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前場に注目すべき3つのポイント~もち合いレンジの上限を意識した見方が高まりそう

2020/12/16 8:55 FISCO
*08:55JST 前場に注目すべき3つのポイント~もち合いレンジの上限を意識した見方が高まりそう 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:もち合いレンジの上限を意識した見方が高まりそう ■パーク24、20/10営業損失 赤字転換▲146億円、21/10予想 黒字転換135億円 ■前場の注目材料:安川電、AI実装を事業化、ピッキング・鋳物不良検出 ■もち合いレンジの上限を意識した見方が高まりそう 16日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。15日の米国市場はNYダウが337ドル高だった。ファイザーに続き、モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性が食品医薬品局(FDA)により確認され緊急使用が今週中に許可されるとの期待が高まった。また、与野党の指導者が予算に加え追加経済対策を巡り協議することが明らかになり合意成立への期待から上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の26760円。円相場は1ドル103円60銭台とやや円高に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から買いが先行しよう。再び12月SQ値を上回ってくることから、短期筋のショートカバーを誘い込みそうである。足元で狭いレンジでのこう着が続いているが、下値を切り上げてくることにより、もち合いレンジの上限を意識した見方が高まりそうである。ただし、市場参加者が減少してきていることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、買い一巡後はこう着感が強まりやすいだろう。ただし、押し目買い意欲は強いと考えられ、底堅さは意識されやすいとみておきたい。また、モデルナのワクチン期待が景気敏感株への物色を意識させる一方で、為替市場での円高が重荷となりやすいところではある。 また、SOX指数の強い値動きなどハイテク株への物色も意識されやすく、グロースやバリューという明確なシフトは見られず、全体としてインデックスに絡んだ売買での底堅さが意識されそうである。そのほか、本日はIPOが3社上場する。昨日のIPOは好発進をみせていたこともあり、個人投資家のセンチメントは良好であろう。本日も好調が続くようであれば、他の中小型株への物色にも資金が還流することで広がりがみられてくる可能性がありそうだ。その他、循環的ながらもテーマ株への物色が引き続き活発となろう。 ■パーク24、20/10営業損失 赤字転換▲146億円、21/10予想 黒字転換135億円 パーク24<4666>の2020年10月期業績は営業損失が146.98億円の赤字だった。世界的に感染症の収束の見通しが立たない状況を踏まえ、海外子会社の将来計画の見直しを行った結果、未償却残高のうち24,229百万円を減損損失として計上。20年10月期の営業損益は135億円の黒字に転換する見込み。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30199.31、+337.76) ・ナスダック総合指数は上昇(12595.06、+155.02) ・シカゴ日経225先物は上昇(26760、大阪比+130) ・SOX指数は上昇(2774.80、+38.54) ・VIX指数は低下(22.89、-1.83) ・原油先物は上昇(47.62、+0.63) ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・安川電<6506>AI実装を事業化、ピッキング・鋳物不良検出 ・JR東<9020>「空間自在」分散型まちづくり、JR東・KDDIが協業 ・ユーグレナ<2931>キューサイを買収 ・三井物産<8031>アジアでインフラメンテ、タイ軸に推進 ・村上開明堂<7292>鏡検査にAI導入、傷・ひび割れ99%検出 ・井関農機<6310>ロボトラクター来春投入、有人監視型2機種 ・SCREEN<7735>半導体装置受注600億円台、10—12月期見通し ・日立建機<6305>リチウム電池型電動ショベル、来年度に国内投入 ・NEC<6701>衛星向け装置開発、レーザー光通信速度7倍 ・東京製綱<5981>防護柵拡販、崩壊土砂・落石用、国土強靱化に対応 ・大日本塗料<4611>中国新工場3月稼働、上海工場から塗料生産移管 ・三井化学<4183>太陽光発電量などオンライン診断、来春から小規模事業者向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月貿易収支(予想:+5225億円、10月:+8717億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 13件
2931 東証プライム
541
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時価総額 72,856百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
4183 東証プライム
4,440
6/28 15:00
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時価総額 909,152百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4611 東証プライム
1,323
6/28 15:00
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時価総額 39,308百万円
総合塗料メーカー。1929年に日本電池(現GSユアサ)の塗料部が分離・独立して誕生。重防食分野で国内シェアトップクラス。照明機器事業、蛍光色材事業等も。国内塗料事業はライフサイエンス領域等の育成強化図る。 記:2024/06/18
4666 東証プライム
1,602.5
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時価総額 274,104百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
5981 東証プライム
1,352
6/28 15:00
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時価総額 21,994百万円
1887年創業のワイヤロープメーカー。明石海峡大橋などで採用実績。エレベータロープなどで国内トップシェア。スチールコード、炭素繊維ケーブル等も。27.3期営業利益45億円目標。橋梁ケーブル事業などに注力。 記:2024/06/15
6305 東証プライム
4,308
6/28 15:00
+29(%)
時価総額 926,715百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6310 東証プライム
1,045
6/28 15:00
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時価総額 24,019百万円
大手農業機械メーカー。稲作や野菜栽培用のトラクタや耕うん機等の整地用機械に加え、田植機や移植機等の栽培用機械、収穫用機械を製造、販売する。23年12月期の売上高は過去最高となった一方、販管費が増加した。 記:2024/03/07
6506 東証プライム
5,777
6/28 15:00
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時価総額 1,540,668百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6701 東証プライム
13,245
6/28 15:00
-330(%)
時価総額 3,613,898百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7292 東証スタンダード
5,030
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-20(%)
時価総額 65,893百万円
自動車用バックミラーで国内首位。トヨタが主顧客。OA機器向け高反射ミラーや車載HUD向け曲面ガラスミラーなども。24.3期3Q累計は顧客の生産増を受けて二桁増収・大幅増益に。通期最高業績・大幅増配を計画。 記:2024/02/14
14,500
6/28 15:00
+105(%)
時価総額 1,473,055百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8031 東証プライム
3,651
6/28 15:00
+23(%)
時価総額 11,052,990百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9020 東証プライム
2,664.5
6/28 15:00
+26.5(%)
時価総額 3,022,641百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04