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調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認される【クロージング】

2020/12/1 16:23 FISCO
*16:23JST 調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認される【クロージング】 12月1日の日経平均は反発。353.92円高の26787.54円(出来高概算13億3122万株)で取引を終えた。昨日は、ギャップアップ後は利益確定の流れに押される格好となったが、本日はギャップアップで始まった後は強い基調となり、前日の下落部分を吸収した。11月30日の米国市場は下落となったが、半導体株の一角が堅調だったほか、モデルナのワクチンに対する期待感が高まっていた。また、昨日はMSCIのリバランスの影響もあったとみられており、この需給要因が通過したことから、改めて買い優勢の展開に。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは証券、非鉄金属、金属製品、倉庫運輸、海運、不動産、繊維、その他金融が堅調。半面、その他製品、電力ガス、鉱業、サービス、精密機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、京セラ<6971>が堅調。半面、リクルートHD<6098>、セコム<9735>、エムスリー<2413>、テルモ<4543>が冴えない。 日経平均は前日の買い一巡後からの調整部分をあっさり吸収しており、年初来高値を更新している。上昇する5日線が支持線として機能している形状となる。一方でTOPIXは反発ながらも昨日割り込んでしまった5日線に上値を抑えられており、これによりNT倍率は先物中心限月で一時15.18まで上昇しており、日経225型優勢の相場展開だった。マザーズ指数は煮詰まり感が台頭する中、前日の上昇で25日線を突破していたが、本日はこれを上放れての推移となり、チャート形状ではもち合いを明確に突破した格好である。 マザーズ指数は一目均衡表の雲上限を捉えてきており、明日も強い動きをみせてくるようだとシグナルが好転する。グローベックスの米株先物ではNYダウが200ドルを超える上昇で推移しているほか、ナスダック100先物は100ポイントほど上昇して推移している。師走相場への期待も高まるなか、中小型株への物色が活発化しそうである。本日は日経225型の買いが優勢だったが、ワクチン承認への期待が高まる中においては、利食い一巡後の景気敏感株への押し目買い意欲は強いだろう。また、調整場面での押し目買い意欲の強さが再確認されたことにより、下値を切り上げてくる展開も意識されてきそうである。 《CN》
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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9,824
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時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
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時価総額 5,362,521百万円
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6954 東証プライム
4,114
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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時価総額 2,217,376百万円
大手電子部品メーカー。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。京都府京都市に本社。事業の選択と集中を推進。中計では26.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/10/20
8035 東証プライム
22,250
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9735 東証プライム
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9983 東証プライム
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