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NY為替:ECBは追加緩和策発表もユーロは強含み

2020/12/11 7:02 FISCO
*07:02JST NY為替:ECBは追加緩和策発表もユーロは強含み 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円46銭から104円17銭まで下落し、104円22銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が大幅に増加したため、米債利回りが低下。これに伴いドル売りが優勢となった。 ユーロ・ドルは1.2097ドルから1.2159ドルまで上昇し、1.2143ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は、パンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の規模拡大や期間延長、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)プログラムの延長を発表し、ユーロの買い戻しが一時優勢となった。ただ、ラガルドECB総裁がユーロ高を監視するとの方針を示すとユーロ買いは一段落。ユーロ・円は126円31銭から126円74銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3320ドルから1.3264ドルまで下落。ジョンソン英首相が欧州連合(EU)との通商交渉で合意できない可能性が強いとの見方を示したため、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.8885フランから0.8852フランまで下落した。 《MK》