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前場に注目すべき3つのポイント~ワクチン承認から物色対象が変化をみせてくる可能性

2020/12/11 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~ワクチン承認から物色対象が変化をみせてくる可能性 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ワクチン承認から物色対象が変化をみせてくる可能性 ■三井ハイテ、3Q営業利益 黒字転換 18.84億円、通期上方修正 ■前場の注目材料:ソニー、AT&Tのアニメ買収、1222億円 ■ワクチン承認から物色対象が変化をみせてくる可能性 11日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。10日の米国市場ではNYダウが69ドル安だった。週次失業保険申請件数が前週から大幅に増加したため、景気回復が停滞するとの懸念が嫌気された。しかし、米食品医薬品局(FDA)が早ければ本日中にもコロナワクチンの緊急使用許可を認可するとの期待や、ムニューシン米財務長官が追加経済対策協議でかなりの進展があったと報告すると下げ幅を縮小している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の26645円。円相場は1ドル104円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小じっかりの展開が見込まれ、SQに絡んだ売買は若干買い越しといったところか。SQ通過後は方向感の掴みづらい相場展開が見込まれるが、ファイザーのワクチン承認を控えて売り込む流れにはなりづらく、反対に承認となれば反発狙いの買いが向かいやすいところであろう。また、ナスダックは反発しており、半導体株は高安まちまちではあるが、売り材料にはならないだろう。日経平均は26500円処が支持線として意識されやすく、SQ値を上回っての推移となるようだと、心理的にも年末高への期待につながりそうである。 物色の流れとしては引き続き政策に絡んだテーマ株の一角に短期筋の資金が向かいやすい。ただし、ワクチン承認から物色対象が変化をみせてくる可能性も高く、オーバーウィークのポジションは取りづらいところでもある。また、来週からはIPOラッシュが年末まで続くことになる。そのため、テーマ株からIPOに関心が集まるほか、好発進となるようだと還流した資金が利食い対象であった時価総額の大きい中小型株のリバウンド狙いにも向かいやすくなるため、こちらも物色対象の変化を見極めたいところ。 なお、SQ通過後は海外勢はクリスマス休暇に入るため商いは細りやすい。一方で米国では21日のテスラのS&P500指数への組み入れが控えており、S&P500構成銘柄への需給を大きく変化させてくる。一方でフェイスブックの訴訟問題からグロース株への利食い警戒や追加経済対策の年内合意への思惑などもあり、年末まで気の抜けない相場展開を覚悟しておく必要もあろう。 ■三井ハイテ、3Q営業利益 黒字転換 18.84億円、通期上方修正 三井ハイテ<6966>は代3四半期決算を発表。営業利益は18.84億円(前年同期は1.04憶円の赤字)と黒字に転換した。また、未定としていた通期計画を修正しており、営業利益は26億円を見込んでいる。コンセンサス(14億円程度)を大幅に上回る。景気の減速は当初の想定よりも早期に回復しており、直近までの業績では電子部品事業と電機部品事業がけん引している。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(12405.81、+66.86) ・シカゴ日経225先物は上昇(26645、大阪比+15) ・原油先物は上昇(46.78、+1.26) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・米経済対策への期待 ・コロナ向けワクチン開発の進展 ・ソニー<6758>AT&Tのアニメ買収、1222億円 ・日本精工<6471>英社から状態監視システム買収、211億円 ・コクヨ<7984>ショウワノートと提携 ・兼松<8020>DAIZと提携、植物肉を販促 ・双日<2768>中国・山東省の水素サプライチェーン構築調査、NEDOから受託 ・ダイヤHD<6699>少量アナログICの供給基盤構築 ・コンテック<6639>工場内設備を無線化、NECと共同で汎用通信機器 ・ダイナパック<3947>日アで段ボール・パルプモールド増強 ・昭和電工<4004>売上高30年度1.9兆円、半導体など5事業で成長 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
3,883
6/27 15:00
-7(%)
時価総額 971,915百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3947 東証スタンダード
1,825
6/27 14:16
±0(%)
時価総額 18,839百万円
包装資材メーカー。段ボール製品や緩衝材、パレット等の製造、販売が主力。デジタル印刷や印刷紙器、軟包装等も。通販分野は販売数量が増加。23.12期通期は大幅営業増益。24.12期は大幅最終増益見通し。 記:2024/03/04
3,533
6/27 15:00
+9(%)
時価総額 653,255百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
6471 東証プライム
787.2
6/27 15:00
+8.6(%)
時価総額 433,958百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6639 東証スタンダード
2,695
4/27 15:00
±0(%)
時価総額 17,787百万円
FA環境対応の産業用コンピュータ、IoT機器等を手掛ける。IoTソリューションビジネス、環境計測ソリューション等も。22.3期3Qは2桁増益。親会社のダイフクがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/03/02
712
6/27 15:00
-13(%)
時価総額 5,805百万円
自動車機器事業、パワーコンディショナ等のエネルギーソリューション事業、電子機器事業を手掛ける。自動車用点火コイルで世界シェア上位。28.3期ROE20%以上目標。自動車機器は収益構造改革等に取り組む。 記:2024/05/17
6758 東証プライム
13,530
6/27 15:00
+220(%)
時価総額 17,062,439百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6966 東証プライム
6,228
6/27 15:00
-121(%)
時価総額 245,800百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
7984 東証プライム
2,670.5
6/27 15:00
-25.5(%)
時価総額 343,806百万円
国内最大の文具メーカー。オフィス家具やオフィス用品通販でも高シェア。ファニチャー事業は好調。ビジネスサプライ流通事業では大企業向け購買が堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期は2桁最終増益計画。 記:2024/02/13
8020 東証プライム
2,670
6/27 15:00
+10(%)
時価総額 225,615百万円
総合商社。電子・デバイスや食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空事業を展開。官公庁向け航空機ビジネス等に強み。電子・デバイス部門は堅調。モバイル事業などが貢献。24.3期3Qは増収、2桁営業増益。 記:2024/04/13