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バリューシフトを意識させる展開【クロージング】

2021/1/6 15:58 FISCO
*15:58JST バリューシフトを意識させる展開【クロージング】 6日の日経平均は4営業日続落。102.69円安の27055.94円(出来高概算11億7958万株)で取引を終えた。ジョージア州上院選決選投票が行われ、ある程度は「ブルーウェーブ」となる可能性を想定していると考えられるなか、バリューシフトを意識させる展開だった。続落で始まった日経平均は前場半ばにプラスに転じる場面がみられたが、上院選決選投票の出口調査で民主党リードと伝わると27000円近辺まで売り込まれる展開。一方でTOPIXはプラス圏での推移が続いていた。後場に入ると東京都のコロナ感染者数が1500人超と伝わったことで売られるも、相対的にTOPIXの底堅さが目立っていた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは鉱業、海運、石油石炭、保険、銀行、鉄鋼、パルプ紙、証券が堅調。半面、その他製品、電気機器、化学、精密機器、食料品、サービス、機械、医薬品が冴えない。指数インパクトの大きいところではソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、住友不<8830>、ホンダ<7267>が堅調。一方でファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が重石となった。 ジョージア州上院選決選投票の結果待ちといったところであり、全体としては手掛けづらい相場展開ではあったが、市場は上院と下院でも民主党が過半を占める「ブルーウェーブ」に備える形でバリューシフトを意識しているようである。日経平均は指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きいが、日経平均が売り仕掛け的な売買に押される場面においても、TOPIXの底堅さが意識されていた。このままバリューシフトの流れに向かうかが注目されるところであるが、昨年は通年でのグロース主導による上昇で明暗が分かれていたこともあり、バリューシフトとなれば出遅れ物色の観点からも市場参加者が増えてくることが期待されそうである。 また、日経平均は後場半ばに27002.18円まで下げたが、27000円を割り込んだとしてもTOPIXの底堅い動きが続くようであれば、センチメントを冷ますことはなさそうである。また、マザーズ指数は一時75日線を突破するも上げ幅を縮めており、75日線での攻防が続いている。明確に上放れてくるようであれば、個人主体の中小型株物色も活発化することになりそうである。 《CS》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
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時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
9,447
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時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
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+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8035 東証プライム
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
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時価総額 2,174,285百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,020
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+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17