マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 8:17:25
10,026,089
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反落も23500円を上回っての底堅さが意識される【クロージング】

2020/10/20 16:13 FISCO
*16:13JST 日経平均は反落も23500円を上回っての底堅さが意識される【クロージング】 20日の日経平均は反落。104.09円安の23567.04円(出来高概算9億2369万株)で取引を終えた。米国市場の引けにかけての弱い流れを受けて、利食い優勢の展開となった。寄り付き直後にはハイテク株主導で切り返す動きもみられ、一時23674.87円と上昇に転じる場面がみられた。ただし、米大統領選や追加経済対策を巡る行方を見極めたいとする模様眺めムードが強く、その後はマイナス圏での推移が続いた。とはいえ、狭いレンジでのこう着ではあったが、23500円を上回っており、底堅さが意識されている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは陸運の下落率が3%を超えたほか、鉱業、パルプ紙、倉庫運輸、水産農林、空運が軟調。半面、海運、小売が小幅に上昇している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、オリンパス<7733>、京セラ<6971>が軟調。一方で、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が堅調。 ソフトバンクG、ファーストリテが弱い値動きだったことや、前引けのTOPIXの下落率が0.50%を超える下落ではなかったことから、後場のマイナス圏での推移は想定線であったとみられる。一方でこう着ながらも23500円を上回って推移していたことから、同水準ではより底堅さが意識されたであろう。 追加経済対策の期日を迎える米国市場の動向が注目されることになろうが、大統領選前での合意は厳しいとの見方がコンセンサスである。そのため、合意できずに失望としても売り一巡後の押し目を意識したスタンスに向かわせやすい。 中小型株については利食いが強まっている銘柄が散見されるものの、テレワーク関連など政策期待から引き続き注目されている銘柄も多く、資金回転が効いているとみられる。また、今後は決算発表が本格化してくるため、決算を手掛かりとした個別物色の流れが強まりやすいだろう。大統領選通過までは積極的にはポジションを傾けづらいと考えられ、機関投資家は動きづらいところ。その中で個人主体による材料株物色は活発であろう。 《CN》
関連銘柄 7件
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7733 東証プライム
2,174.5
4/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 2,796,172百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10