 90,983百万円
トヨタグループの特殊鋼メーカー。特殊鋼鋼材、鍛造品を中心とする自動車部品の製造・販売を行う。電子機能材料、磁石応用製品等も。27.3期営業利益150億円目指す。インド国内における新規拡販などに取り組む。 記:2024/06/04
5491 東証スタンダード
650
11/26 15:30
-6(%)
時価総額 4,355百万円
1930年創業のステンレス精密圧延・加工メーカー。冷間圧延ステンレス鋼帯、みがき特殊帯鋼に強み。自動車駆動部品用高精度異形鋼など加工品事業も。販売価格の是正や生産効率の改善、コストダウンなどに取り組む。 記:2024/08/19
6232 東証グロース
1,137
11/26 15:30
-43(%)
時価総額 17,981百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
6963 東証プライム
1,430
11/26 15:30
-51.5(%)
時価総額 577,377百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7513 東証プライム
1,091
11/26 15:30
+36(%)
時価総額 85,003百万円
ビックカメラグループの郊外型家電量販店。季節家電等の家庭電化商品、携帯電話等の情報通信機器商品が柱。EC事業、住設事業も。24年8月末時点で139店舗展開。店舗、ECでは高付加価値商品の販売強化図る。 記:2024/10/26
7779 東証グロース
192
11/26 15:30
+1(%)
時価総額 41,308百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8001 東証プライム
7,450
11/26 15:30
-90(%)
時価総額 11,807,431百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,319.5
11/26 15:30
-69.5(%)
時価総額 3,888,361百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30