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日経平均VIは上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続

2020/10/2 13:57 FISCO
*13:57JST 日経平均VIは上昇、米雇用統計発表控え警戒感は継続 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時55分現在、前日比+0.70pt(上昇率3.02%)の23.85ptと上昇している。なお、今日ここまでの高値は24.01pt、安値は23.11pt。 今日の東京株式市場は買いが先行したが、日経225先物は昨日10月1日取引が行われ、昨日は前日比130円上昇しており、今日の日経225先物は朝方は昨日終値水準で推移し、日経VIも昨日水準近辺で始まった。その後、今晩に9月の米雇用統計を控えていることに加え、東証のシステム障害を巡る不安も市場に残っているとの指摘もあり、警戒感は継続し、日経225先物は下げ幅を広げる場面があり、日経VIは前日比上昇した水準で推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》