マーケット
4/25 15:15
37,628.48
-831.60
38,460.92
-42.77
暗号資産
FISCO BTC Index
4/26 6:29:24
10,107,961
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

値がさハイテク株の上昇に支えられた格好【クロージング】

2021/1/5 16:27 FISCO
*16:27JST 値がさハイテク株の上昇に支えられた格好【クロージング】 5日の日経平均は3営業日続落。99.75円安の27158.63円(出来高概算9億8953万株)で取引を終えた。波乱のスタートとなった米国市場の流れを受けて売りが先行したが、東エレク<8035>など値がさハイテク株の強い値動きが下支えとなるなか、日経平均前場半ばに27279.78円と上昇に転じる場面もみられた。しかし、米ジョージア州の上院決選投票を控えた警戒感から上値を積極的に買い上がる流れになりづらいほか、後場に入ると東京都の新型コロナ感染者数が1200人を超えたことが伝わり、日経平均は27073.46円まで下落している。ただし、節目の27000円を割り込まなかったことから下げ渋りをみせて取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは証券、電気機器、金属製品、海運、非鉄金属、鉱業、鉄鋼が堅調。半面、陸運、医薬品、輸送用機器、空運、精密機器、ガラス土石、小売が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレクのほか、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、富士フイルム<4901>、TDK<6762>、安川電<6506>が堅調。一方でファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、ダイキン<6367>、第一三共<4568>、エムスリー<2413>が冴えない。 日経平均は5日線レベルでの狭いレンジ取引であり、全体としては米ジョージア州の上院決選投票を控えていることで結果待ちといったところであろう。物色の流れについてもハイテク株の強い値動きが目立っていたが、指数インパクトの大きいところでの騰落を見る限りにおいては、物色対象のシフトというよりは前日のリバランスといったところである。先物市場では東京都の感染者数が1200人を超えたと伝わると27100円を割り込み、その後は下げ渋る流れとはなったが戻りの鈍さが目立っており、値がさハイテク株の上昇に支えられた格好である。 また、中小型株においてはJASDAQ平均はリバウンド基調が継続しているが、マザーズ指数は75日線に上値を抑えられている。マザーズ銘柄の売買代金上位30のうち、5%以上の上昇率をみせたのはENECHANGE<4169>やAIinside<4488>など5銘柄ほど。反対に5%以上下落した銘柄はココペリ<4167>やBASE<4477>など9銘柄である。物色に広がりがみられてこないと利益確定の流れが次第に優勢になりやすいだろう。 《CS》
関連銘柄 15件
2413 東証プライム
1,883
4/25 15:00
-22.5(%)
時価総額 1,278,429百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
6,308
4/25 15:00
-174(%)
時価総額 12,768,168百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4167 東証グロース
390
4/25 15:00
+10(%)
時価総額 3,085百万円
中小企業向けのDX支援プラットフォームの運営等を行う。全国の地銀や信金、信組と連携、SaaS形式で提供。導入金融機関数は85社。会員企業数は6万4908社。成長投資継続。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/02/23
4169 東証グロース
454
4/25 15:00
-36(%)
時価総額 15,775百万円
電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。24.12期はEV充電器導入支援の拡大を想定。比較・切替サイトの売上回復も続く見込み。5割増収を計画。利益計画は非開示に。 記:2024/03/12
4477 東証グロース
268
4/25 15:00
-6(%)
時価総額 30,013百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4488 東証グロース
6,150
4/25 15:00
-130(%)
時価総額 24,588百万円
AIを活用したクラウド型の手書き文字認識ツールを開発・販売。OEM提供も。「DX Suite」利用ライセンスは増加。リカーリング型モデルは売上堅調。特別損失のはく落等により、24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/02/13
4519 東証プライム
4,860
4/25 15:00
-291(%)
時価総額 8,160,222百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4568 東証プライム
4,766
4/25 15:00
+37(%)
時価総額 9,279,564百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
3,323
4/25 15:00
-84(%)
時価総額 4,133,403百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6367 東証プライム
20,400
4/25 15:00
+130(%)
時価総額 5,979,526百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6506 東証プライム
6,213
4/25 15:00
-224(%)
時価総額 1,656,945百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6762 東証プライム
7,216
4/25 15:00
-141(%)
時価総額 2,805,379百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,342
4/25 15:00
-93(%)
時価総額 4,092,875百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
33,600
4/25 15:00
-1,210(%)
時価総額 15,846,869百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,540
4/25 15:00
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27