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米国株見通し:売り継続も、金融緩和の長期化観測が下支え

2021/1/5 15:26 FISCO
*15:26JST 米国株見通し:売り継続も、金融緩和の長期化観測が下支え (14時50分現在) S&P500先物      3,692.88(+0.63) ナスダック100先物  12,692.75(+7.25) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は15ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 4日の取引で主要3指数は大幅反落。ダウは382ドル安の30223ドルとなったほか、S&Pとナスダックも約1.5%下落した。昨年末にかけて過去最高値圏に上昇していたため、利益確定売りが先行。また、ジョージア州上院議員選の決選投票を控え、民主党の2議席獲得による「ブルーウェーブ」の観測から、株買いは後退した。新型コロナウイルスによる死者数が35万人を超えるなかワクチン供給の遅れへの懸念も、売りを加速させる要因となった。 本日も売りに押されやすい。ジョージア州の決選投票に関しバイデン次期政権の増税路線への思惑から、引き続き買いは抑制されよう。また、英国のイングランド全域の都市封鎖(ロックダウン)で、制限措置の強化が警戒される。そうしたなか今晩発表のISM製造業景況指数は前回を下回る見通しで、減速懸念が広がりやすい。一方、連邦準備制度理事会(FRB)当局者からは金融緩和の長期化に関する見解が示され、株価を下支えする可能性があろう。 《TY》