マーケット
7/1 15:15
39,631.06
+47.98
39,118.86
-45.20
暗号資産
FISCO BTC Index
7/2 0:58:10
10,184,230
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認される【クロージング】

2020/12/1 16:23 FISCO
*16:23JST 調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認される【クロージング】 12月1日の日経平均は反発。353.92円高の26787.54円(出来高概算13億3122万株)で取引を終えた。昨日は、ギャップアップ後は利益確定の流れに押される格好となったが、本日はギャップアップで始まった後は強い基調となり、前日の下落部分を吸収した。11月30日の米国市場は下落となったが、半導体株の一角が堅調だったほか、モデルナのワクチンに対する期待感が高まっていた。また、昨日はMSCIのリバランスの影響もあったとみられており、この需給要因が通過したことから、改めて買い優勢の展開に。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは証券、非鉄金属、金属製品、倉庫運輸、海運、不動産、繊維、その他金融が堅調。半面、その他製品、電力ガス、鉱業、サービス、精密機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、京セラ<6971>が堅調。半面、リクルートHD<6098>、セコム<9735>、エムスリー<2413>、テルモ<4543>が冴えない。 日経平均は前日の買い一巡後からの調整部分をあっさり吸収しており、年初来高値を更新している。上昇する5日線が支持線として機能している形状となる。一方でTOPIXは反発ながらも昨日割り込んでしまった5日線に上値を抑えられており、これによりNT倍率は先物中心限月で一時15.18まで上昇しており、日経225型優勢の相場展開だった。マザーズ指数は煮詰まり感が台頭する中、前日の上昇で25日線を突破していたが、本日はこれを上放れての推移となり、チャート形状ではもち合いを明確に突破した格好である。 マザーズ指数は一目均衡表の雲上限を捉えてきており、明日も強い動きをみせてくるようだとシグナルが好転する。グローベックスの米株先物ではNYダウが200ドルを超える上昇で推移しているほか、ナスダック100先物は100ポイントほど上昇して推移している。師走相場への期待も高まるなか、中小型株への物色が活発化しそうである。本日は日経225型の買いが優勢だったが、ワクチン承認への期待が高まる中においては、利食い一巡後の景気敏感株への押し目買い意欲は強いだろう。また、調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認されたことにより、下値を切り上げてくる展開も意識されてきそうである。 《CN》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,491.5
7/1 15:00
-42(%)
時価総額 1,012,627百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4063 東証プライム
6,238
7/1 15:00
±0(%)
時価総額 12,626,479百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
2,548
7/1 15:00
-105(%)
時価総額 3,798,296百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
8,468
7/1 15:00
-139(%)
時価総額 14,361,389百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
22,150
7/1 15:00
-220(%)
時価総額 6,492,475百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,413
7/1 15:00
+4(%)
時価総額 4,455,131百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,857.5
7/1 15:00
+6(%)
時価総額 2,805,705百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
34,820
7/1 15:00
-80(%)
時価総額 16,422,261百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9735 東証プライム
9,527
7/1 15:00
+30(%)
時価総額 2,222,649百万円
警備サービス最大手。機械警備や常駐警備、現金護送に加え、警備とシナジー効果のある防災、メディカル、保険、地理情報なども展開。強固な顧客基盤に強み。セキュリティサービスや防災の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/29
9983 東証プライム
40,520
7/1 15:00
-40(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10