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12月10日のNY為替概況

2020/12/11 5:13 FISCO
*05:13JST 12月10日のNY為替概況  10日のニューヨーク外為市場でドル・円は104円46銭から104円21銭まで下落して引けた。 米先週分新規失業保険申請件数が前週から予想以上に増加し9月中旬来の高水準に戻したため景気の回復が停滞するとの懸念が強まり米債利回りが低下。これに伴いドル売りが優勢となった。 ユーロ・ドルは1.2096ドルから1.2159ドルまで上昇して引けた。 欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り、政策金利や金利のガイダンスを据え置いたほか、パンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の規模拡大や期間延長、貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)プログラムの延長といった追加金融緩和パッケージを発表したが、ほぼ想定通りで一時ユーロの買戻しが優勢となった。その後、ラガルド総裁が物価の下方圧力になるとユーロ高を注意深く関していく方針を示すとユーロ買いが一段落した。 ユーロ・円は126円30銭から126円74銭まで上昇。    ポンド・ドルは1.3320ドルから1.3263ドルまで下落した。 ジョンソン英首相が欧州連合(EU)との通商交渉で合意できるよりも合意できない可能性が強いと悲観的な見方を示したため、通商協定の合意ない離脱への警戒感を受けたポンド売りが優勢となった。 ドル・スイスは0.8886フランから0.8852フランまで下落した。 [経済指標]・米・11月消費者物価指数:前年比+1.2%(予想:+1.1%、10月:+1.2%)・米・11月消費者物価コア指数:前年比+1.6%(予想:+1.5%、10月:+1.6%)・米・11月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.1%、10月:0.0%)・米・11月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.1%、10月:0.0%)・米・先週分新規失業保険申請件数:85.3万件(予想:72.5万件、前回:71.6万件←71.2万件)・米・失業保険継続受給者数:575.7万人(予想:521.0万人、前回:552.7万人←552.0万人)・米・11月財政収支:-1453億ドル(予想:-1985億ドル、19年11月:-2088.83億ドル)[金融政策]・欧州中央銀行(ECB)・主要政策金利(0.00%)、・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限、-0.50%)、・限界貸出金利(上限、0.25%)、すべて据え置き予想「金利は現行、またはそれ以下で維持」「パンデミック資産購入プロブラム(PEPP)の購入枠を5000億ユーロ増額、2022年3月まで9カ月延長へ」「貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)プログラムを2022年6月まで延長。21年に新たな3回のオペ実施へ。利用限度額を引き上げ」「期限を迎えたPEPPの再投資、少なくとも23年末まで継続へ」 《KY》